6.《ネタバレ》 全役職オールシークレット。
いいですね。これでこそ人狼ゲームですよ。
キャスティングも最高に良かったと思います。
予言者や霊媒師に性格難アリの人物を配置。視聴者の反感を買いそうな人たちをあえて村人側に。
そして性格でもビジュアルでも好感がもてるタイプを人狼側に配置。心理的なミスリードをさそっています。
個人的には金城渚の人狼は意外でしたね~。
処刑されちゃうときの渚や菜々実の演技は同情をさそうすばらしいもの。その二人がまさかの人狼だったとはね~。
今作では人狼が襲う場面は、遠目にしか映していません。それが逆に良かった。
かたや正義感、かたや理知的で理性的、その二人の美少女はどんな気持ちで人を殺していたんでしょうかねー。
そしてなんと言っても、ラストで明かされる主人公の役職。
その役職の特性を活かして人狼をあぶりだした決着は最高でした。
惜しむらくは『た、タイトルでネタバレしちゃってますよ~。』ってとこでしょうか。
『ビーストサイド』にしろ『クレイジーフォックス』にしろ、サブタイトルがズバリ的を得ていたのが、今回は裏目に出ちゃいましたね~。
朱莉の自己犠牲のシーンも、どうせ死んじゃいないんだろうことがバレバレです。
あとついでに言うと、『死角になっているところでルール違反をしても処刑されない』のであれば、その死角のところで2、3人ずつカードを見せ合えば、簡単に人狼をあぶりだせて犠牲者は最小限に抑えられたんじゃないかな。
もっとも、それじゃ映画にならないわけですが・・・。