19.《ネタバレ》 相変わらずトニー・ジャーは敵に対して容赦が無い。 そしてカポエラ使いが凄い、トニー並のキレの良さを見せている。 間接極めは圧巻だが、最後までいくとさすがにお腹いっぱいで疲れた。 つまるところ、ハリウッド風味のマッハ!!だし。 最後がプロレスラーなのもガッカリ・・・。 象の骨をトンファーみたいに使うのは笑ってしまった。 汚職だの少し、ゴチャっとした感があったように思える。 「象が盗まれた!許さねぇ!」というシンプルな話。 だが、気づけば象不要では?と思えなくもない展開になったり。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-02 22:15:26) (良:1票) |
18.さらわれた象を探して悪党を倒すという狂った話でありながら、これが実に当たり前のことのようにマジメに描かれている辺り、タイのみなさんの象への愛情と愛着が感じられました。象をいじめるやつは死ねばいいんだというネイチャーへの熱い思いが日本人の私にも十分伝わり、野生動物を食材としか思わない中国人を倒しまくる場面には大興奮。敵に対する容赦のなさではスティーブン・セガールを超えているトニー・ジャーの魅力がよく出ていました。こういった単刀直入な展開とカンフー(この映画ではムエタイですが)の相性は抜群にいいですね。Xスポーツ軍団にはじまり、カンフー、カポエイラ、剣術、プロレス、オカマというマンガのような異種格闘技バトルはもう最高。トニー・ジャーの圧倒的な身体能力に頼りきった「マッハ!」よりさらに進化し、夢のような対戦カードを準備。それぞれの敵が十分にキャラ立ちしているのがうまいところで、また各自の特性を活かしたアクション演出にも目を見張ります。スタントだけでなく撮影や編集も相当に高度でセンスがあり、格闘バトルをここまでうまく撮るのはハリウッドでもちょっと難しいレベル。絶賛された「007/カジノロワイヤル」冒頭の肉体アクションよりも、こちらの対Xスポーツ戦の方が良くできていたと思います。とまぁカンフー映画としては大満足なのですが、マッハで成功した監督が色気を出そうとしたために映画のバランスが悪くなっているのが残念。前述したようにカンフー映画はシンプルであればあるほど面白いのですが、本作では警察の汚職やマフィアの権力争いなどの不要な展開が盛り込まれてしまっています。またそれが面白ければいいのですが、あまりにもシナリオが下手くそすぎて意味がよくわからないのが致命的。タイ人警官やタイ人コールガールが味方として登場するものの(良い人はたいていタイ人)、結局何の役にも立たないのではいない方がマシ。特にコールガールなどは登場の仕方はいかにも重要なヒロインという感じだったのに、その後何の役割も果たさず、トニー・ジャーを含む主要登場人物との絡みもなく、画面にもほとんど登場しないという素敵な状態。あの女優さんに撮影の途中で何かあったのかなと、こちらが心配してしまうほどでした。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-31 17:41:53) (良:2票)(笑:1票) |
17.《ネタバレ》 トニー・ジャーの肉体やアクションは迫力ありすぎ(@_@) 「マッハ!!!!」に比べるとシリアスになった気がします。あの骨ポキポキは見ててもこっちが痛い!題名の【トム・ヤム・クン!】はコメディっぽい響きで内容からすると少し損してるかも!?w 【うさぎ大福】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-16 23:09:37) |
16.《ネタバレ》 トニー・ジャー、初めて映画を観たけどこれはスゴイですね、もともと映画のスタントをやっていたぐらいだから動きが本物なんですね。ただ料理店に殴り込むぐらいまでは武術と呼ぶには荒っぽくてTVゲームの“龍が如く”みたいなケンカファイトなのか?(笑)って感じだったけど、水浸しのお寺での3連続バトル、四十数人ポキポキバトル、巨漢プロレスラー3対1バトルとたたみかける終盤の展開は理屈抜きに面白かったですね。この勢いでトニー・ジャーの出世作『マッハ!』も観たくなりました。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 18:51:51) |
15.アクションは相変わらず凄いの一言です。しかしストーリーがつまらない。退屈で最後まで観るのが疲れました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-03 16:41:18) |
14.進化したマッハ。ブチギレてから、骨折りすぎ(笑) 【名無しD】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-23 17:19:58) |
13.《ネタバレ》 「マッハ!」から映画として格段進歩している。昔のゴールデンハーベストとジェット・リーのハリウッド版が混ざったようなアクション映画になってしまっているが。多分不評であった、アクション時のリプレイ・スローモーションの多様がしっかり改善されている。トニー・ジャーのアクションは相変わらず凄いの一言、ジャンピングニー気味のヒザ特攻が一番のお気に入り。ストーリーは相変わらず意味不明、親ゾウはアレを捕る為ということで分かるが、子ゾウは食料として連れて来られたと言う事か?そんなアホなである。アクションに関しては見せ方といい文句は無いのであるが、強いて挙げると多すぎる。どんなに上手い食い物も、食べ過ぎたら美味しく無くなるというもの。今回であれば敵が中国系ということでカンフーの達人との勝負をもっと観たかった。ドニー・イェンぐらいの本格派を呼べば良かったと思うが。プロレスラーとか異種格闘技は次回作に廻せば良かったのである。次の題名は「ナンプラー」ぐらいか? 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-16 04:12:40) (良:1票) |
12.いや~イイですね、トニージャー、ストリートファイトって感じがイイ。普通、こういう映画の場合、主人公の戦う理由は恋人なり息子なりがさらわれるってのがベタですが、象ってのがいい。像じゃなくて象ってのがイイ。象はどこだ!?って連呼するのがイイ。それだけに象がどうにかなっちゃったかもって時の怒りっぷりも納得できるし、あれが子供だったら悲惨な気持ちでいっぱいになってしまっただろう。そういう今までにない変?な方向から攻めてくるのが好きですね。 あとやっぱりアクションが若さ爆発な感じがしていい、ジャッキーはもう激しいアクションは出来ないし、ジェットリーはカッコいいor演技路線に行ってしまっているので、今ジャッキーの若い頃のような、無茶なアクションが凄い、カッコいいって思わせてくれる俳優はトニージャーが一番な気がします。 ムエタイってのを前面に出したアクションも未だ新鮮、走りトビ両膝蹴りとか、見てて笑いそうなぐらい爽快だし、必要以上に回る回しげりも凄い。 あとカポエラ使いをあそこまで、しっかり見れる映画も珍しいし、複数の敵の骨をボキボキ折ってくアクションとか、長回しとか、貪欲に新しい事に挑戦しようとしている姿勢が凄く好感が持てる。とにかくとニージャー応援してきます!! 【六爺】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-04 23:26:33) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 「トム・ヤム・クン」って、どんな意味やねん!?(勿論食い物だとは知っていますが)と思っていたら、なるほど店の名前だったんですね(苦笑) ストーリーやキャラ設定などは、やはりどーでもいいって感じです(笑)おまけにテンポの面ではちょっと悪すぎ!?と感じることもしばしば。 でもやっぱりトニー・ジャー。闘いが始まるともうすげー!すげー!状態ですよ。 あの驚異の長回しも凄いですし、皆さんが仰ってるカポエラ使いとの闘いも熱いです。 ラストがプロレスラーってのはちょっと残念ですし、ハッピーエンドなんだかよく判らない終わり方も釈然としません(どっちかって言うと、バッド!?)が、アクションだけなら一級品です。 最近は下手に色々な事に懲りすぎて、肝心のアクションがイマイチな作品が多いですが、そんな中でこの作品は、昔懐かしいカンフー映画の、いい意味での粗さがじっくり堪能できる作品だと思います。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-23 00:45:08) (良:1票) |
|
10.《ネタバレ》 いやー相変わらず凄いアクション。建物を登りながらの超長回しアクションは凄いの一言。そして相変わらずのストーリー。「仏像」が「象」に変わっただけで基本的に前作「マッハ」と同じような内容。それにしてもトニー・ジャー、「象はどこだ?」しか言いません。悪人を前にしても、悪人のアジトに乗り込んでも、希少動物が食材にされてるのを見ても、同じタイ人の女性が人身売買されているのを知っても。そのビタ一文揺るがない姿勢にある意味感動。 【ばたあし】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-10-15 18:27:33) (笑:1票) |
9.トニージャーといえば飛び膝蹴り!最後の最後まで飛び膝蹴り!このしつこさ、いや潔さ、しびれますねぇ。しかし今回アクロバティックな蹴りが異様に目立ちます。ムエタイらしさに欠けます。構えもほとんどないし。このままではジェットリーと区別がつかなくなってしまいます。中盤、女の人達が踊るタイの踊りは良いです。飢狼伝説を思い出しました。 【 - @】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2006-10-02 01:39:03) |
★8.《ネタバレ》 マッハはまだアクションそのもののインパクトでなんとかなったが、期待された2作目もまたこれではやや厳しいかな。仏像や象がタイ人にとって生活に根ざした大切なものだってことは伝わってくるんだけど・・・もうちょっとストーリーに面白みを加えたって損はしないだろうに。セリフを排して「感じ取ってください」的にスロー→フェイドアウトの編集の多用もウザったくなってきます。/アクション面では長回しに挑戦していて、あの階段を上がっていくシーンはすべて計算なのか、即興も入ってるのか分からないがスゴイの一言。寺でのバトルはカポエイラ使いだけで良かったかなと思う。カポエイラ使いがカッコいいので、次に出てくる剣士にインパクトなし。その次に出てくるマッチョレスラーで「あちゃ~やっちまったかー」。このマッチョがラストバトルの相手ってだけで-1点したいくらいに、私はアクション映画におけるマッチョ登場がイヤなんです。それと腱を斬る時の『ロミオ・マスト・ダイ』なんかでやってたレントゲンCGも蛇足。/次回作が勝負でしょう。いい加減アプローチ変えないと、一部の格闘映画マニアだけが喜ぶ俳優になってしまうのでは? /追記 空港で人とぶつかってお互い固まるシーンの意味が分からなかったんですが、あれジャッキーのソックリさんだったのね。たしかに似てる。 |
7.前作と同じく観終った後、何にも残りません。その潔さっぷりが気持ちよくすらあります。トニー・ジャーってほんっとに凄いなぁ。その一言で終わってしまいます。観てる間中「うぉー、うぉー、うぉー」と唸り声のような感嘆を上げっぱなしでした。細かいことを言えば・・・というのは野暮なのかも。むしろ緻密な作品にはトニーのアクションは合わないような気がするなぁ。余りにも人間離れしすぎていて・・・ 【よねQ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-07-29 09:31:07) |
6.《ネタバレ》 新宿駅に4時10分に着き、上映開始の20分までにシネマミラノまで走り、劇場の4階まで駆け上がってギリギリ到着しました。 4分間長回し4階まで駆け上がりシーンは素晴らしさに感動します。本当に大変だったでしょう。自分が劇場まで行くのに駆け上がった4階分より何千倍も。 カポエイラとの異種格闘技戦も最後があっけなかったけどベストバウト。 ラストバトルでポーヤイとともに戦い、最後はポーヤイに助けられる。それはそこらのドラマより何倍も感動します。 ただ、ジャーさんの戦い方がムエタイ中心じゃなくて、ただの蹴りやパンチだったり、ラスボスがプロレスラーというのが少し不満です。あと戦闘時のカメラワークや構えがジャッキーっぽかったんですが、やはりそのあたりは意識しているんでしょうか。 【伊藤さん】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-12 00:31:49) |
5.《ネタバレ》 「四十何人関節極め」をやたらと喧伝していたようだが、それよりなにより、一気に駆け上がるロングショットに大興奮!!! それとカポエラの兄ちゃんがカッコよかったところで、ワタシはもう満足ですよ。CGやワイヤー使っちゃってたり、細かいカットで編集が稚拙になっちゃったりと気になるところはあったが、格闘技大好き男には十分満足するデキでしたよ。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-07 02:10:26) |
4.相変わらず凄いアクション。とにかく痛そう。ところが今回アクションや話がつぎはぎの 印象。何か色んなシーンをつなげてみたよ。といった感じでした。あとは戦いに重きをおいたからか。前作ほどの爽快感がない。もっと街中をアクロバティックに逃げ回ってほしかった。 【とま】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-02 23:32:07) |
3.かつて熱かった頃の香港熱血カンフー映画テイスト風。ドラマ部分は編集や演出が悪すぎて話のテンポが悪く、お粗末過ぎるのは痛いが、補って余りある凄まじいアクションシーンの連続には燃える!特に四分長回しワンカットは超絶圧巻! 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-24 21:38:29) |
2.世界進出第一弾というだけあって、てっきり配給会社の命名だと思ってた『トム・ヤン・クン』というタイトル、原題自体がそうでした(苦笑)。 アクションについては特に言う事ないかな。前作と同じなので。 映画としては、ちょっと厳しく言うしかないよなあ…トニー・ジャーのパワーは相変わらずですが、監督のパワーはダウンしてます。いやパワーダウンというより小賢しさが目につくのかな。前回の『マッハ!』は冒頭の木登りシーンで惚れ込んだんですが、アレみたいに力のある荒削りなシーンがあまりない。話題の、格闘しながら4階を登り切る長回しシーンは流石に凄かったです。でも、あれができる力量があるなら他のシーンでも考えてコマを割って欲しかったっすナ。 テーマについては、前作から後退してます。ここも評価が下がる点。前のような「仏教+バイオレンス」という(意外にイケてた)組合せが「動物愛護+バイオレンス」になって、後半で素材の組み合わせの悪さが表面化してしまいました。前作には確実にあった「タイ国民の、どうしようもない現状への怒り」というか、そういうバイオレンスの源泉となるモノが空回りしている感じがしてならないのですね。未回収の伏線があるのも気になります。DVDでディレクターズ・カットを出して欲しいところ。 編集スタイルも問題。全体的に、21世紀のハリウッドの流れを意識した小刻みな編集(研究の成果は感じ取りましたが…)。これって、前作に勝るとも劣らない直線的ストーリーや、前作以上に喋らない主人公には似合っていません。トニー・ジャー作品は変に垢抜けたモノにしようとはせず、採れたての有機セロリのような青臭さを保って欲しいと切望します。感情を表すのが難しい象なんかと共演するより、年輪を感じる爺さん婆さんから無言でセンベツ受け取るシーンの方がググッと来ますから。 どれほど売り上げるかはわかりませんが、次回作へのハードルは厳しくなったと思います…ただね、空港のあのシーン、笑いましたよ! ああいうトボケたセンスの良さは、今後期待したいかも。 ●追記:よく考えたら今回は『マッハ!』みたいに製作期間が取れなかったわけで、締め切りのある急作りだから仕方なかったのかなあ…ある意味、長回しシーンにパワーを注いだ一点豪華主義の映画と言えなくもないですね。お疲れ様でした。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-23 22:33:42) (良:2票) |
1.マッハ!!!ではトニーが敵を倒すたびに爽快な気分になった。 しかし、この作品では殺伐としているだけです。 ジャッキーの様なキャラクターを「アクション純度100%」の彼に求めるのは酷かもしれません。 しかし、前作のように人間性豊かな俳優を常時絡ませるという演出にすれば、観客が感情移入できる作品ができると思います。 それから、この「トム・ヤン・クン」という邦題は何とかならなかったものでしょうか。 日本で言ったら、「上を向いて歩こう」の英題が「ヤキトリ」になったようなもので、タイ国民に失礼です。 次回作に期待します。 【y_osuka】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-04-23 19:43:02) (良:1票) |