なまくら刀のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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なまくら刀

[ナマクラガタナ]
(塙凹内名刀之巻)
1917年上映時間:5分
平均点:5.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
コメディサイレント時代劇アニメモノクロ映画ショート(短編映画)
新規登録(2008-06-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-09-05)【イニシャルK】さん
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3.《ネタバレ》 「日本最古」の風格がまったくないアニメーション。劇場で開いた口がふさがらない状態になりまして。
おそらく、間違いないと思ってますが、幕末時代から切り絵を使った影絵ベースの「ライブアニメ」はあったし、興行師もいたわけで、そういう文化の延長線でアニメを作ったんだと思うんです。なので、まるでメリエス作品のように背景が固定された舞台のイメージを脱するコトができないで、古いソフトウェアを新しいハードウェアに移植したような、そんな違和感に満ちています(同時代の影絵舞台が伝承されていればまた、見る目も変わるかもしれないんですが…(追記:てか、ペープサート紙芝居の存在を忘れてたわ))。

「◯◯初」、という立場にあったクリエイターが全員そんな風に新技術の可能性に気づかなかったかというとそうではなくて、『月世界旅行』はちゃんとカットを割って月のどアップを挿入したわけですし(少なくとも画面の切り替えが素早くできる、という映画のメリットを知っていた)、『大列車強盗』のオチのアレはシネマスコープではなくキネトスコープ独特の「ひとりで孤独に体験する」という特徴を考えて撮影したんだと思いますし。
『なまくら刀』には、それに相当する何かが足りない。新しい技術に出会ってクリエイターがワクワクしている、あの感覚が伝わってこない。どこまでも読本や絵草紙の延長線の上にある、遠い過去からの職人的な技術を使って実現した、言ってみればアニメではなくカラクリ滑稽本。
残念ではないが、ありがたがるものでは絶対ない、というのが正直な印象です。
エスねこさん [映画館(邦画)] 4点(2015-06-20 17:18:24)
2.《ネタバレ》 フィルムセンターで鑑賞。

別名「塙凹内名刀之巻(はなわへこないめいとうのまき)」。
舞台は江戸時代、買ったばかりの刀で試し切りをしようと座頭に後ろから声をかける。それを馬が脚蹴を食らわすように侍を蹴り飛ばす。
飛び散る☆といった表現。表情の変化も豊かだ。

この後も侍は散々な目に遭い、肝心の刀も実は・・・という見事なオチ。

90年以上前の日本で、既にこれほど豊かな表現に満ちたアニメが生まれていた事に感動した。
すかあふえいすさん [映画館(邦画)] 8点(2015-06-10 18:27:07)
1.《ネタバレ》 日本最古のアニメーション映画。あの時代にこういう笑いがあったんですね☆最古にしては作りも細かく素晴らしいです。
マーク・ハントさん [地上波(邦画)] 5点(2008-06-28 00:07:44)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
5133.33%
600.00%
700.00%
8133.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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