5.やはりあまりに平和な日常を謳歌し過ぎているせいなのか、人が撃たれるシーンは胸が痛くなります。特に額とか撃たれたりなんかしたら、僕の額までズキズキするんですよ。実は今、これを書きながらも思い出して額がムズ痒い…と言いつつ楽しんでいる自身を見出したりもするから我ながらM属性ありかな?と不安になったりもして…。さて、この映画、予備知識全く無しの状態での鑑賞でしたが、思ったよりも楽しく見れました。しかし、心の底から面白かった!と思えないのは、多分登場人物の「笑い顔」が極端に少なかったからではないかと(っうか思いだせんし)。みんな真顔です。『真剣です』。だからこそ、最後の銃撃戦も不思議な説得力を持って見ることが出来たのだと思います。7点を付けさせてもらおうと思ったのですが、ラブストーリーが私には少々長すぎたので-1点と言う事で…。 【クルイベル】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-08 09:24:12) |
4.さすがマイケル・マンですね。全編最近の警察映画にないリアルを感じ面白かったです。渋さの中にも哀愁が漂ってました。まずオープニングでいきなりの主題歌はもちろんの事FBIだとばれてしまいしかも車に乗ってからの車ごと蜂の巣の銃撃シーンはCMの通りヤバイスですね。あそこは凄まじいくらいリアル過ぎて驚いてしまいました。もうそこから魅入ってしまった。でも脚本がしっかりと練ってないせいかドラマ部分やコン・リーとの恋愛模様が安すぎる気もする。でも映像が良かったのでまぁどうでもいいんですけど。HDカメラを使って撮ったので全編綺麗で良い感じ。HDカメラで撮ると色々細工できるのであんな映像になったのかな。雷のシーンは音と共にいい映像でした。ラストの銃撃のシーンも銃の音が痺れるほどカッコ良すぎて銃声マニアとしては感動。制作費が2億ドル以上かかったのはハリケーンでセットがぶっ壊れたからです。マイケル・マンが悪いわけではない!!DVD発売の時はカットされたシーンが入るという事なのでDVD買う事にします。 |
★3.制作費だけは大作以上だけれども、大作というジャンルに括っていいのか分からない本作のような映画は、見に行くかどうか悩む人が多いのではないか。総括的にいえば、駄作とコケおろすほど酷い映画ではないけれども、万人受けするとは思えない映画であり、手放しで高評価はできないという印象を受けた。 【お勧めできる人】①銃撃戦が特に好きな人、②熱狂的なマイケルマン監督信者、③面白みよりもリアルな世界を味わいたい人、④船とか飛行機とか乗り物が好きな人。 【お勧めできない人】①ありがちなハリウッド大作映画やハッピィーエンドを観たい人、②巨額な制作費が掛かっているから凄い映像が観れると思っている人、③ストーリーの顛末がはっきりと描かれていないと嫌な人、④中途半端なラブストーリーをだらだら見せられるのが嫌な人。 要するにマニア向けの映画である。ハリケーンの襲来など予想不可能な事情があったにせよ、マニア向け映画に巨額な制作費を投じたのはプロデューサーの読みが悪いとしか言いようがない。 <ネタバレ>銃撃戦は見事だ。容赦ない序盤の銃撃戦、ジーナ?のプロ技術をみせつけられた中盤の銃撃戦、迫力あるリアルで壮絶なラストの銃撃戦という三タイプの異なる銃撃戦を描いている。銃撃戦よりも印象に残るのが、銃撃前にソニーが銃の手入れをするシーンだろう。あのシーンのために、映画が相当引き締まり、気合が入り、緊張感が高まった気がする。こういうところがマイケルマンっぽいリアルさを感じられるところ。 また、「内通者は誰か?」という話はどうしたのかと思ったが、ソニー達にはあまり関係ない話であり、FBIの中に内通者がいるということだけでも分かれば、あとはお任せということなのだろう。大胆な展開であるが、その分ラブストーリーに振り過ぎたのは問題だった。「ラストオブモヒカン」を観ている人ならば、マイケルマンがまれにラブストーリーを中心に組み立てるので驚かないが、やや中途半端な仕上がりとなっているのが残念。ラストに繋げるために二人の関係を執拗に描いたと思うが、感情移入できるほどには至っていない。ソニーの微妙な表情などには見応えはあったのだが…もう少し別の角度からの一押しが欲しかった。相棒のリカルドはあまり輝きを放っていたとは思えない。恋人が瀕死の重傷を負うのも、出番を増やし、より感情移入させるための後ヅケ感がする。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-05 00:11:40) (良:1票) |
2.カメラが揺れまくりで、乗り物酔いするかと思いました。ヒヤヒヤドキドキがあまりなく、淡々と話が進んでしまいます。ストーリーの構成は独創的と感じました。かなり実験的要素が含まれているのだと思います。タイトルのマイアミらしさはまるっきりありません。何故、「マイアミ・バイス」にしたんでしょう? 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-09-03 23:22:17) |
1.おもしろかった。今回はソニーとイザベラのラブストーリーに重点が置かれていたので、いつものように熱く闘う男たちを描いてくれることに期待していた身としては少し物足りなかったところもありました。一番期待していた銃撃戦は「ヒート」には及ばなかったですが、銃声音は相変わらず凄いものがありリアルな感じが出ていたと思います。映像は「コラテラル」の雰囲気をそのまま引き継いでおり高解像度カメラを駆使した夜景は美しく毎度のことながら夜の大都会の空撮はニヤリとさせられました。飛行機とボートが疾走するシーンはダイナミックで雷を所々に入れたりする演出や映像という点では、これぞマン作品と思わせる部分がいくつもありました。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-02 14:59:56) |