1.《ネタバレ》 ロビン・ウィリアムス主演の日本未公開作です。全編に渡りロビンの個人技が炸裂する映画なのでそんなロビンが好きな方には楽しんでいただける映画だと思います。前半は政治を面白おかしく風刺し皮肉るトークショーのホストであるコメディアンの彼がひょんなことから大統領選に立候補する。候補者の討論会や演説で国民の心を掴んでいく様はまさにロビンの独壇場。とにかくしゃべりまくってくれるのですがその内容が良く出来ていて面白く笑わせてくれます。しかし電子投票システムの不備に端を発し、後半はサスペンスの様相を呈しガラリと展開が変わります。大統領選の前半もそんな後半も基本的に話は安易にうまく運びすぎる感はありますが、前後半通してロビンの持ち味がよく出ていてまさにロビン・ウィリアムス・ムービーとでも言うべき映画です。