17.伏線を張ることに一生懸命でしたが、肝心の内容が絶望的に面白くない。下品。くだらない。何の興味も持てない。笑えない。映像もつまらない。伏線回収さえあれば何でもいいという方にはおすすめ。ブラックジョークに関しては好き嫌い分かれると思います。 【エウロパ】さん [DVD(邦画)] 3点(2013-08-18 18:25:51) |
16.《ネタバレ》 死にかけのひとに対し無愛想なとこだとか、弱ってるネコを蹴飛ばすとこだとか、好きになってはいけないシーンも多々あり減点材料てんこ盛りなんですが、それよりも、犬山イヌ子さんの出突っ張りぶりがかなり嬉しい。イヌ子おばちゃんのそそくさな芝居とセリフがもう身悶えしたくなるほど大好きだ。ひょっとしたらというか、もう確実に自分はイヌフェチなのかもしれない 間違いない ^^; そしてもひとり、奥菜恵。こちらもケラリーノ作品前作のおしい殺し方に続く出演なんですが、今回出番は減っても 思う存分持ち味出してる 大倉との掛け合いなんてとにかくおかしい(スタンガンのくだりとか。) そんな奥菜とイヌ子が交わる後半、自分的には おかしさっていったらMAXに。結果、グミチョコよりも おい殺よりも良かったって言えるような気がする。なんべん見ても飽きない 見れば見るほどいろんな発見できるし味が出る。成海璃子はあれでよろし。奥菜とイヌ子その他が濃いだけに。 成海璃子の地味さ加減がちょうどよい。 時にかわゆく見える 走り方が変でおもろい。オールバックの生え際がなんだかリアス式海岸っぽくて面白い。 【3737】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-06-02 20:52:10) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 ケラといえば『有頂天』世代の自分。氏の笑いの感性に初めて触れたのが日テレ系深夜バラエティ『ギグギャグゲリラ』でした。確か総合演出か何かをしていたと思う。今なお大ファンの伊集院光のテレビ初レギュラーだったので、随分熱心に観た覚えがあるのですが、正直まったく面白くなかった。高校生の自分にはハイブロー過ぎました。時は流れて20年。『グミ・チョコ~』と本作を鑑賞してみて、やっと氏のセンスを理解出来るようになった事に気づきました。面白かった。ばっちりハマったって訳じゃないけど、シンクロ率は69%。Ohエロい。初号機の舌でさくらんぼの茎が結べちゃうレベル。十分でしょう。それにテーマも明確に伝わってきました。罪と罰。いや、責任と覚悟。元カレ、グラビアアイドル、コンビニ強盗、雑誌編集者、警察署員全員(!)。主人公は元より、みんな見事に責任を放棄しています。当然、ペナルティを受ける覚悟もない。確かに面倒なことは誰かに「お任せ」できれば楽でしょう。でも、それじゃ人生の醍醐味は味わえない。だって、やりたいことがやれないんだから。意趣返しでムカつく奴らをブタ箱に放り込んだアヤメ署長。自分の行動に責任を持つ覚悟があれば、世界は変えられる。私のページ以外が全部逆さまだと言い切れる。気分爽快です。これからは大変な事も多いだろうけど、辛さの中にこそ本当の喜びがあるって、団鬼六先生も言ってましたよ(嘘。知らない)。アヤメは“笑わされている”ポスターの世界から飛び出しました。これからは、自分が笑いたい時に笑えばいい。それが“正しく”がんばった成果と言えるかどうかは別ですが。一方トラック男も結婚という罰を受ける覚悟を決めた様子。ひき逃げの罪を贖うくらいの盛大な罰を、どうぞ受けてください。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-09 18:27:30) |
14.《ネタバレ》 なんだろ、随所におもしろいところはあるんだけど、話も人も非現実的でめちゃくちゃでとっちらかりすぎな気がした。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-11-21 16:32:13) |
13.《ネタバレ》 「頑張れ。正しく頑張れ。」って、ワタシなら言われたらかなりへこみそうな言葉。でも、犬山イヌ子さんから言われるんなら、納得しそう。そんな感じの、円城寺アヤメや耳川モモらのアイドルの女の子に向けた「オトナのセリフ」がもう少しあると、本作の不安定な感じをときおりビシッと締めてくれて、良かったのではないでしょうか。グラグラするのが、ケラ監督の魅力と思ってますけど(矛盾してる?)。要するに、もう少し緩急が欲しかったということです。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-20 09:40:32) |
12.俯瞰の画の記憶が全く無い映画、ばらまいたエピソードが終結していく様は、基本的につまらなくないのだが、この映画の場合、結構しょぼい。金の使い所が違う気がする、そこそこの役者が出ている割には、警察署内の文化祭のようなセットにはガッカリ、狙いが解らない、コメディとはいえもう少し繊細な演出が必要なんじゃない。 観終わるといろいろ不満があるが、観ている間は意外と楽しかったので次に期待。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-05-08 17:19:28) |
11.この監督は初体験。冒頭の「ソフトな痴漢行為」のようなノリに期待が膨らんだけど、萎む一方で終わった。ちょっとセンスが悪いというか、無理矢理なオーバーアクションが鼻に付いた。登場人物の行動にもう少しリアリティがないと、観るのが苦しくなって来る。全員が中途半端に非常識な常識人。あまりに掴みどころが無く、視点が定まらない。反対に、不条理に笑わせたいのであれば、突込みが足りないと思える。成海璃子はちょっとダイエットすべき。可愛さで市川由衣に負けてたよ。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-02-20 16:30:08) |
10.監督の個性が少し薄まった気がします。まあ 普通の映画っぽくなりました 【紫電】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-10-25 22:33:26) |
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★9.同監督の「おいしい殺し方」に比べると、笑えるところが少ないし、悪趣味で下品なネタが多いのが、ちょっと気になりましたが、それでもケラリーノ独特のセンスが光るところも多く、全体的には楽しめました。成海璃子演じる主人公「円城寺アヤメ」のキャラに深みがあり、荒唐無稽なストーリーにリアリティを与えています。また、奥菜恵とケラリーノ演出の相性の良さは、「おいしい殺し方」同様、ここでも存分に楽しめます。一方、犬山イヌコの持ち味は、ちょっと死んでいた感じですね。ところで、麻生久美子のくだりは必要だったのでしょうか?? 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-11 07:30:07) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-09-23 01:38:08) |
7.ケラ監督と言うことで「おいしい殺し方」とかなり近い作風でしょうか。 ずれまくった道徳観が異様だが笑ってしまいます。わけがわからない部分も多いものの、ストーリーの組み立て方が面白く、多様な登場人物と、その絡み方も面白い。主演の成海璃子の存在感がちょっと薄く、脇の話は面白いのに、本筋が今一歩盛り上がりませんでした。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-06 22:07:52) |
6.もっとドタバタなのかと思ったら結構淡々と進んで行くのですね。 個人的にはもっとやっちゃってよかった気がします。彼氏のポジションがとても微妙ですね。。 「どうしよっかな~」がかわいい。 |
5.小ネタで笑える部分は結構あったけど、全体としては乗り切れない感じで消化不良でした。 成海璃子と永山絢斗のやり取りが長々と続くのだけど、ここがどうもパワー不足。 脇を固める役者が豪華過ぎて、落差が目立ってしまった感じだろうか。 成海璃子は可愛いからいいとして、永山絢斗はいらなかったかも知れない。 それでも、警察組織の仕組みとか勉強になるところもあって、のりピーも一日警察署長をやって帳消しにして貰えば良かったのにと思いました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-08-23 09:48:59) |
4.《ネタバレ》 ケラ版『パルプ・フィクション』、ほんのちょい『ジャッキー・ブラウン』。ブラックな笑い自体はかなり悪ノリしてて個人的には嫌いではないが、映画自体のテンポがあまり良くないように思う。あとストーリー自体が面白くない。最後に良心に傾いちゃうあたりは迎合してしまったか?どうせならもっともっと突き抜けて欲しかったと思う。終わり方は取って付けた感あり。 【xxx】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-08-13 10:16:00) |
3.主役であるはずの成海璃子がなかなか出てこないのでやきもきさせられたが、正直言って彼女が出てくるまでが面白かった。特に強盗3人組みのやり取りが最高。壊れたスタンガンであれだけ笑わせられるとは思わなかった。本筋に入ってからは、展開が不条理すぎてややついていけない部分もあった。女優陣が意外にも豪華で、奥菜恵、麻生久美子、市川由衣、サトエリと、主演クラスの人が揃っており、かなり得した気分。『パルプ・フィクション』を思わせる時間軸の解体と『ワンダとダイヤと優しい奴ら』風のナンセンス・コメディをミックスした秀作。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-11 22:23:32) |
2.《ネタバレ》 ケラが演劇人から映画人に割合的に濃くなってきたことを決定づけた。 時系列粉々系ではかなり面白い。 |
1.《ネタバレ》 アイドルやタレントがよくやる「一日署長」というイベントの意味不明さと警察の不正と揉み消しを風刺したブラックなコメディ。かなりクセのある映画です。過去の作品と比べてもケラ氏の持ち味であるナンセンスやシュールが最も強い作品で、映画に合理性やリアリティを求める人を完全に置いてきぼりにする世界観はケラ氏の舞台を観ている人やこの手のノリが好きな人にはたまらないでしょう。いつもながら凝った会話や小ネタを絡めた複線の数々に感心はさせられます。ただ、登場人物の誰ひとりまともな人間がいないってのはどうなんでしょうか。主人公ですらつかみ所が無いですから(全くグラビアアイドルに見えないうえ、キャラに乗り切れていない成海璃子は明らかにミスキャスト)。いくらナンセンスでシュールとは言ってもきちんとした筋があるわけだから感情移入できる人物のひとりくらいは必要でしょう。前半に出てくる大量の登場人物や一見支離滅裂と思えるシーンが後半にすべて繋がってゆく構成は巧みだし面白いんだけども、あくまで「繋がっている」というだけのものであり(スケッチブック以外は)本筋には大して影響が無いので感心するだけで終わってしまうんですね。これだけ巧みな複線を仕込んでいるならストーリー自体の展開にもっと活かすべきでした。元カレの刑事に殺人癖があるという設定もあまり面白いとは感じられず、かえって無い方がスッキリして良かったのでは。 「おいしい殺し方」「グミチョコ」と傑作が続いていたので期待していましたが今回のはいまいちでした。 【8bit】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-05-07 13:43:58) (良:1票) |