11.若いカップルサクセスストーリーアシスト役のマルクス兄弟が見せるハチャメチャ具合がチョット控え目に感じました。それでも、狭い船室で大人数が押し合いへし合い身悶えている場面での素で嫌そうな顔をしている女性達に大爆笑。紳士淑女が集うオペラハウスで暴れ倒すご贔屓ハーポにも満足出来た快作です。 |
10.マルクス兄弟でミュージカルだの舞台劇だのまたまたロマンスだのって、おいおい、いくら何でも詰め込み過ぎでは?という観る前の予想を良い意味で裏切ってくれる。やはりこのマルクス兄弟が繰り出すドタバタ喜劇が私は好きだ。中でもチコが私は一番好きである。そんなチコのピアノの芸の達者ぶりが素晴らしい。他の二人も相変わらずやってることはどいつもこいつも馬鹿だけど何だか憎めない。愛すべき大馬鹿ぶりに今回も笑わせてもらった。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 20:48:51) |
9.「吾輩はカモである」が面白かったので本作を見たものの、これは合いませんでした。というか、基本的にマルクス兄弟は自分には合わないようだ。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2010-07-18 09:51:20) |
★8.ウディ・アレンが好きなので、マルクス兄弟については名前を前からよく知っていたが、鑑賞するのは、本作が初めてとなった。 ファーストインプレッションは、度肝を抜かれたところもあり、正直凄いとは思った。 しかし、確かに凄いとは思うが、はっきりいって自分の感性には合わなかった。 グルーチョはナンセンスさにはついていけず、ハーポにはちょっとヒイた。 「チャップリン」や「キートン」のこともよくは知らないので、偉そうなことはいえないが、彼らの笑いは単純でストレートだと思う。 マルクス兄弟にも、単純でストレートな部分はあるが、それほど分かりやすい笑いではないと思う。一言でいえば“シュール”な笑いではないか。 古臭さを感じるというよりも、斬新さが目に付いた。 笑いというものをやや超越しているところもある。 多くのコメディアンに影響を与えたことは明白であるが、影響を受けた者はマルクス兄弟の笑いをもっと単純化したものであり、常人が理解できるレベルに落としている。 マルクス兄弟の笑いの真髄は、誰にも真似はできないかもしれない。 テレビのような大衆的な笑いというよりも、地下の小劇場でやるような独自の笑いの世界がある。 初見では少々評価を低くしてしまったが、あまりに毒性が強くて、体が受け付けなかっただけかもしれない。 彼らの笑いは特殊であり、単純というわけではないので、現代の人々の中ですんなりと受け入れることができる人はそれほど多くないような気がする。 しかし、何度も見ていけば中毒症状を起こしそうな深さや怖さは感じられるものだ。 ハマれれば、どっぷりとハマれそうだ。 ストーリーについては全く関心がなかったが、意外としっかりしているのも驚きだ。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-21 22:06:02) |
7.日本語字幕が酷くて、言葉のギャグで笑えないという、ホントに笑えないお粗末。 【Snowbug】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-17 07:23:42) |
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6.う~~、期待が大きかったかな。この映画と私の間にある「時間」という河は、深くて大きかったようです。品の良い笑いのあれこれより、波止場の別れやハープの音色のようなロマンチックなシーンに惹かれました。でもそれがまた短いのよ。ちと残念。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-12-05 00:21:38) |
5.でてくる芸(歌だったり、ピアノ、ハープなど)は、とてつもなくスゴイんだけれど、ギャグの感覚がいまいち合わなかったので・・・。笑いというのは、難しい。 【元みかん】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-07-02 16:28:40) |
4.爆笑、爆笑、感動、爆笑。こんなに腹抱えて笑わせて、それでいて観応えのある映画は、そうはないでしょう!ピアノ芸なども含め超一級の"芸"のオンパレード。思わず唸ってしまいました、凄い。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-23 22:10:35) |
3.マルクス兄弟の映画は二回連続で外してしまったので、もう見限ろうかと思っていたのですがここに来てようやく馴染んだのか、これは凄く面白かったです。相も変わらず滅茶苦茶な内容…(^^;、これがマルクス・ブラザーズの醍醐味ですね。伝説の密室ギャグも去ることながら、階段から転げ落ちるわ幕を這い上がるわで大爆笑。三人の個性も本作ではそれぞれ突出しているように思います。毒吐き暴走のグルーチョ、喋らず能天気なハーポ。サポート・まとめ役、そしてピアノの名手チコ。この三人だけは絶対に死んでも敵に回したくないと、切にそう思ったのでした。 【かんたーた】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-28 13:31:14) |
2. ハンドルネームが示す通り、マルクス兄弟のファンなのですが、MGM得意のミュージカル、オペラ風脚本・演出がどうも好きではなく、一度観ただけで「封印」していた作品。ところが、何年も経ってから再見してみたところ、慌てて自分自身の判断を訂正。これは面白い!開巻からラストシーンまで、冗長なシーンもなく面白さがバランス良く詰め合わせになっているのには驚き。前作『我輩はカモである』の、公開当時の不当な酷評によりピンチに立ったマルクス兄弟を生き返らせた、プロデューサーのアーヴィング・サルバーグの力量はさすがです (現在も、アメリカ映画で優れた脚本に贈られる賞に、その名を残すだけのことはあります) 。 |
1.マルクス兄弟最高!!窮屈な部屋の扉が開いた瞬間などはかなり笑ってしまいました。しかし、大きな見せ場でおこる笑いよりも、素通りしてしまいそうなところでもガンガン笑いを入れてくるあたりがかなり気に入りました。メガネ野郎がたまりませんなぁ。 【マイアミバイス】さん 8点(2004-08-17 21:04:35) |