3.《ネタバレ》 どんでんがえし部分がわりと出来が良かったの対し、それ以外に突っ込みどころ盛りだくさんでした。主人公を狙う殺し屋たちが適当すぎます。
看護婦(無関係)の首をコキッとやる。主人公は後回し。
タクシー会社の同僚(無関係)はサクッと殺しといて、ジーナ(タクシーの女性、無関係)はなかなか殺さない。
窓の外に逃げた主人公は逃がすし、逆に注射打たれる。
派手にカーチェイス。目立ちすぎ。
写真展でニアミスするけど結局見つからない。
そしてやばいのは駐車場のシーン。
車をパクって飛んできた女の子にあっさり殺される暗殺チームってどうなんですか。
無抵抗に轢かれまくる下っ端と、無表情で車とともに落ちていくボスキャラに苦笑しか出ませんでした。
妻(じゃなかったけど)は主人公と写真展で堂々とキスするし!緊張感ねえなあ。
妻は暗号を残していましたが、これも「爆弾のパスワードでした」という面白くもなんともない結末に。
ていうかそんな誰でも解ける暗号にするなよ。
んで、その妻は「やべ、爆弾の解除間に合わなかった」で死んじゃうし。コントか。
記憶を取り戻した主人公と再会させたら盛り上がったと思うのに。
ラストも納得いかない。
タクシーの女性ジーナと楽しい旅にって・・・主人公の持っていた葛藤ってそんなもの?
いままで人を殺した罪を悔やむんなら、ちゃんと償ってほしかったし、警察にも思いっきり正体ばらしたのにスルーですか・・。
大味な展開の映画は大好きなのですが、さすがにこれはいただけませんでした。