35.面白い事は面白いけど、劇場版を先に見れば良かった。トトの中年期エピソードが劇場版ではざっくりカットされているのがよく分かりました。編集って重要なんだな・・・と思ったり、「えー、トト、そりゃないよ!」と思ってへこんだりと、色々思った完全版でした。 【無雲】さん 4点(2004-02-02 00:37:59) (良:1票) |
34.洋画で初めて泣き、一番多くの人に勧めた作品です。 この映画は、まさに人生の縮図。出逢いと別れ、主人公の人間としての成長をこれだけバランス良く描いている作品は、他にはそうは見当たらないです。 また、この完全版と劇場版とは全く別の作品として考えると、こちらはトトの成長に一番のスポットが当てられている作品で、劇場版はトトとアルフレッドの友情の物語な訳で、どちらも本当に素晴らしい出来栄えで、あとは好みの問題だと思います。 ちなみに、わたしは両方とも大好きです。 【なおてぃー】さん 10点(2004-01-30 21:37:38) (良:1票) |
★33.なんか感動する名作と騒がれているから、1回ぐらい見なくちゃと思って借りた。
ちょっと中だるみした。 でも、見終わってから自分の恋愛感を考え直された。 まぁ、こういう恋愛もあるんだなということで。 そこそこ感動はしたけれど、賞をもらうような作品ですか? それが気になる作品だった。
ハルマゲドンもタイタニックも感動しなかった俺だから、感動の度合いが人と違うのかも? 【吉澤】さん 3点(2004-01-29 17:18:15) |
【犬】さん 7点(2004-01-24 01:10:34) |
31.↓の方と同じ感想です。長すぎ。完全版を観た自分のせいなのかな?と考え込んでしまいました。イタリアという国には憧れますが、イタリア映画は苦手という固定観念が出来上がってしまいました。 |
30.私の感性が乏しいのでしょうか?完全版を見たのがいけなかったのでしょうか?中だるみがちぃ~と辛くて、感動のラストの魅力が半減してしまいました。映画好き皆様の心の1本、共感したかった(;-;) 【るう@】さん 6点(2004-01-17 10:19:36) |
29.劇場短縮版に加えて中年トトとエレナの再会などが描かれている。この部分があることでアルフレードのトトへの父親のような思いが分かる。また好きな映画で社会的には成功したトトが、30年もの間エレナへの喪失感を抱いたまま、精神的には決して幸せとは言えない人生を生きてきたのだとわかる。少年時代、青年時代、中年時代と、映画が好きで映画と共にすごし、歩んできたトトの大河ドラマなのだと思う。あるべき部分があるわけで、この映画が素晴らしいのは変わらない。最大級に大好きです。 【キリコ】さん 10点(2004-01-13 14:33:13) (良:1票) |
28.最悪です. この監督に対しては,作り手としての根本的な姿勢を問いたい.およそ作品というものは,全体のバランスのため,あるいは制作上の足かせのため,身を削るような思いで労苦の産物をそぎ落としていく「編集」作業を経てこそ,最終産物としての体を成します.これは,映画に限った話ではありません.「編集」有ってこその作品ですし,「編集」が変われば最終産物も別物になってしまいます.これほど「編集」プロセスの異なる代物に,同名タイトルを付けて売り出すなど,許されるわけが有りません.プロの作り手がいったん世に送り出した作品は唯一無二,それのみで評価されるべきです.劇場版に感動したからこそ,あえて言わせて頂きたい.プロなら,自分の作品の贋作を作るような真似をするな,ブァカタレ!! |
27.《ネタバレ》 終始ほんわかした映画だった.とにかくこの映画は音楽が凄い.ほんわかした雰囲気をさらにほんわかしてくれる感じ.3時間で結構長かったですがそんなに飽きることなく幸せな気持ちになれる映画でした. |
26.《ネタバレ》 前半は、古き良き時代の映画館を描き..中盤、トトとエレナの切ない恋物語..そして終盤のアルフレードが仕組んだ秘密.. 劇場版とは似ても似つかない展開.. 真実を知ったトトのやり切れなさは、まさに “ヘビー級!” でした.. 感情移入して見ていた私は、「なんて “酷” なことをしたんだ!アルフレード!」 と怒りましたね~.. ラストのアルフレードが残したフイルムをなんとも言えない表情で見つめるトト.. 私も複雑な思いで見つめてしまいました.. 完全版の方が、はるかにストーリーに奥行きがあって面白い.. 心を揺さぶる “名作” です... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-01-05 16:53:44) |
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25.「パラダイス座」を失って変わってしまった町の外観。昔のように、無邪気に抱けなくなってしまった彼女。外見上年をとったが、基本的に昔のまんまの人々。二度と会えなくなってしまった人。そして何より普遍だった、支えとなってくれた人たちの優しさ。 トトのように故郷を離れて戦いに出た人、出たことがある人にとっては感じるところがある映画だと思う。3時間半という(僕にとっては)長い映画だったけど、退屈だとは、ちっとも思わなかった。(この映画、「映画への限りない愛」がテーマってよく宣伝されてるけど、トトの一生を通してアルフレードという人間を解析していく映画なんじゃないのかなあ??) 【池田屋DIY】さん 7点(2004-01-04 11:29:34) |
24.キスシーンで泣けるとは思わなかった・・・最高だよ。アルフレード最高の友達。 【taron】さん 9点(2004-01-03 10:21:18) (良:1票) |
23.あの子役が素晴らしすぎる。私にとっては子供時代が最高潮で、その後の展開も良いのだが、あまりにも終わり方が悲しすぎた。老人に結局再会せずにいたことや、失恋を引きずっている態度に、他人の人生とはいえ、子供時代を見せられているだけに何とかならなかったのかと思う。映画の歴史や音楽が最高にマッチした傑作であることは間違い無い。 【まさサイトー】さん 9点(2004-01-03 03:58:21) |
22.時間は決して逆戻りしないしけど、思い出は美しい。人間のはかない人生を3時間で表現していますね~。 【 バース】さん 9点(2004-01-01 01:04:37) |
21.《ネタバレ》 なぜこんなにも映画の雰囲気と音楽がマッチするのでしょうか?何年たっても変わらない人々の目、心。しかし変わっていくもの、人々の希望となっていた映画館。そして明らかに変わってしまった目をしている、トト。変わらないというのはすばらしいということなのか、変わるというのはすばらしいということなのか・・・。最高です。息子のトトが家に帰ってきたときに、母親が編んでいたものを椅子において息子を玄関に迎えに行くシーン。ほつれていく毛糸で母親がどんな気持ちかを見せるという技法にはほんとに驚かされました。くそっ、それにしても子供がかわいすぎる! 【野次られLOW】さん 10点(2003-12-30 00:28:17) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 非常に美しい世界観があふれた作品。懐かしい白黒映画がともす光と一瞬訪れる影(闇?)、その中で目に浮かぶ涙が光る演出。カメラワークの勝利でもあると思う。キャストがみな表情豊かで素晴らしい。特に少年時代の子。3代続く物語なので、3時間という長い時間もトトの成長段階で一区切りつくので、気分を入れ替えながら見れたのであっという間だった。彼の成長、そして時代の変遷とともに変わる街並み、人。いろんなことが同時進行しているにも関わらずいつまでも変わらないエレナへの想いを持ち続けている姿は中年期のトトの含みを持たせた演技にも分かるように、純粋で印象的。アルフレードの忠告は、少し腑に落ちない部分もあったけど、自分の映写室での孤独感を、トトには味合わせたくない、もっと広いところで自由に羽ばたいて欲しいという願いがあったんじゃないかなぁ。 |
19.劇場版はちょっとおセンチすぎ?と思ってましたが「完全版」を見て、評価が上がりました。ラストの試写室のシーンの意味が深くなった気がします。 【ETNA】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-24 18:34:29) (良:1票) |
18.みんな評価低すぎます!私は、劇場版とは全く別物としてこの映画を観ました。だって、劇場版とこの完全版では、監督の伝えたいテーマって違うと思うんです。劇場版ではひたすらトトの映画への愛、アルフレードとトトのノスタルジックな関係を描いていると思うのですが、この完全版ではもう一つ、トトとエレナの恋愛関係がじっくりと描かれています。トトの青春時代が長くてダレる~と言う意見もうなずけなくはないのですが、それはあくまでも壮年期への伏線に過ぎません。このトトの壮年期は、少なくとも私は劇場版よりも感動が大きかったです。エレナの娘に会うシーンあたりから、もうボロボロでした。アルフレードの言うとおりに恋愛を捨てて、本当にトトは満足なのか。名誉を勝ち得た事で、トトは真の幸せを手に入れたのか…。このラストは、劇場版のものより、強く私の心に残るものになりました。そして何より、ジャック・ペランが本当に素敵です。泣きたいッと思うなら劇場版がオススメですが、この映画を本当に理解したいのならこちらを観るべきです。 【Ronny】さん 10点(2003-12-19 01:17:13) (良:1票) |
17.完全版しか見ていませんが、皆さんのレビューを見て、どの部分が劇場公開版との差異か大体分かりました。トトが故郷に帰ってきてからラストまでの展開が大幅追加部分なんですね。完全版しか見ていないため劇場公開版と比較しているわけではない私にも、確かにこの追加部分は非常に長く感じました。大体このテの現在(序章)→過去の追想シーン(本章)→現在(終章)という構成の映画というものは、序章と終章は短いものです。だけどこの映画の場合は、時が現在に戻ってからのボリュームがかなりあって、本章と比べても同じくらいの比重があったような気がします。で、この追加部分が、純粋に映画へのノスタルジックな愛情を描いた美しい作品を、世俗的な作品に変えてしまった、というような意見を書かれている方々の気持ちも何となくうなづけます。初恋は美しい想い出のままにしておいてほしかったとか、或いはいい年した中年男女のラブシーン自体が、絵的にあまり美しくない(失敬…)というのもありますしね。ですけど、個人的には、この部分が無かったら現在の状況を説明する謎解きの部分が抜け落ちることになるのではないかと思います。自分が望む展開か否かは別としても、事実として「そういうことだったのか」と納得しましたからね。まあ、そんなわけで追加部分の賛否はさておき、作品としては個人的に可もなく不可もなくという程度でした。昔の映画に全く造詣の無い私にとっては、この作品の中で取り上げられている映画も全然知らないし、映画を楽しんでいる観客のリアクションとか、この映画の演出自体、何となくわざとらしすぎて少々鼻についた感もあります。 |
16.こういうセンチな感覚って日本人ならすんなり受け入れられたのだが、欧州人にも通じるものだったのかというのが、最初の印象。この映画には悪人がひとりも出てこない。皆それぞれの小さな人生を精一杯生きている。観た後ちょっと切なくて嬉しくなる作品です。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 15:50:38) |