93.その昔に見た「惑星ソラリス」よりは分かり易かったです。制作側の真意は不明ですが、難解な映画に対するアンチテーゼのようなものも感じました。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-17 22:56:42) |
92.《ネタバレ》 ジョージクルーニーは普段メディアに出る顔から、妻が自殺して苦しんでいる男には やっぱりマッチしなさすぎです。映画に入ろうにも、そこからまず難しかった。 最愛の人を失った事がある人なら、色々考える所のあるストーリーでしたが 最後はただのお安いハッピーエンドで、がっくりしました。 オリジナルは未見なので、ぜひみたいと思います。多分もっともっと良い出来なのだろうと 想像できます。 【梅干御飯】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2007-12-18 18:31:54) |
91.音信不通になった仲間の救出劇を鑑賞したかったのに、途中で宇宙の恋愛映画になっているのは納得できませんでした。映像だけ良くても内容が追いつかないと。 【SAT】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-07-30 23:04:26) |
90.《ネタバレ》 オリジナル版は未見なので比較は出来ないが、これだけで言えば映像は美しく、物悲しい雰囲気、悔恨の情が全面的に映画を包み込んでいる感じは嫌いではない。街のデザインなどを無駄にSF的にしていないところも好み。最初に妻の幻影が現れたときに動揺しポッドで宇宙に放出してしまう感覚も、意外に抵抗無く理解できた。とはいえ内容については難解でほとんど謎は謎のまま残される。明かされる謎についてもはっきりと明示するには至らない感じ。でもまったく訳が判らないというほど判らなくもないし、特に何かが足りないという感じもしないんですなぁ。面白くは無いがつまらんと吐き捨てるほどつまらなくもなかった。うーん、結局のところ「嫌いじゃない」という感想が感想としては的確のようだ。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-07 22:43:10) |
89. 見る人が見れば感動したり面白いと思ったりするのでしょうか。少なくとも私はそういう人ではなかったようです。映像はきれいでしたけど。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-03-21 21:06:51) |
88.まったく、終始ジョージクルーニーのケツ映画だな。 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 1点(2007-03-07 02:00:53) |
87.《ネタバレ》 やってはならないミスキャスト! 元がソ連の映画だから北欧系を使えとは言いませんが、 ジョージ・クルーニーはちょっと・・娯楽的で濃すぎませんか(苦笑) そして相手役の女優さんも違うんじゃないかな。 ハリウッドがリメイクすれば濃くなるのは仕方ないか・・ それにしてもなんでこうリメイクものって、 特にSFはメロドラマになっちゃうんでしょうか。 家族愛人類愛まで手を広げていなくてわかりよいことは評価できるけど、 安っぽくなってしまったなぁ・・ そしてオリジナルでは地球のコピーのような水のある惑星ソラリスが、 これでは眼球か脳のようです。 あの細い川のようなものは脳の血管か? とまで思ったくらいセンスがありません。 異空間にただよう不可思議な幻想はどこに? 哲学SFとして「2001年宇宙の旅」と並ぶ「惑星ソラリス」が・・ 救いは私がこのふたつの作品をあまり好きではないことくらい。 宗教や哲学がかったSF作品としては、 共感ができるのは「未知との遭遇」までですね。 あまりに禅問答なる異空間SFは変な気分になるから。 そういえばこのリメイク版はそのスペース・オペラSFの持ち味でもある、 気持ちの悪さや哀しさが感じられなかった。 個人の恋愛のみのトラウマかとひいてしまいました。 主役をもっとこう薄いだるそうな演技のできる、 エドワード・ノートンでもよかったかと(笑) 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-09-21 07:18:46) |
86.ジェームズ・キャメロンが「これは“惑星ソラリス”のリメイクではなく、“ソラリスの陽のもとに”の新たなる映画化だ」と盛んに強調してましたが、とてもタルコフスキーの呪縛から逃れられたとは思えない。ストーリー上は多少の変更箇所があるものの、ソダーバーグ演出の基本はどう考えてもタルコフスキー版にある。多分「惑星ソラリス」から無駄なカット(文字通り無駄な部分と、「芸術」的に有用でも「物語」的に全く不必要な部分)を削って、「SF」的に重要なシーンを加えれば、ちょうど本作位のサイズになるでしょう。そういう意味で、中々巧くまとめたリメイクだと思います。特にタルコフスキー信者でない私は、これはこれで興味深く鑑賞できました(「退屈・眠い」という意見が多いですけど、これで眠ってたら、本家「惑星ソラリス」なんかとても完走できませんよ)。唯、芸術性云々は良く解りませんが、ラストの衝撃度はタルコフスキー版の方が上でしたね。という訳で、6点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-14 00:00:45) |
85.金を結構かけてる感じなのにセット丸出しっていうSFがあまり好きではないのですが、それに輪をかけて展開が平坦で盛り上がりも無いし正直苦痛でした。100分も無いのに「まだ終わらないのかよ」って感じで。友達でもあるソダーバーグ監督とジョージ・クルーニーが酒の席で「あの惑星ソラリスって映画は良かったよなあ、うちらなりに作り直してみる?」とかで始まった企画なんでしょうか・・・。原作やオリジナルがどうとかではなく、SFというと観客はどうしてもスケールの大きなものを期待してしまうので、狭い規模で内面的な葛藤に悩むって作品は大衆受けしないと思います。 |
84.これほどつまらない映画も珍しい。わけも分からず時間が過ぎていきます。 【doncdonk】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-04-17 19:00:15) |
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83.《ネタバレ》 「イギリスからきた男」で期待していたソダーバーグ。いったいどうしたのか。あの女優さん、趣味悪すぎます。魔女の役しかできないと思うけど。見ているだけで、気分が暗くなる女優さんだ。「とにかく暗いやつをつくろう」だったのかなあ。映画は料理でも、素材があそこまで悪いとどうにもならん。特に、日本人には全く受けないであろう。どっちかといえばはっきり「ブス」といいたい。ああ言ってしまった。二度と見る気がしない。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-11-08 23:19:51) |
82.。。。眠い。。。(>_<) いやいや。。。んとね、テーマを理解してから咀嚼すると、伝わってくるものはたくさんあるんですけどね。 ヒロインがダメだ。。。 ああいうタイプの奥さんじゃ主人公に感情移入できない(^^; これじゃ、単に肉欲にかられて悶々としてるだけの男じゃん。 精神的な絆とかそういう大事なもんが全然描けてないんだもん。。。 もっと清らかで柔らかい感じの奥さんなら、泣けそうなんだけどなぁ。。。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-27 13:35:42) |
81.そんなに悪くはないと思います..ただ、ちょっとマニアックでしたね~ 結末も、よ~く観ないと分かりにくいし... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-12 16:52:48) |
【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2005-08-31 02:31:59) |
79.渋谷ど真ん中の劇場に数人とは…確かに最終の時間ではあったが。だが、おかげで逆に世界に浸れた。映像と音楽が美しい。特に音楽は久々にヒットした。素晴らしい。ソラリスの映像とこの音楽だけずっと楽しみながら眠ってしまいたいと思った。あとは何かもうどうでもいい。タルコフスキー版より取っつきやすい作りになっているはずなのに、タルコフスキー版より何が言いたいのか分からない。ジョージ・クルーニーは女のケツばっか追いかけてるなーと私に印象づけた作品のうちの1つでもある。 【えいざっく】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-07-07 17:01:05) |
78.《ネタバレ》 自殺したはずの妻が現れた1回目、あまりに淡白に殺しすぎだろ! 【カタログ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2005-05-13 23:10:14) |
77.レムの原作やタル版を知っている人から見れば、見れなくもない映画では?ただ、基の深遠なストーリーを「一般的なアメリカ人に理解できる夫婦愛モノ」に仕立て、基の哲学的な空気感を「メリハリのないテンポとぶつ切りなカット割り」で再現しようとするやり方は「頭悪そう」という印象だけを残してしまった感もありますね。「2010年」を見る前の期待と不安、見た後の「最悪ではないけど・・・」という溜息感覚を思い出しました。どうせなら、クルーニーをもっと無名な俳優にして、完全なカルト映画にした方がよかったかも。(でもそうしたら、日本で公開はしてないだろうけど・・・) 【GAGA】さん 4点(2005-03-22 19:06:00) |
76.《ネタバレ》 リメイクものだったんですね。元の作品どころか原作も読んでいないまっさらな状態で見たのですが、正直理解に苦しむ映画でした。また、映画の内容故に仕方が無いにしても、非常に眠気を誘う映画ですね・・・。内容については、ソラリスとは一体何なのか?人間のレプリカを生み出すソラリスの目的とは何なのか?といったこの映画ならでは謎も然ることながら、亡くなった愛する人物がもう一度目の前に現れ、それが人間ではないと知ったら人は一体どうするのか?また、現れた相手が自分自身だったら?地球にいるはずの自分の子供だったら?などなど人間の心理や人間そのものに迫る人間が共通して持っている哲学的な謎をこの映画は提示しています。しかし、ラブストーリーを軸にしたことでいささか焦点がぼやけてしまったような気がします。分かりづらい映画ですが、深読みしようとすれば、底が無いくらいに壮大な解釈が出来てしまう作品ですね。この映画が示唆するものには興味が湧きますが、映画それ自体が僕には少し合わなかったようです。 |
75.これだとSFじゃなくてもいい気がします。ストーリーは最近ありがちな自分探しの話ですね。評価しづらい作品ですが私は、この世界観好きですので点数甘めです。映像もセンスを感じます。 【たかちゃん】さん 5点(2005-02-04 12:15:50) |
★74.タル版は以前ねむけまなこで観た記憶がある程度なので、ここではあえて比較はしないことにする。 ソダ版はアメリカでの散々な評価、大コケぶりや皆さんの点数のグラフの分布からも分かるようにほぼ駄作と決まりつつあるが、自分はこの幻想的でありまた神秘的(特に音楽が良い)であり、哲学性、倫理性を含みつつも愛した人を忘れられない未練たっぷりで、自分の犯した過ちのために前に進めなくなっている男を描いた本作の雰囲気はとても好きである。 それぞれの乗客にとってソラリスは別の意味があるのかもしれないが、ケルヴィンにとってソラリスとは一言でいえば「自分の過ちを償うチャンスが得られる」場所ではなかったか。 一緒に暮らしていても心を少ししか開いてくれない妻の性格等を理解できなく、お互い愛し合っていても理解しあえず、結局死に追いやってしまったその責任や過ちから解放されて前に進むことが出来る場所がソラリスではないか。 しかし、その過ちを償うことができても地球で二人で昔のように暮らすことはもはや出来ない、 そしてこの狭い宇宙船にもそのような場所はない。 詩が語っていた「愛は死なずに死の支配がない」ような世界、愛の中で永遠に生きる事が許された世界がまさにソラリスなのではないかと感じた。 その世界では二人が犯した過ちが全て許される、そして全く今までとは違う新しい生き方ができる場所なのだろう。 ケルヴィンが選択した二人が暮らしているラストの世界がそのような世界だと思う。 ケルヴィンをソラリスに導いたジバリアンは恐らく精神科医として彼を招いたのではなく、彼が再び前を向いて歩けるようにするため友人として彼をこの世界に導いたのではないかとも思う。 倫理的にも面白い部分はあると感じた。 実際の本人とは違う自己の記憶のみで構成された相手。その自分の記憶が正しかろうが誤ってようが関係なく本人に投影される。 そのため、誤った記憶のなかに自分の不存在を感じ、自己崩壊が生じる姿は面白いと感じた。 スノーのように自分を人間だと思う姿もこれまた面白い。 そして何者であれ、本人ではないと分かっていながら姿、形が同じであれば結局愛することしか出来ない人間の哀しさも描かれていると思う。 【六本木ソルジャー】さん 8点(2004-12-25 20:33:09) (良:1票) |