209.素晴らしき哉、「素晴らしき哉、人生」。ノスタルジーな古き良き時代背景と重なった偉大な脚本が、映像や編集や音効諸々の古めかしいテクニックを吹き飛ばしてくれます。ジーン… と来る。 【460】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-06-02 13:52:57) |
208.素晴らしき哉、我が妻! って題名の方がいいかな。二度の窮地を救ってくれた奥さんに感謝すべし。天使が出てくるの遅すぎだし短すぎ、これなら天使のエピソードない方が良かった。うーん、ここの評価が高いから期待したのに全然感動しなかった。ジョージ子供に八つ当たりしすぎ。 【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-17 13:34:37) |
★207.《ネタバレ》 「友人や困っている人を助けましょう」「自分の命を大切にしましょう」とかなり道徳的すぎるところもあるが、さすがに映画史に残る素晴らしい傑作といえる作品だ。 最近の映画のように、あえて難解にしてこねくり回すよりも、ストレートにメッセージを伝えており、非常に分かりやすい。分かりやすい単純なハッピーエンドだからこそ、多くの人の共感を得られやすいのではないか。現代の映画にはない“良さ”を感じられる作品だ。 また、ジョージがそれほど完全な善人というわけでもないのも気に入った。 彼には、自分の夢はあるが、夢が叶わない苛立ちやフラストレーションを常に抱えているのがよく分かる。 困難にぶち当たったときには、子どもや子どもの先生に八つ当たりしたり、物に自分の苛立ちをぶつけたりもする。 ときには、金儲けの誘惑にも負けそうにもなる。 聖人君子のような、現実にはいないだろうという完全なキャラクターではなく、欠点を抱えた、より現実的なキャラクターとしてジョージは存在している。 ジョージは架空の存在というよりも、自分自身の分身のように感じられるので、より共感を覚えやすくなっているのではないか。 そして、天使の存在も意外といい効果を発揮していると思う。 たいていの人間ならば、「人生は過酷なものだ」と分かっているはずだ。 「人生に奇跡など起きる訳がない」とも知っている。 しかし、天使が登場することによって、本作にファンタジックさの色合いが濃くなる。厳しい現実世界ともやや異なる世界であるとイメージ付けることによって、奇跡が起きても、すんなりと受け入れることができるようになっているのではないか。 そして、ファンタジックな世界ではあるものの、相反する現実的な色合いもまた濃いので、身近にも感じることができる。 虚構と現実のバランスが上手く取れた作品である。 現実世界を序盤に描き込み、天使の登場が終盤までズレこんだのも、功を奏している。 天使も全く天使らしくないのも素晴らしいアイディアだ。 全て計算で演出しているのならば、フランク・キャプラは天才といえるだろう。 観る人によっては、甘すぎ、ご都合主義的だと感じるかもしれないが、たとえ夢が叶わなくても、たとえ自分の人生が思い描いたものでなくても、たとえ平凡な人生でも、「自分の人生もそれほど悪くはないのかな」という錯覚に陥らせてくれるパワーのある映画と感じさせる。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-27 00:01:05) |
206.久しぶりに号泣。「確かに現実は厳しい。何も自分の思い通りにはならない。でも違うだろと。考え方・心の持ち様次第だろって。自分は幸せなんだ、生きている価値があるんだ」と。「自殺大国日本」に今必要なものはまさにこの映画でしょう。主人公が現実に戻って壊れた階段の装飾をも愛おしく感じてしまうシーンが大好きです。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-02-21 13:15:12) (良:1票) |
205.いい映画でした。友人が多いと言うことはその人の人柄に惹かれるんでしょうね。まじめで明るくやさして頼れる人…なれるかなぁ。 【雪駄】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-17 18:40:54) |
204.これまで涙した映画は数あれど、最も心の底から湧き出た涙。 【wood】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-02-11 15:38:54) |
203.見事に単純愚直な人間讃歌である。友を持つ人間は敗残者ではない。この教訓を読み上げるための、このいかにも大衆芸能といわんばかりの騒々しさ。カメラはホークスのように人間を中心に据え続け、あくまで人間中心主義であることを当初から宣言している。当然途方もなく美しいショットなどありはしないのだが、それもかの吐き気がするほどの援助の声で十分感動的なのだからえも言えぬ。ただ、ルノワールやヴィゴの映画に発見できるような俳優への賛辞が見られなかったのは残念である。人間讃歌として、俳優の原初的行動欲求が認められないのは甚大な欠如と言わざるをえない。 【stroheim】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-02-07 14:00:33) |
【キャラハン】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-03 21:38:05) |
201.後味の良さがなんとも格別な古典映画です。人間が絶望の中でいかに希望を見出すかというのはこれからもずっと題材にされるテーマであると思いますが、この作品を超えるのは難しいですね。ファンタジー入ってますが、抵抗はほとんどありません。落ち込ん でるときにこの一本、生きようって気になります。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-01-29 14:41:34) |
200.いつまでも色あせない名作と言っていいでしょう。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-01-26 13:42:11) |
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199.とにかく脚本が素晴らしい! 辛いこと、悲しいこと、人生にはたくさんあります。 そんな時こそ、この作品を観るべきだと思います。 ラストで思わず涙が出てしまった良作です。^^ 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-01-20 04:40:23) |
198.《ネタバレ》 素晴らしきかな人生! は、とくに絶望している人に見てほしい、人生捨てたものじゃないな。。いやむしろ人生って素晴らしいんじゃないのか的な映画であると思います。 とくにラストの感動が激しく心を揺さぶります。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-30 23:03:46) |
197.人生には何一つ無駄な事はない。あなたがいるだけで、ほっとする。無駄になる努力はあるかもしれない、ただ目標に向かい進み続けろ。人より優れている必要はない、ただ心優しい思いやりがあれば。個人的には「スミス都へ行く」「或る夜の出来事」の方が作家キャプラの凄みを表して好きだけど、人間は性悪説の生き物だからこそ善意や思いやりは人の心に残るもの。この映画は絶対にクリスマスにレビューしようと待ちわびておりました。日本の騒々しいクリスマスにはぜひこの名作を! 【Nbu2】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-12-24 11:14:21) (良:1票) |
196.無宗教な私ですが、それでもこの映画を観ると、 神様はちゃんと自分を見ているのだなあ思ってしまいます。 【チビすけ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-12-10 22:22:34) |
195.《ネタバレ》 7点以上をその人にとって好きな映画だとすると、この映画のレビュワーの8割以上が7点以上をつけています。要はこの映画はほとんどの人が好きな映画なのですね。僕ももちろん10点を付けさせてもらいます。映画のレビューになってないかもしれませんが、おそらく見た人は納得してくれると思います。もはや説明なんていらないってことですよね。 |
194.友人があれば敗残者ではない?・・・現代はそんなに甘くない。 【マー君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-28 16:15:52) |
193.《ネタバレ》 ○本作は自分が映画で涙をボロボロ流したいくつかの作品の一つ。まさかこんなに泣かされるとは思わなかった。○あの時味わった感動をもう味わえないんじゃないかとDVDを持ちながら2回目の鑑賞をためらっている。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-10-17 00:14:49) |
192.《ネタバレ》 それほど素晴らしい脚本とは思えない。ご都合主義過ぎ。弟が生きていたお陰で、撃墜された敵国、たぶん日本、のパイロットの家族は不幸のどん底ではないでしょうか?善悪は一面的なものではありません。お涙頂戴のために無理やりこじつけた感じですが、やはり最後は泣かされてしまいました。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-09-23 04:02:46) |
191.《ネタバレ》 本当に心が温まる、感動できる映画。人格者で人気者の主人公ジョージは、叔父さんのミスによってどうしようもないピンチに陥ります。自殺すら考えたそんなとき天使が現れ、ドラえもんの「もしもボックス」的な感じで、「もし自分が存在しなかった場合の世界」を作り出します。自分が存在がいかに多くの人々の人生に影響を及ぼしているかを痛感させられたジョージは、元の世界に戻って、いまここに生きていることの喜びをかみしめるのでした。そして最後は奇跡が。。単なる勧善懲悪の映画では全くなく、人間の生きることの素晴らしさや家族・友人がいることの素晴らしさが存分に描かれていて感動しました。当時の技術の限界か、巧いとはいえないような編集のシーンもありますが、そんなもの関係ないほど内容が素晴らしく、感動したい方にはお勧めの映画です。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-27 02:09:01) |
190.やっぱり映画の良し悪しを決めるのは映像ではなく脚本であることを再認識しました。 沈んだときには、ふと、見たくなる映画です。 |