ハル(2013)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハル(2013)

[ハル]
2013年上映時間:50分
平均点:6.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-06-08)
SFラブストーリーアニメ
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細谷佳正ハル
日笠陽子くるみ
宮野真守リュウ
辻親八荒波
大木民夫時夫
脚本木皿泉
音楽大島ミチル
主題歌日笠陽子「終わらない詩」
撮影田中宏侍(撮影監督)
製作松竹(「ハル」製作委員会)
ポニーキャニオン(「ハル」製作委員会)
Production I.G(「ハル」製作委員会)
制作ウィットスタジオ(アニメーション制作)
配給松竹
作画咲坂伊緒(キャラクター原案)
録音はたしょう二(音響監督)
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5.短い作品ですが、引き込まれてもっとその世界にしばらく浸りたかったです。きりんは飼えん!
HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-06-10 13:53:02)
4.《ネタバレ》  キレイキレイな絵のアニメって地雷だったりする場合が多いので、これもちょっと怪しい感じがしたのですが、ワリとハマった感じで。

 同じ年に公開された某邦画と物語の構造がモロにカブってたりしますが、その構造はこちらの方が内容を深いものにするために有用な効果を持っているように思います。

 物語に隠された秘密が明らかになる事で、遺された者を見つめる視点が逆に見つめられる視点へと転じ、遡って逝った者の心に触れ、その関係性を多面的に見つめる事ができる、そんな風に思えます。

 この奇妙な雰囲気の映画を象徴するかのような疑問点もキレイな世界の中のシミのように散りばめてあって(料理や片付けがやたらに下手なヘルパーロボットだったり、どう見ても空港で旅立つように思えるのはヒロイン側だったり)、切なく哀しい物語を織り成す要素になっています。

 ロボットだと思い込むとはいえ、自分の中に生じているであろう数々の生理的反応を頭の中でどう理解、処理していたのだろう?という大きな疑問点はあるものの、近未来という設定でありつつ趣きのある和の雰囲気をそのまま残している京都を舞台に、美しくしっとりと描かれたアニメを堪能しました。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2014-02-27 22:19:59)
3.《ネタバレ》 絵は綺麗だし、心に訴えかけてくるモノのある。そうたしかにあるのだけど、ん~・・こう素直に感動できないんだよな~。最後にネタばらしがあるけれど、かえってそれがね、変に捻ってあって素直さを失わせる原因になってしまった気がする。なんで自分をロボットだって思い込むのか?また治療用のあのロボットの行動は、プログラムなのか?まあプログラムでも自意識でも、恐ろしくって逆に引いちゃいます。それに結果的には悪友たちの荒治療!?によって回復したようなもんじゃない。ちょっとそこが納得いかなかったですね。ただ題材やテーマは非常に斬新でユニークなので、そこは評価したいです。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 5点(2014-01-11 22:07:48)
2.《ネタバレ》 つまらない訳ではないんだけど、若干物足りないし、腑に落ちない感もある。時夫の「あの子を助けてやってくれ」という言葉によって生まれ変わったロボット「キューイチ」は笑ったり、泣いたり、照れたり、驚いたりする。そして言葉も極めて人間的だ。だが、それらすべてが「ロボット療法」と呼ばれるプログラムの一部だと考えると複雑な気分になる。悪意はないから「欺き」などという言葉は使わないが、それでも素直に感動するのは難しい。「鉄腕アトム」や「ドラえもん」はあくまで子供向けアニメだからそこを気にすることはない。ドラえもんがのび太を心配したり、励ましたり、一緒に喜び合ったりする行為は人間のそれと同等なんだけど、キューイチはそうはいかないんだな。「あの言葉はなんだったの?」 これが率直な感想になってしまう(心の病を扱っているから描かれた通りではない可能性もあるが)。もう一つ困ったのがリュウの涙。「劇場中編アニメーション」と銘打たれた1時間ほどの短い映画だからか、リュウの心情を知ることは出来なかった。それならばあそこでリュウを泣かせるのは意味がないどころか逆効果。しらけた。2時間とは言わない、せめて1時間30分の枠が与えられていたなら…。そう思わずにはいられない作品。惜しいというか勿体無いかな。
リーム555さん [DVD(邦画)] 6点(2013-12-25 10:04:47)
1.いや~、劇場にアニメを見に行くのは何十年ぶりでしょう。たぶん、『ガンダム』第1作以来だと思います。これもあまりおじさんが見るようなものではないのでしょうが、木皿泉さんが脚本とあらば、見ないわけにはいきません。結果としては、あちこち木皿さんらしいところがあって、やはり足を運んでよかったです。
「神は細部に宿る」などと言いますが、本作では細かいところまで作り込まれ描かれていて、アニメとはいえ現実感があるし、生活感にあふれています。それが特に後半の展開、中でもラストシーンで意味を持ってきます。それによって説得力が出てくるのです。日々の日常生活を大切にするという点では、脚本・監督共通しているようで、これは非常に幸福な出会いだったようですね。
一応近未来の話なので(今から30年後ぐらいの設定らしい)、いろいろ現代と違うところもあるのですが、それをいちいち説明しないのがいい。それによって物語が停滞するのを防いでいますし、作品の本質には影響しないので、説明する必要性も低いのです。「そういうものなんだろう」程度に考えておけば問題ありません。しかし、あれこれ説明してもらわないといけない人は、高く評価しないでしょうね。
従来の木皿作品同様、見る人を選ぶと思いますので、そういう点でも評価は分かれそうです。私は一応、波長に合う作品でした。絵的にも美しく、見ごたえがありまりました。短いですが密度は濃いと思います。
アングロファイルさん [映画館(邦画)] 7点(2013-06-17 22:49:59)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
6120.00%
7360.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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