7.ジャズピアノの指の動き、一葉の落ち葉、とても美しかった 「グッドプレイス」の哲学論を思い出させてくれた。今を大切に生きるのって簡単に言うけれど難しい。魂の迷子か…みんな毎日必死ですよ。必死って、漢字にするとそういう意味か、とも思えたり(笑) 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-13 11:24:15) |
★6.《ネタバレ》 音楽をテーマにした作品かと思って見てたけど、そうじゃなかった。 生きる意味が音楽じゃなかったというメッセージはちょっと衝撃的。 人それぞれに何か生きる意味があるんだと思って生活してきたけど、生活そのものが生きる意味なんだね。 猫と入れ替わってしまうドタバタコメディも楽しかったし、よく出来た作品だと思う。 でも、特例で生き返らせてもらえるというのはモヤモヤする。 何かの手違いで死んだのならいいけど、そうじゃないのに生き返ってもいいんだろうか??? 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-10-14 03:19:02) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 ピクサー作品だというのに、予備知識もほとんどないし、世間の評判もあまり聞かないまま鑑賞。音楽を映像でみせるのは難しいけど、音楽だけでなく表情や視覚効果も融合した演奏シーンにまず引き込まれる。ところが、人生最大のチャンスと思われた演奏機会の直前に「あっちの世界」に行ってしまった後悔から、なんとか現世に戻ろうと奮闘するあたりは、『インサイド・アウト』のおっさん版の趣きだが、抽象的な映像表現と結構複雑なルールに少し疲れる。物語が一気に動いたのは、主人公ジョーが、問題児22番のメンターになったあたりから。並み居る著名人を蹴散らしてきて22番と、何が何でも現世に戻りたいジョーのやりとりが微笑ましいが、2人を通して描かれるのが「生きる意味」であったことに驚く。個人的には、自分の夢が叶った夜に突然訪れるむなしさ、今度はこれが「日常」になることをうまく受け入れられない感じは、似たような経験があったので、とくにぐっと来た。夢はかなっても日常は続く、という当たり前のことに気づき、「生きる意味」をより深く考え始める主人公。そこからの展開は、予想の範囲を超えるものではないですが、無機質で抽象的な死後・生前の世界との対比で、日々の日常の美しさがとにかくこれまでになく説得的に描かれたアニメーションであり、その描写は涙なしには見られませんでした。物語の設定やバランスに難点がないわけではないのですが、「生きる意味」という難題に果敢に挑み、映像でその答えを示してみせたことで、私にとっては特別な一本になりました。 【ころりさん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-09-05 18:42:18) |
【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-07-26 22:22:41) |
3.《ネタバレ》 数週間ぶり2度目観賞。ピクサーアニメ、バディアドベンチャー・ファンタジー。ちょっぴり哀愁漂う髭面の音楽家と生きる意味を見出せないマシュマロみたいな22番。猫を媒体にして両者が魂入れ替わり。徐々に自分たちの生きる目的を見出していくんだね。吹替版のエンディングテーマ曲はJUJU。 【獅子-平常心】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-25 06:32:34) |
2.ジョーはその後どんな人生を送ったのかな。 ずいぶん大人向けの哲学チックなお話でした。 私は完全に迷子のソウルだな。 【movie海馬】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-01-30 17:10:18) |
1.《ネタバレ》 『インサイド・ヘッド』を手掛けたピート・ドクターだけに、哲学的・宗教的世界観が強めながら、噛み砕き分かりやすく違和感なくアニメーションに落とし込む。ただしストーリーの詰めの甘さが目立つ。数が合わないのは過去に一度もなかったのかな? ジョーみたいなイレギュラーは過去にもいただろうし、22番を救った特例で元の世界に戻れるのは都合良すぎ。穏便に済ませることができる話を拗らせている悪癖も目立つかと。それならもっと尺を割くべき個々のエピソードもあったはずだ。何気ないシーンの美しさ、かけがえのなさを切り取る手腕が素晴らしいだけに残念に思える。夢を叶えても破れても、生きる理由は問わない、ただここにいるだけで良い、はありきたりだろう。分かってはいるけど、それを言ったら負けな感じすらある。それだけ勝ち組社会に洗脳されている、自己肯定感低すぎて満たされなかったというのもあるけれど。 【Cinecdocke】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-01-12 19:35:02) (良:1票) |