9.《ネタバレ》 まさか、あの悪いチビ助が愛に溺れてしまうだなんて・・ チビ助よ。あんた嫌いだったけども、まさか君がそこまであのコーラ女子に惚れてしまうとは まるで予想外のことだった。あんた嫌いだったけどもとてもグレートな死に様だったよ 褒めたげる。 ケイリブよ、君はあの一族に混ざると立場的に一生、マスオさんなんだよね。それが居心地悪くて脱走企んだんだよね。分かるよ その気持ち。メイちゃん救えてよかったね。君には勿体無いけど、綺麗なお姉さんなんだからその後もちゃんと大事にお取り扱いしてあげてよね。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-04 20:00:46) |
8.《ネタバレ》 バンパイアものとしては異色の一作。どの辺が異色かというと、 ・長生きすることに苦悩するといったテーマではない ・バンパイアたちがグループ生活なので孤独でもない ・血をもらうにあたっての相手は必ず殺害。プラス死体もろとも現場に火を放つといった半グレ集団のような凶暴性あり。 ・なんと輸血で真人間に復活可能 こう書き出すとバカみたいなB級ホラーに感じるけれど、さにあらず。意外にも輸血復活システムによって話は悲恋の様相も帯び、ここにきて泣かせのクライマックスを迎えたりと、予期せぬ展開を見せるのです。家族愛、仲間との絆、自己犠牲を伴う献身、こんな正道テーマを吸血鬼ホラーに落とし込んだキャスリン・ビグローはかなりの書き手とみました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-11 17:37:02) |
7.《ネタバレ》 映像はリマスターされているようで、あまり古さは感じない。87年製作とは恐れ入った。昨今ありがちなB級ものだが、やはりB級は今も昔もB級であり、あまり進化しないようである。 ※ ランス・ヘンリクセン、最初、ターミネーター役だったって知ってた? 他にも、アンドロイト、今回の吸血鬼等、非人間的な役柄が多い人であるが、見かけによらず、不平を言わずにB級映画に出る良い人らしい。 |
6.《ネタバレ》 吸血鬼一族の映画を作る、という以外には、設定らしい設定もしていない、B級・自主制作感まる出しの作品。しかし、余計な細工をしていないのが思いっきり吉の方向に働いていて、今でもその辺にこういう集団がいるかもしれないという妙なリアリティを感じさせることに成功している。一方で、酒場の襲撃(?)のシーンなんかは、セオリーを無視して自由な演出でやりたい放題。だから、最後の半ば強引な着地も、きちんと決まっています。また、キャメロンつながりの支援と思われるビル・パク先生の超ドアホ役出演も泣かせます。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-07-29 23:51:50) |
5.《ネタバレ》 西部劇風味・ロードムーヴィー・ヴァンパイアの三プロットが絶妙にミックスされた秀作です。『エイリアン2』に出演したばかりのキャメロン組俳優や、『ターミネーター』を彷彿させるトレーラーの爆発シーンなどジェームズ・キャメロン臭は強いけれども、キャサリン・ビグローは実質監督デビューとは思えない力強い演出を見せてくれます。罪のない人間を殺しまくる良く考えたらとんでもないヴァンパイアたちなんですが、疑似家族である彼らの絆がとても悲しく切ないのです。「楽しかったな」と微笑みながら文字通り燃え尽きて果てるランス・ヘンリクセンとジャネット・ゴールドスタインには、思わず落涙です。カルトとしての評価が高い本作ですが、モダン・ヴァンパイアというジャンルを創った功績も忘れてはなるまい。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-17 23:46:19) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ホラーというよりは切ない人間ドラマとして楽しめます。 吸血鬼ものはたくさんありますが、吸血鬼目線の映画は少ないので貴重です。 警察に囲まれたモーテルから脱出するシーンでは、いつの間にか吸血鬼たちを応援していました。 人間をハントするときは情け容赦ないのに、仲間同士では何気ない思いやりがあります。良い人ではないが悪い人でもない、白ではないが黒でもない、このグレーの感覚が何ともいえないですね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-15 20:59:53) |
★3.《ネタバレ》 評価はやや低いが、個性的な映画に仕上がっており、嫌いではない作品。 「ヴァンパイアがひ弱すぎる」「輸血ってなんやそれ」という設定もあるが、なかなかデキの良いヴァンパイアモノとなっている。 逆に、こういったユニークな設定が本作の長所となっているところもあるかもしれない。 また、ヴァイオレンスアクション的な要素だけではなくて、ヒューマンドラマ、ラブストーリー、西部劇・犯罪モノ映画などの要素を付加しており、見応えも意外と十分な仕上がりとなっている。 ヒューマンドラマ、ラブストーリーに関しては、やや中途半端なところもあるが、あまり突き詰めると、本旨とズレてきそうなので、この辺りがちょうどいいバランスともいえる。 ホラー度やスプラッターテイストがいいバランスで抑えられている。 主演の二人もなかなか良い雰囲気を醸し出しており、女性監督らしくそういった魅力を引き出している。 ヴァンパイアになっても人間を殺さないような優しさ、家族に対する愛情を持つ男だからこそ、彼女は彼に惹かれたのかもしれない。 一方で、妖しく、物憂げな魅力をもち、人間を殺せない彼を最後まで見捨てないような彼女に彼は惚れたのではないか。 女性監督らしく、そういった微妙な感覚も描かれているように思われた。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-28 13:47:12) |
2.80年キャメロン組が手がけたB級バンパイア映画の秀作!! WOWOWで見た後、中古VHSで再鑑賞したのですが暗ーい感じと、こもった音が雰囲気出まくりでよかった~。 以前この作品は掲示されていなかったのですが今シネマレビュー見たらあって、ついレビューしました!感謝。キャサリン・ビグロー(キャメロン元夫人)の作品は、とてもクール。 今なお多く作られるバンパイア物でえすが、この作品オススメです! 【オヴリッジ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-03-29 19:48:41) |
1.《ネタバレ》 現代を生きる吸血鬼一族の受難。黒いバンで全米を移動し、西部劇のアウトローよろしく警官隊に追い詰められ、陽光を浴びると枯れ木のように燃え上がる哀しき吸血鬼たち。月夜に照らされたヒロインのジェニー・ライトが実に美しい。こんな娘になら咬まれてみたい。呪われた血を交換することで簡単に人間に戻れるという異色の設定も斬新。脚本のエリック・レッドは、名作『ヒッチャー』も手がけた人。監督はジェームズ・キャメロン(元)夫人のキャスリン・ビグロー。ランス・ヘンリクセンやビル・パクストンといった「キャメロン組」の俳優が出演してます。あんまり有名じゃないけど、これぞ隠れた名作。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-18 23:11:30) |