48.《ネタバレ》 三池崇史が撮ったこのトンデモない映画のことはずいぶん前から噂に聞いていましたけど、置いているレンタル屋はなかなかないし、扱ってる店ではいつもレンタル中なうえに気が付けばレンタルビデオ店じたいが身近から消滅してしまいました。今回ようやくCS放送で巡り合うことができて感無量です。 そりゃぶっ飛んでるラストはもはや伝説ですが、開幕からの八分間の映像とサウンドのカッコよさと無茶苦茶ぶりにも痺れます。それにしてもあの“わんこ中華そば”はいったい何ですか、腹に開いた穴から麺を盛大にまき散らせて死ぬなんて、こんな発想が出てくるとは三池崇史は天才か!ハイテンションで始まってもだんだん息切れしてしまうアクション映画がゴロゴロしているのに、テンションを落とさずしかもラストで文字通り大爆発する映画なんて滅多にお目にかかれるもんじゃありません。演出もメリハリが効いていて、無頼漢ながらも家族思いの刑事・哀川翔が良い味出していました。それだけに杉田かおる母娘が誤爆されるシーンはほんと胸が痛みます。竹内力もラストで悟空化してカメハメ波を放出するところでは、あのトレードマークの眼力が消えて意外と可愛い顔になっちゃうのがキュートです。 製作から20年経ったけど、やっぱ三池崇史は本作を超える映画を撮るのはムリみたいですね。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-12-18 20:25:19) |
47.全てが覆された。文字通り、驚天動地としか言い様がない 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-09-24 21:14:44) |
46.いかにも三池な過激なグロが押し寄せる。どんな映画にも意外と馴染む哀川翔とどんな映画でも同じオーラを発散している竹内力がそんな三池の世界から一歩引いたところで別々の物語を生きる。その二人が遂に相見える。ああVシネっぽい、ありがちな対決シーンだ。と思いつつも両巨頭の決着の仕方を心待ちに見る。・・・。車の下から哀川が出てきた。腕をもぎ取る。え?ここでようやく二人は三池の世界に合流するのか。と思ったらそのあと。え?え? で、そのあと。えーーーーっ!? 合流じゃなくてまたいじゃったよ。別の世界に行っちゃったよ。こういうことにお金かけちゃうのってまじで凄い。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-09 16:20:27) |
45.《ネタバレ》 大物役者・曲者役者が集う、無意味の狂宴です。哀川翔のベルトの腰の位置が高すぎで、なおかつ背広の着丈が長すぎです。何がどうだったのかとか、どうでもよくなるくらいのラスト展開は、まさにアハ体験でした。「バランスが大事だ」って城島の同僚が言ってたけど、、、そのバランスを破壊することを愉しんでる映画です。8点献上します。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-13 18:04:03) |
44.《ネタバレ》 香港映画のようなきなくさいマフィアと遠慮のないバイオレンス描写、じっとりした緊張感のある映像は邦画では余り観られないセンスを感じます。石橋蓮司、本田博太郎等キャラクターは特濃で好物だけど、内容はイマイチ退屈でのめりこめない。哀川翔に魅力を感じないタチとしてはキツイかなと。 ラストシーンでは、「これは実は本当にどうでもいい映画なんですよー」と、監督からのメッセージが伝わってきました。どかーん。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-02-20 12:16:36) |
43.そんな最終奥義持ってたんなら、早よ出さんかい! 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-11-15 22:56:22) |
42.邦画史上に名を残す衝撃のラスト! 未見の人は、是非その目でお確かめ下さい!! 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-09 00:53:06) |
【no one】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-23 01:10:15) |
40.《ネタバレ》 出演者を見ると哀川翔と竹内力。Vシネマの帝王と覇王ですね。見る前には、ものすごい銃撃戦、白光する日本刀がヒトを切り刻みそれを無視するような独りよがりの人情劇、というものを想像してました。実は「逃亡者」のほうを先に見たんです。2作目と比較するとこの1作目はずーーーっと破綻度が少ないですね。狂気はレッドゾーンまで描かれていますがこれがVシネと考えれば納得の範囲内です。三池監督独特のアップテンポな殺戮陵辱劇は、見る人を選びますが(女性は無理でしょうね)おいらには苦痛ではありませんでした。警察と犯罪組織のせめぎあいに主人公2人がクロスオーバーするように絡んでいき、最終的に二人は自分の最も大切な家族や友人を失って、不倶戴天の敵同士となっていく。その描き方がおみごとです。ぜんぜん破綻していません。あ、あ、あのときまでは、あ、あの瞬間までは。で、伝説のラスまでは。。。1時間40分をかけてこつこつ積み上げてきたものを2分で全部ぶち壊してしまう。。。三池監督は天才なのか狂人なのか。。多分紙一重なんだろな。これからも彼の作品は要チェック! 【ぐっきい】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-01 01:52:50) |
39.映画史上に残る大どんでん返しをやりやがった問題作。『シベ超』の洗礼を受けるまでは、僕の中ではこれが最大級のどんでん返しでした。でもここのインパクト(あと最初の部分)が強過ぎて、結局どういうストーリーの映画だったのかほとんど思い出せなかったりする。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2005-11-03 15:14:27) |
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38.屈指のバカラスト。ヤクザ映画史に残る数分間だろう。それ以外で覚えているのは哀川翔の変な声と杉田かおるが爆死するシーンだけ。これ、映画館でやった時観客の反応はどんな感じだったんだろう?凄い気になる。 【Qfwfq】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-11-30 16:29:42) |
37.冒頭数分のテンポの良さとスタイリッシュさにはなかなか掴まれました。レンタル店のVシネコーナーに並ぶようなタイプの映画に普段興味のない方にこそ観て欲しい。感嘆するか石投げるかは個人個人の感性と価値観(と映画に対する良識?)次第ですが、三池監督は勇敢だと思います。私だってヒギャアアアアアアアアアってなりましたよアレには。何だろう、アレ。何なんだろう、アレ。なぜ企画が通ったんだろう、アレ。思わず撒き戻して3回観た位です。あのラストを観て1週間位は楽しく生きて行けると思いました。私は。 【ひのと】さん 7点(2004-11-21 12:05:27) (良:1票) |
【PAD】さん 6点(2004-10-13 11:52:51) |
【おでんの卵】さん 8点(2004-09-02 04:22:07) |
34.竹内力と哀川翔のVシネ2代帝王が共演する三池崇監督の初期のR-15指定、 エログロヤクザ系バイオレンス作品。 「刑事と中国残留孤児3世との戦いを描いたバイオレンス・アクション」という知識だけで、 何の先入観ももたず観はじめのだけど、それはもう目を背けたくなるようなシーンや、 心情的につらいシーンで全体が覆われている。 好き嫌いは別として、かなり重めでダークなバイオレンス系作品としては、三池監督の手腕が光り 完成度も高く、十分すぎる出来の本作。 が、クライマックスの約5分程に差し掛かったとき、その価値観は根底から覆されてしまう。 何度も言うけど、内容が好きか嫌いかは別として、これまで地道に築き上げてきたモノを 土台からひっくり返してしまう三池監督の潔さ。 「自分はこれまで、いったい何を見せられてきたのだろうか」という戸惑いで、 ただひたすらバカみたいに笑いが止まらなかった作品である。 【あむ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2004-06-14 19:52:16) (良:1票) |
【すごろく】さん 6点(2004-05-30 21:50:22) |
32.いや~、なんでもアリのオチに笑ったというより苦笑。じゃあ初めから拳銃なんか使う必要ないジャン! 【中岩無洋】さん 6点(2004-03-29 11:20:22) |
31.《ネタバレ》 日本映画のパワーヒッターと言いましょうか、三池監督の会心作。ヤクザと警察の対立を描いた作品で(銃撃戦、裏切り、復讐といった定番所はちゃんと押さえつつ)かなりの見応えがあります。まずはオープニング。短いカットで繋がれていく場面描写は物凄くスピード感あふれ、音楽もいい。見せている内容もエロ・グロ間際の映像で、腹からラーメンが出て来るか?の疑問符も吹っ飛ぶくらいの迫力。中盤は中盤で、ここは一体どこの国と思わせる描写のオンパレード。無国籍すぎるくらいの「場」の撮り方が異様な高揚感を誘います。そして問題のラスト。今まで映画の中で作り上げてきた緊張感を全て「無」にするといってもいいくらいのはじけっぷりに唖然。これを予測できてた人は世界中に誰もいないのでは。ショックでした。暫くは。でもその後、大笑いしてしまいました。ここまでできるなんて。映画の常識以前に人間の思考としての在り方に、新しい脳の使い方を観たような気がしました。自分の中では「傑作である」の言葉しか浮かんできません。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-22 10:40:54) |
30.先輩がビデオ借りてきた。「これ面白いらしいよ」とか言ってんのね。そんじゃまぁ見てみるかーと思ってラベルを見るとなんかVシネっぽい。つーかVシネだ。どうやらヤクザものらしい。この系統苦手なんだよな~と得意の食わず嫌いを発揮してみたが、暇だったし一緒に見てみる。するとどうしたことか、オープニングの映像がかなりイカしてます。銃で撃たれた腹からラーメン飛び出すわ、数メートルに渡って敷かれた麻薬を一気吸いするわ、卓越した映像センスで繰り出される奇天烈な光景に次ぐ光景。これは思わぬ拾い物か?と期待したのも束の間、中盤は実に淡々としたサツとヤクザの物語。退屈だ。あーもう寝るかなーとか思いつつ横見たら、先輩普通に寝てんの。何やってんだよオメーは。そしてラストシーンに近づくにつれて派手なシーンが徐々に増えていくも自分の中の低評価を覆すにいたらず、「まぁ所詮こんなもんかね」と冷めた気持ちで迎えたラスト2分。…………………うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 【コバ香具師】さん 10点(2004-03-18 09:40:47) (良:1票)(笑:3票) |
★29.衝撃のラストにぶっとびました。 前知識を持たず見た友人もぶっとびました。 すげぇ映画だ…。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-02-15 01:27:25) |