86.私はスピルバーグ系列のSFにそれほど思い入れもないので、ノスタルジーに浸ることもなく単なる児童向けファンタジーと捉えた。気持ちを入れて観るには年を取り過ぎてしまった。ただ、少年達ひとりひとりの描写はなかなかキャラ立ちしていて上手いし(太っちょの監督に二枚目の傷心君、爆薬マニア君に神経質メガネ君)紅一点の女の子は女神役にぴったり。好きなことに夢中になる気持ちや初恋の瑞々しさ、それに加えて街を襲う不可思議な事件。いい大人が心をまっさらにして観るにはハードルが高いけど、小、中学生の子が「スーパーエイト観に行きたい」と言ったら安心して送り出せると思う。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-11 00:42:44) (良:1票) |
85.期待せずに観たけれど、裏切られませんでした。過去のいろんな映画へのオマージュとかいろいろ言われてますが、それも然り。悪くはないけど、新鮮味もなし。自主映画を撮る子供達が主役だけど、この作品そのものが壮大な自主映画の様な、そんなお話。最後のゾンビ映画とその後のマイ・シャローナは大正解。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-04-11 23:16:26) |
84.《ネタバレ》 自主映画づくりが趣味の少年たちのSF遭遇劇。 母を事故で亡くして傷の癒えない主人公の少年と、自主映画づくりに客演!?といってイイほどのウマさと美貌をそなえたヒロインの恋模様と、町で次々起る奇怪な出来事の2つの軸でハナシは進みます。 わりと恋模様のほうはイイ感じで進むのですが、奇怪な出来事の方はなかなか全容がつかめません。っちゅーかつかませてくれません。 JJエイブラムスお得意の『見せない』作戦です。確かに興味をそそられる演出ですが魅せるために創ってる映画で延々と『見せない』ってのは結構ストレスですね、わたしの場合は。しかもこの監督さんの場合さんざん引っ張っといて『ショボイ』って前科あるし。 冒頭のグーニーズ感から結構期待して観始めて、列車の事故のシーンで興奮MAX、これは凄いと思いつつ、あまりにしつこい事故シーンに、これはヤバいかもと下方修正。 以後、フラグだらけのミステリー展開に『あーダメだこりゃ』と意気消沈。 ヒロインかわいかったし、少年たちのキャラも立ってたのでもう少し期待したのになぁ。 エンドロールのゾンビ映画、ゾンビ好きにも楽した良作でした! 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-30 06:48:26) (良:1票) |
83.《ネタバレ》 よくわからないんだけど、あの宇宙人?みたいな人は同情してくれればよかったのか?構ってちゃんなのか?それまでに死んだ人や破壊の損害はどうなるんだ?理解できない。 【reitengo】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-09-30 17:31:08) |
82.エイブラムスは「クローバーフィールド/HAKAISYA」のプロデューサーでもあるのに、これはまた懐古的な。 安定感があってわるくない出来ではあれど、デジャヴや師弟のベタベタが苦手な人はダメかも。 スピルバーグの過去作品が五指に余るくらい浮かぶ教科書どおりの映画、SFって「伝統芸」は似合わないのです。 クライマックスで女性コーラスがア~ア~♪とかかるのなんか「うへえ★」となっちゃうし、すべてにおいてレトロスペクティヴな世界。 冒頭の列車事故のシーンも長すぎて途中でアキてしまったし。 そりゃあスピル先生は「よしよし、よくできたね」とご満足だろうけど。 ノスタルジーにひたりたい人やこれから映画を見ようって人向きかな。 同じ80年代自主制作映画少年たちの話でも、「リトル・ランボーズ」みたく新鮮にも作れるのに。 アリス役のエル・ファニングが天使のように可愛いくて、彼女をめぐる少年たちの思いが甘ずっぱく、そこはよかったのですが。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-01 07:00:03) |
81.《ネタバレ》 少年少女の冒険モノとしては及第点。話はベタだが子供たちのキャラが立ってるのが良い。女の子が可愛いので3割増しです。 【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-08-14 00:53:30) |
80.8ミリ映画づくりを通しての甘酸っぱい青春アクションラブドラマ。それだけでお腹いっぱいなのに、なんとこの制作者はそこに宇宙人を絡ませ、しかも敵対するだけでなく心の交流までを描こうとした。この正気と思えない試みは案の定破綻をきたしているわけだが、それでもドラマパートのクオリティで一定以上の面白さを保っている。ある意味惜しい作品。 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-21 02:52:49) |
79.《ネタバレ》 面白かったです。未知の生物との遭遇と恐怖(「未知との遭遇」か「Xファイル」)、少年たちの冒険(「グーニーズ」)、主人公ジョーの成長と初恋(「ET」)、列車事故などの迫力ある映像(「逃亡者」)など2時間詰め込み過ぎぐらいの内容で最後まで飽きさせません。ラストに姿を現した宇宙生物が案外怖くなかったのが残念。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-18 20:48:36) |
78.《ネタバレ》 スーパー8が8㎜フィルムのことだって知らなかったんで、いつになったら8人出るんだろうとか思ってみてました…。みんなと同じレビューになっちゃいますが「グーニーズ」ですよね。これ。この後あの宇宙人が…とか考えちゃだめな映画ですね。こういう映画は割り切ってみれば楽しいと思いますが…。私は割り切ってみられたので楽しかったです。エル・ファニングがかわいかったし、最後のショートムービーもおもしろかったです。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-16 11:56:11) |
77.子供向けの冒険活劇なのかな? 小さい頃見たグーニーズなんかより大人っぽく、今の子は早熟なんだな~と思いました。 ちなみに映画自体は退屈はしなかったです 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-08 19:35:43) |
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★76.《ネタバレ》 地球外生命体が巨大かつ凶暴(知的レベルも高いのはちょっと笑える)。「E.T.」+「スタンド・バイ・ミー」(だったかな?)とCMでやっていたから、この展開には驚いた。かといってモンスターパニック映画としては物足りないし、中途半端な映画だなと…。個人的には主人公とアリスの恋愛模様をじっくり見たかった。親同士の複雑な関係があり、おデブだけどライバルもいる事だし、これで2時間持つよ。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-05 17:02:11) |
75.《ネタバレ》 映画好きな少年達にとって、8ミリなどのホームビデオは夢に近づけてくれる魔法の道具だ。大好きな監督や俳優の真似をして、感動した作品を模倣している時間こそが、夢中になれる何にも変えがたい時間だ。どんな辛いことも悲しいことも忘れさせてくれるものだ。また、そのときの友人はかけがえのないものになる。軍の秘密や宇宙人が絡んでくれば、益々特別な体験になる。一方、このような少年時代の体験を題材にした作品を観た大人たちは、過去に観た自分達の感傷に浸れる作品のイメージと比べてしまいがちだ。宇宙人は人間を襲ってはいけないとか、たいした冒険をしていないなどと、つい、思ってしまう。しかし、そんな先入観のない少年達にとっては、まさにこの作品こそが、後に、自分達の少年時代と重ね合わせることができる、思い入れの一本になるはずだ。仲間と夢中になったこと、淡い恋、家族の絆、誰にでもかけがえの無い思い出はある。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-22 22:56:09) (良:1票) |
74.《ネタバレ》 監督J・J・エイブラムス、製作スティーヴン・スピルバーグで宇宙人モノときたらもう期待するしかないでしょう!しかし…な、なにこれ。結構シリアスで深刻な状況にも関わらず、「子供たちの冒険活劇」に終始しちゃってるのが納得いかない。 子供たちは映画撮影でドタバタ、軍は宇宙人を捕まえようとドタバタ、大人たちは怪奇現象にドタバタ、お父さんたちは軍の陰謀を疑いドタバタ、宇宙人は地元に帰ろうとドタバタ、好きな子を助けようと主人公がドタバタ、主人公が宇宙人をなだめ(説得力はない)宇宙船ができたから帰るわ、じゃあいろいろ経験したことだしお母さんの死を受け入れます、ってそりゃないわ。 成長を描くために誰かを死なせてそれを乗り越えるっていう映画は数多くあるけど、母親の死を最初と最後に取って付けたようなこの作品には説得力がない。 大人でもビビるようなシチュエーションを好きな女の子のため(!)に怖気づく素振りも見せずクールに助けちゃう主人公、勇敢すぎでしょう。きっとこの賢者タイムの裏では中学生男子のリビドーが爆発していたことだろう。 ヒロインのエル・ファニングちゃん、生まれたのが1998年って…さっきやん! 【eureka】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-05-06 12:28:20) (良:1票)(笑:1票) |
73.《ネタバレ》 タイトルの「スーパー8」に懐かしさが押し寄せてきました。中学生くらいから使い、大学(世の中にハンディビデオが流通する直前)まで撮ってました。高校のときは卒業記念じゃないけれど、文化祭用に結構長尺(45分ぐらいだったかな?)の作品?も作りましたよ。何故かシングル8じゃなくてスーパー8を使ってましたね。シングル8の方が扱いやすかったのに。カメラがキャノンだったからかな? などと作品とは関係のない思い出に浸りつつ、改めて作品について振り返ってみれば、全体として満足できない部分(納得できない部分)が多々あるけれど、青春娯楽SF大作(=ジュブナイルSF?)と割り切れば、大いに楽しめる作品ですね。 もう皆さんが殆ど語り尽くしているので細かいことは抜きにして、一定の評価はすべきと思います。まぁ残念なのはストーリーに何にもヒネリがなかったことかな?殆どこれを観た全員が先読みできたのでは?勿論作り手は承知の上でしょうけれどね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-30 11:43:39) |
72.もっと退屈な映画かと思ったらまさかの冒険活劇で楽しめました。ご都合主義的なところがかなりあるけどそこはご愛嬌。あまり、ああでもねえこうでもねえと言う映画じゃあないと思います。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-23 07:39:19) |
71.《ネタバレ》 『スタンド・バイ・ミー』『ET』『グーニーズ』だのの既視感を言う人の多いこと! 子供の群像を扱ってファンタジックな冒険劇をやっただけで・・・。宇宙人の見かけに可愛げがないだの人間を食うからひどいだの、べつにいいジャンという感じでした。ライオンを野性に帰す話だってあるんだしさ。『ロスト』のように謎を引っ張りながらストーリーを進めていく見せ方はうまいなと思いましたし、主人公やヒロインもなかなかいいし、面白く見れました。列車事故の見せ方も、住宅地が戦場になってしまう展開も「うわっ!」と声を上げてしまうほど盛り上がれました。1つ残念だったのは、主人公とヒロインそれぞれの父親にどんな確執があるのかという謎の種明かしが「そんなこと?!」という内容だったことでした。誰が休んだから代わりに事故に遭ったっていう考え方は感情に入ってこないものでした。主人公が宇宙人に「気持ちは分かるよ」と語りかける短い内容は、映画として優しい気持ちにあふれていて良かったと思います。母を失ったばかりの彼が自分自身に対しての気持ちも含めて心から感じていることだから伝わったんでしょう。母の写真が入ったペンダントが主人公の危機を救うアイテムとして使用されなかった展開も「またかよ」感がなくて好感持てました。そのアイテムをラストに効果的に画面に登場させるけれど、それを手放す理由はちょっと不可解。「過去の思い出を手放して、母がいなくなったことを受け入れ、前に進む」という表れなのかもしれないけど、大事にして欲しかったな。その一方で現在生きている家族同士がしっかり手をつなぐ。このあたりがグッと来るだけのエピソードが散りばめられていたら、もっと好きになれたかも。 【だみお】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-03-18 12:08:59) (良:1票) |
70.故郷に帰りたい宇宙人。これだけ聞くと同情できるが、町を破壊し、人間食べて、姿も可愛くないんじゃ同情できません。グーニーズ的な所は良かったかな。 【真尋】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2012-01-28 10:00:30) |
69.《ネタバレ》 スピルバーグ製作総指揮だからか、最初にエイリアンを見せないのは「ジョーズ」を彷彿させその他にも「E・T」、「ジュラシックパーク」、「グーニーズ」などを取り入れているのだろか、それぞれを足して4で割って、残念ながら4割引きみたいな感じでした。 予告編ではもっと偶然撮ったフィルムの行方に焦点が当てられてた気がしたけど、きのせいだったでしょうか・・・。 【こひろ】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-01-22 14:13:25) |
68.「未知との遭遇」「E.T」を相当意識してますね。また「グーニーズ」的要素も少々。 70~80年代のスピルバーク監督作品や彼が製作等で名を連ねた作品で育ち、そして映画人を目指したというエイブラムス監督のスピルバーグに対するオマージュともいえます。 故に、映像の進歩以外には新鮮味は感じられないし、ストーリーの運び方が予定調和過ぎる(良く言えば「王道」」でハラハラ、ドキドキといった感覚も少ない。 無論、自分も80年代のスピルバーグ作品で育ったので、ファンとしてのリスペクトの念もあり、評価は甘めになるが、単なる焼直しで終わってしまうのはどうなの? 新旧実力者がタッグを組むという一報から期待し続けてきただけに、僕らが観たかったのは映像、物語共に「革新的な映画」なんですよ。それこそ「SUPER8」なモノを期待してたんですけどね。。ラストシーンは確かに素晴らしいし、観るものを惹きつける映像力はあるけど、もう一歩足りなかった。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-01-09 20:06:55) |
67.怖がらず勇敢すぎる子供達。故に恐怖感もサスペンス感も恐ろしく薄い。最近のこの手の映画は、先に映像ありきの物語がなおざりというものが多すぎる。 |