15.《ネタバレ》 マンネリ気味になりそうなシリーズものを、4作目にして大胆なパラレルワールドものにしての新展開。それをここまで面白く作り上げたのが素晴らしい。 確かに笑いの要素は減っちゃいました。ですがそれは今までにないくらいドラマチックなプロットに路線変更したからでしょう。まさかシュレックで感動するなんて夢にも思いませんでした。 いや、正直最初はシリーズ中一番シュレックを好きになれなかったのです。 妻に子供に友人。更には王族の一員で人々の人気者。こんなリア充な人生に、唾も吐けば毒も吐く。いったい何様やねんお前は。確かに人は、ないものねだりする生き物さ。だとしてもこの映画のシュレックはひどいんでないかい? 結局悪いやつと取引をして、自由気ままに生活できる一日を手に入れちゃうシュレック。でもそのわがままの代償はあまりにも大きすぎたのでした。ちゃんちゃん。 反省。そう、まさに自分自身を省みる物語。本当にかけがえの無いものはすでに手に入れていたのに、その価値にも気付かず自らそれを手放してしまった。あまりに切なくて、暗くなってしまいそうなプロットを、暗くなりすぎないよう見事にエンターテイメントへと昇華させている本作。最後は優しいオチでフィニッシュ。めでたしめでたし。 かなり好きです。こーゆーの。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-08-19 04:12:32) |
14.2、3と劣化してたけど、最後できっちりいい話に仕上げましたね。 大切なものは失って初めてその大切さに気付く。 ありきたりなテーマではあるけど、感動的な締め括りでした。 ネコはどっちの世界が幸せなのかよくわからなかったけどね。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 8点(2019-02-01 15:32:56) |
13.この作品を見るまで怪物確定してからのフィオナの魅力がよく分からなかったのですが終盤あのフィオナに再会できた時は綺麗だなと素直に共感できました。 【spputn】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-12-20 02:59:29) |
12.ついに完結! タイトル(原題)もよいね。 「4」にはしないで、フォー+エバー・アフター(めでたしめでたし)= FOREVER AFTER。 エバー・アフターの強調にもなるし。 内容は(「コナンが一番」さんがおっしゃるように)あの映画に似たパラレル・ワールド、「失ってみて初めてその価値がわかる」パターン。 フィオナは2・3作目とはちょっとイメチェンして野性味あるヒロインに、シュレックが彼女との愛をとりもどせるかがポイント。 太ってブタネコになった長靴猫の必殺技もみがかれて三連発、進化してる・・・☆ 「3」より活気がありますが、画的に物足りないのはキレイどころが少ないせいか。 エンドクレジットは二部構成、一部はスティービー・ワンダーの"FOR ONCE IN MY LIFE"にのってキャラクター総出演、チャーミング王子はこっちに♪ 楽しいけれど、これでホントに終わりかと思うとシンミリしてしまったりも。 (でも長靴猫のスピンオフがありますね。 一番のスターかもだ) 「トイ」も好きだけど優等生なピクサーとちがってイタズラっ気のあるのがこのシリーズの魅力だったけれど、「美女と野獣」な1作目がやっぱり一番よかったかな。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-08 07:00:09) (良:1票) |
11.映画として、楽しめました..シュレック2、3の出来があまりにも悪かったので..期待以上かな..よくあるストーリー展開、元ネタは、名作「素晴らしき哉、人生!」ですね~ 【コナンが一番】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-07-13 12:50:28) |
10.《ネタバレ》 普段の幸せというのは、なかなか気づきにくいものですから、怠慢になってしまったシュレックが暗黒世界に飛ばされて悪戦苦闘することにより日々の暮らしの素晴らしさを再認識するという、あらすじそれ自体はとても共感出来ます。何気ない幸せ、一番大切なものほど、実感がし辛くなるというのは誰でも思うもの。子供だけでなく、夫婦やカップル向けの内容ではあるかも。ただ、それでもやはり高い点数をつけられないのは、そのメッセージ性といつものキャラだけで持っているようなもので、どうにも笑いが乏しい点と、フルCGアニメということでどうしてもピクサーと比べちゃうんだけど、あちらと比較すればやはりストーリーの厚みに乏しいなと感じる点。ドリームワークスはドリームワークスで頑張ってはいるものの、やはりピクサーとは大きな壁があるなと思ってしまう。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-05-17 16:23:22) |
9.最後のスタッフロールの手抜きぶりが全てを物語ってます。制作してる現場もやる気がなかったんでしょうね。 【人面猫】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-05-07 22:57:11) |
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8.あたしの行く映画館では吹き替えしかなかったので、吹き替えで見ました。 良く出来た作品だけど、面白いかというとちょっと微妙です。 物凄くハリウッド映画的ではあるのだけど、子供や外国人まで意識した作りになっているかというと、その意識は物凄く薄いと言わざるを得ないでしょうね。ピクサーなら当然の様に吹き替え版では画面上の英語も外国語に変えるのだけど、この映画ではそうしていないしね。吹き替えで気になったのはやっぱり藤原紀香、あの人本当に成長しないんだよね。話題づくりのキャスティングも大事だけど、それで映画そのものを駄目にする事は無いと思います。 【奥州亭三景】さん [映画館(吹替)] 5点(2011-02-28 12:59:00) |
7.もちろん面白かったです。シリーズ最終回なんですよね、テーマもラストにぴったりな感じでした。大事なものは無くなって初めてその価値に気付くんですね、これは自分も肝に銘じておかないといけないなと思いました。あくまで個人的にですが、劇団ひとりが素晴らしいと思いました。気持ち悪いキャラの気持ち悪い感じを見事に演じていたと思います。かなり気持ち悪かったです。 ただ、3Dはいただけなかったです。最近3D料金が値上がりしてしまった為、余計感じるのですが、3Dっていらなくないですか?? 【sava1100】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-01-08 11:58:56) |
6.《ネタバレ》 醜いグリーンモンスターの大冒険最終章。シリーズを締めくくるには物足りない筋立てです。前作において死に際で大いに笑わせて頂いたカエルの王様は登場せず、ダンディーな長靴をはいた猫はぷくぷくと太っちまって拍子抜けですな。 【獅子-平常心】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-12-28 00:52:44) |
★5.《ネタバレ》 3D字幕版を鑑賞。 ラストなので、たまには吹替え版を見てみようかとも思ったが、やっぱり最後まで全部字幕版で統一することとした。 キレがあるアメリカ声優の方が自分には馴染んでいる。 比較はできないが、喋っている人の顔が頭に浮かばない方がいいかもしれない。 それほど高い評価にはしていないが、最終作としては悪くはない締め方をしたように感じられた。 何かを失って、初めて気付く大切な存在。 愛する人、相手をするのは大変な愛する子ども達、賑やかで騒々しい友達。 彼らと接することにより、何かを失うのかもしれないが、かけがえのない何かを得るということだろうか。 それは平凡でつまらないことなのかもしれないが、大人になるということはこういうことなのかもしれない。 周囲に対して壁を作り、人々から怖れられる“怪物”だったシュレックが、いつの間にか人々から愛される“家族のような存在”になっていったというのも、よくよく考えると面白い。 救われたのはフィオナではなくて、シュレックの方だったという言葉は観た者の心に刻まれるのではないか。 今回のリアルな世界にはアドベンチャーも何もなかったが、潔く清々しい幕切れとなった。 ドンキーももう一つの世界で家族を持てることを非常に喜んでいたのも印象に残っている。 また、シュレック、フィオナ、ドンキー、長靴ネコという個性的な各キャラクターが長年のシリーズを通して、一種のファミリーとして形成されたことも、このようなテーマを語ることができた要因といえるだろう。 爆笑できるようなシーンはあまりないが、随所に挿入されるミュージックのチョイスも悪くはなかった。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-27 22:50:28) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 正直、前作の出来があまり良くなかったので、それほど期待しないで見に行きましたが、まあまあといったところ。パラレルワールドネタというのは、今までのシリーズに飽きた客に新設定で見せようとしてるようにも思えますが、話自体は盛り上がりもあり、いつものようなパロディあり、笑いありでそこそこ楽しめました。慣れない3Dメガネが気になって集中できなかった部分もありましたが…。これで完結ということで心残りはなしです。噂では長靴をはいた猫を主人公にスピンオフが作られるという話ですが… 【蛇蟇斎狐狸窟】さん [映画館(吹替)] 7点(2010-12-21 21:42:35) |
3.《ネタバレ》 いやーよかったよかった大満足です。 舞台は「パラレルワールド」 1作目と同様、今作でも大人にこそ観てほしいテーマを内包しています。 具体的なターゲットは倦怠期になった夫婦orカップルです。 シュッレクが一度は望んだ独身時代の生活。しかし彼がいない、フィオナ姫を助け出さなかった世界でキャラクターの人生が変化しています。 フィオナが言った「あなたは愛する妻も居て、三人の子どもに囲まれて幸せでいる、どうしてそれがわからないの」というセリフを後半、彼は同じようにつぶやきます。 いやいやながらの結婚生活も、実はかけがえのないものだった。それを気づかせてくれます。 しかし長靴をはいた猫のかわいさはシリーズ最高!大満足でこのシリーズを見終えることができました。 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-12-19 14:17:32) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 東京国際映画祭で鑑賞。『ヒックとドラゴン』を51回見た結果、セットで必ずくっついていた長ったらしい予告編を合計5時間57分見るハメになった映画。本編の方がずっと短いわ!って状態ですが、実際にはあの予告編は物語の半分もバラしてはおりませんでした。ディズニーへの皮肉に満ちているように思えながら、その実、ディズニーよりも余程保守的な道を歩んで、シリーズを重ねるごとに「小市民的な幸せこそが最高」と小さな枠に納まり退屈なキャラになっていったシュレック。今回もそのスタンスは予告編からして丸出しで、とても面白い映画にはなりそうにないと思っていました。ですが、完結編ゆえか、小市民的キャラなりの頑張りっていうのを見せてくれるので、つまらないという程ではなく。脇の方がよっぽど魅力的だったこれまでと違って、シュレックを立てる展開になっていて、その置かれた状況により、これまでのキャラ同士の関係がリセットされているがゆえの緊迫感や笑いが生まれて。ただ、もちろんそれは、これまでのシリーズを全て見ている事が前提となる面白さなのですが。獲得した地位をいかに守るかというスタンスばかりで作られるのでは、これ以上続ける事も苦しいので、ここらが潮時なのかもしれません。シュレックというキャラ、そして作品世界のサイズを最後に再確認して幕を閉じるといった風情でした。ラストシーンからエンドクレジットにはシリーズが重ねたその9年の時を感慨深く思った(一作目も東京国際映画祭で見ていて)ものの、そりゃ作品の面白さとは別のセンチメンタリズム。 【あにやん🌈】さん [試写会(吹替)] 6点(2010-10-28 22:44:13) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 心の拠り所がわからないシュレック、つい出来心で悲惨な世界へ!例によって西洋の童話や人気映画(今回は「アバター」?)を巧みに取り入れてあり、最後まで楽しく鑑賞できました。ドンキーあいかわらず最高。猫はドスコイ体型なのにナルシスト、でも憎めません。家族連れで観に行ったら、親の方が実感わくかも。 |