7.《ネタバレ》 主人公が博士と婚約者と3人で月へ行くのに説得力なんていらない。
地球の未来とかそんなたいそうなものなどナシ。
娯楽とコメディとごったがえしたSF、これはR・ゼメキス感覚で観てほしい。
宇宙船のデザインが球状というのもコンタクトだし(タイムマシーンでもありました)
主人公と博士の掛け合い漫才のような真剣なやりとりは、
もろバック・トゥ・ザ・フューチャーではないですか!
博士の口調や演技もドクだろう?てな嬉しさです。
月面に着いて外を歩くんだけれど宇宙服に素手っていったい・・
画面に向かって突っ込みながら観ていたら突然、無重力じゃあ~と浮くふたり。
で・・ある基地に到達するのですが、 2001年宇宙の旅そっくりな場面が出てきて苦笑。
あの映画もこれを参考にしていたのか・・
宇宙服のヘルメットを落とし地底深く探検するのですが、
ヘルメットを見つけるもまた変な地底人がわいてきて(弱い)逃げてると、
テレビ画面の横から中のふたりは出てきたのです!!
うそっ!?待て待て!! どこから出てきたんだ・・??
「宇宙船がなくなってるぞ」 それよりあんたらどこから・・??
とポカーンとしていたら別の入り口から入ってゆきました(編集すごすぎ)
地底にはイモ虫のような怪獣が現れたり月星人たちの生活が楽しめます。
翻訳機能を使い月星人のドンと会話する博士。
羽は生えて蜂のデザインですがどう見ても未知との遭遇の異星人。
私はこの普遍的な宇宙人のデザインを見ると安心します。
科学の雑誌などに出てくる異星人はこうじゃなかったですか?
博士とこの異星人は理解しあいやがて博士だけ残ることになります。
冒頭の設定は現在でしてそれからは回想となるのです。
そして博士を残したあとふたりは地球へ帰還。 それからオチにつながります。
ラストは宇宙戦争オチです。
同じ原作者でもあるからでしょうが、 こちらのほうがはっきり言って好き。
ここらもまた突っ込みどころ満載で怒りながら笑いましたが・・
博士が作った世界も見てみたかったなぁ・・ どのくらいの時間を過ごしたんでしょうか。