45.《ネタバレ》 スタイリッシュでクールなスパイ物。 MI6(英)とKGB(ソ)の二重スパイでもややこしいのに、実はCIA(米)工作員だったという三重スパイなので、話が込み入りすぎて掴みにくい。 シャーリーズ・セロンはクールビューティーでカッコよくて適役。 【飛鳥】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-06-28 07:09:18) |
44.シャーリーズ・セロンは、とにかく「闘う女」「強い女」を演じるのがお好きなようで。それも銃でさっさと片付けてくれればいいものを、多勢に無勢の格闘に持ち込んで痛々しいことこの上なし。百年の恋も一瞬にして冷めそうですが、そもそも男など必要としていない感じです。 それはともかく、最初は軽い感じで始まったのでコメディ風かと思いきや、さにあらず。妙にスタイリッシュではありましたが、それ以上に殺伐としていました。かといって特に緊張感があるわけでもなく、やはり痛々しいだけ。ベルリンの壁崩壊の裏側という舞台設定は面白かったんですけどね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-02 03:25:12) |
43.冷戦終結でスパイモノは成立しにくくなるという点で、ベルリンの壁崩壊時に時代設定するというのはプロット的にはよいと思うのだが、変にオシャレ?なテイストにしてしまったのでちょっとリアリティーが欠如してしまったのが残念。もっとガチでハードな感じでやった方がよかったのではないかと。あとは回想方式というのも緊張感が欠如してしまって、折角の体を張ったアクションも結局無事に生き残って聴取されているという現実から一歩引いて見てしまうという難点がある。ラストへのもって行き方上こうなってしまったのだろうが、もうちょっと工夫できたのではないかと。 |
42.《ネタバレ》 スタイリッシュでありつつ、傷つくリアリティもちゃんと描いたところは、これまでにないやり口。 シャーリーズ・セロンの凄みを感じさせる映画。 ただ、ストーリーが複雑で彼女が何のために戦っているのか、何のためにあそこまでズタボロにならなければならないのか、が共感できなかったのが残念。 で、無駄に脱ぎすぎだよ。 |
41.リスト奪取と二重スパイの発見というありきたりな筋立ての中で主人公が如何なる魅力を発揮するか。シャーリーズ・セロンはアクションはもとより決して腹の内を見せないエージェントを好演しています。こだわりのアクションに見合ったストーリーをと思ったのでしょう。「三十九夜」が浮かんだスパイグラス(エディ・マーサン 好演に+1点)が目を惹いたのですが、詰め込まれ過ぎた話に集中しようとしても彼女の大立ち回りに阻まれて分かろうとするのを諦めました。キレッキレアクションが持ち味のソフィア・プテラとの一騎打ちを期待していたのですが。どういう意図でああいう関係にしたのか意味不明です。 |
40.《ネタバレ》 確かにこれは判りにくいストーリーだ。単純に言えば、西側スパイのリストを取り戻すために女スパイがベルリンに潜入するというまあスパイものではありふれたプロットなんですね。このリストの内容を暗記している東独シュタージの職員も亡命させなければいけなくなって、お話しがややこしくなってくるわけです。でも、西側の諜報員たちも誰が善玉か悪玉かが判らなくなってくるストーリーテリングは、けっこう凝った脚本ですよね、そしてシャリーズ・セロンまでもが… この映画のプロデューサーも兼ねているシャリーズに力が入りまくっているんです。かつてのモニカ・ベルッチと競う“脱ぎたがり屋”の彼女だけに、四十も半ばというお歳なのにきっちり脱ぎは欠かしません。最近はジェニファー・ローレンスというピチピチした若手の脱ぎ女王が幅を利かせているので、「まだまだ私は負けないよ!」という女優魂が伝わってきます。そして彼女のファーストカットの背中の筋肉の盛り上がり方具合の凄いことと言ったら!監督が『ジョン・ウィック』の人だからアクションのキレ味もハイレベルです。たしかに格闘シーンで動き出す前にわずかに間があく感じはありましたが、四十代の女優がここまで動ければ褒めてあげなきゃね。そして『ジョン・ウィック』のキアヌ・リーヴス以上にズタボロになってゆく肉体、痛みがこっちまで伝わってきます。使われている音楽は八十年代のブリティッシュ・パンクとネーナの“ロック・バルーンは99”、オリジナル楽曲は使われてないような感じすらしました。特に私はタイトルバックに流れるデヴィッド・ボウイの“キャット・ピープルのテーマ”には持っていかれました。 ジョン・グッドマンが演じたCIAエージェント役には実はデヴィッド・ボウイが予定されていたけど叶わなかったとのこと。これは惜しいことしました、あのラスト・シーンでボウイのバックに“Under Pressure”が流れるなんて、想像しただけで鳥肌ものですよ。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-12 23:03:12) (良:1票) |
39.アクションの長まわしシーンは凄まじいものでしたが、確かに話がこじれていました。 どこの国が一番強いのかは、その映画を作成した国による(笑) エニグマのときはイギリス、今回は・・・ね 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-13 09:30:02) |
38.《ネタバレ》 ベルリンの壁が崩壊した時代、その裏では東西のスパイが暗躍していた 協力者を西側に保護するとともに、二重スパイを摘発する任務を 任されたシャーリーズ・セロンが活躍する、アクションも頑張ってると思うが 話が少しややこしい 【草のつるぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-30 13:36:35) (良:1票) |
37.はい、私もストーリーがわかりづらかった。 でももう一度観ようとまではならなかった。 しかしビジュアル面では映像作品的には美しいし、かっこ良かった。 あんなに目立つスパイは有り得ないからファンタジーアクションのジャンルとします。 ただ、ほとんどの方が絶賛しているセロン姐さんのアクションですが、私にはいまいち。 同監督のジョン・ウィック同様にアクション監督さんは最高だと思うのですが、 キアヌと同じくセロン姐さんも隙だらけなのである。 はい!1、2、3!1、2、3!てな昔のカンフー映画的な間があるので強いアピールが半減なんす。 セロン姐さんの場合は女子なので、その動きが男子とのやり合いのリアルなパワー補いとも言えるのですが コンマレベルのわずかなパワー注入タイムが隙を作り、残念なアクションになっている。 (キアヌの場合はそこに身体の硬さが加わって、、、昔からから変わらず) でもぜひ観てほしいセロン姐さんのエロかっこいさ(死語?)にプラス1点しときます。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-07-23 23:50:40) (良:1票) |
36.冒頭、傷だらけのシャーリーズ・セロンが素っ裸になってたり、さらには氷の風呂に入ったり、という堂々ぶり。この時点で、何があったのか知らんけどとにかくこのヒト、無敵だな、という印象を与えてくれるのですが、いやはや、実際、無敵です。 彼女が事情聴取を受けている「今」と、そこに至るまでの経緯が描かれる「過去」との間で時間を行き来する、回想譚のような構成になっており(一方でこれは、ある仕掛けにもなっているのですが)、つまりは「過去」の話が次第に「今」、つまり一種のタイムリミットへと近づいていく構成でもあります。 傷だらけになった経緯、とは言っても、全編を通じて格闘また格闘、狭い車内でのシバキ合いとか、あるいは同性愛シーンも広い意味での「格闘」と捉えれば、ひたすら体を張りまくり。そりゃいずれは傷だらけになろうってもんです。 しかし決め手は、階段その他でこれでもかこれでもかと繰り広げられる、ワンカット撮影の一大格闘。「ワンカットって言っても、実際はさっき一瞬、切ってたんじゃないの~」とか、一生懸命、つなぎ目を探してしまうのが悪い癖ですが、少なくとも何ら違和感を感じさせず、見てる側が心配になるくらいのエンドレスの戦いになってます。階段から転落したけど大丈夫なの、とか、アドリブじゃなくってホントに事前に決められた通りに動いているの、とか、しまいにカメラマンも足を踏み外して階段から転げ落ちるんじゃないの、とか。 この長回しに至って、「過去」と「今」との間を詰めるように進んできた時間軸が、突然、別の方向に流れ始めたような不思議な印象をもたらします。戦いの場所がどんどん移動していく空間的な広がりとともに、時間も別方向に広がり始めたかのような。こうなるともう、カットって、どこでカットすりゃいいもんなんでしょうね。 あと、本作で、雨も降ってないのに人々が一斉に傘を開く場面があって、印象的ですが、これと呼応するかのように、土砂ぶりの中で傘をささずに立っているシーンもあったりして、なかなかキマってます。 とにかく、シャーリーズ・セロンのカッコよさが際立っている作品です。男どものダメさ加減が際立ってる、とも言えるのかも知れませんが 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-04-26 12:25:00) (良:1票) |
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35.セロン姐さんのアクション、凄すぎる。 後半、畳みかける展開が始まってからは面白かった。 女性のアクションものとして、記憶に残ります。 しかし前半、分かりにくいストーリー&ブランドの洋服着替えすぎ。 そんな目立っちゃスパイは出来ないぞと思っちゃった(笑) 禁煙時代に逆行している煙のゆらめきも、いまひとつ。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-04-08 21:48:39) |
34.《ネタバレ》 スパイものとしては平凡な筋で、しかも正直かなり分かりにくい(意味の分からない無駄なレズネタとかも分からなさを助長する)。しかし、それを補って余り有るアクションの高品質さ。特に打撃が本気でブン殴ってるようにしか見えない大迫力。ハンディカムを戦闘真っただ中に放り込んだかのような撮影も非常に見事。セロン姐さんの頑張りも出色。アクションとしては超オススメ。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-02-22 00:40:12) (良:1票) |
33.想像していたよりも複雑なストーリー。残念なことに分かりにくい。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-01-07 03:26:01) |
32.《ネタバレ》 誰が誰だか分からないけど、基本的にみんな敵って思ってれば良いのかな。色々謎が張り巡らされてますが、正直どうでも良い感じです。主人公が経緯を語る感じでストーリーが進むので、絶対大丈夫やんって思うのも少しマイナスポイントですか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-04 22:53:44) |
★31.《ネタバレ》 雰囲気作りはすばらしい。歴史の大きな転換点にあったベルリンの雰囲気、80年代のイントロ最強二大巨頭といえるBlue Mondayで始まりUnder Pressureで終わる音楽。シャーリーズ・セロンの痛そうなアクションの数々。「当たれば痛い」という当たり前のことをちゃんと描いてる。アクションの描き方が丁寧で、動きがロジカルなのも見ていて気持ちいい。ただ、その雰囲気とストーリーが合っていないような・・・。いわゆる人間的なドラマよりも、誰が味方で誰が敵かわからない&実のところ主人公が何者かもわからないというサスペンスで引っ張るのだけれど、半分を過ぎたあたりからだんだんどうでもよくなってくる。ストーリーを追わなきゃという意識がだんだん麻痺してくる。終始鳴ってる音楽と見せ場多数のアクションもまるで「そうはいってもストーリーあんまり関係ないですよ」というメッセージに聞こえてくるというか・・・。スパイ映画、政治スリラー映画、アクション映画、音楽映画、シャーリーズ・セロン映画の要素をぎゅっと凝縮して2時間以内に詰め込んだ結果、トータルバランスがちょっとおかしくなったように思います。映画ってやっぱり足し算だけじゃなくて、引き算も大事なんだなーと思いました。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2019-11-05 23:32:14) |
30.セロンのアクションに尽きる。 「モンスター」も凄いが今作もまた違った凄さ。洗礼された肉体美で各国のスパイと激しい攻防戦。まさに女性ボンド。 ただ、肝心の諜報ストーリーが盛り上がってこず。魅力の無い登場人物たち。 ドイツ冷戦ってのが小難しさもあってやっぱり好きじゃないんだよな…。 スパイものなのでごちゃごちゃするのはわかるが、セロンのアクションを活かすためにもっとライトでよかったと思う。 |
29.《ネタバレ》 東西冷戦時代の女スパイものでレッドスパローと同じ感じですが、こちらはオシャレでスタイリッシュ。パートカラー風にしてみたり80s音楽も効果的ですが全体的に軽く、冷戦の緊張感や恐怖がほとんど伝わってきません。アクションシーンが高評価なようですが階段からの一連のシーンがやたらリアルでキモ怖く、これを長回しでやる必要があったのか疑問です。やはりボーンシリーズのようにスマートでプロっぽくないとダメだなって感じてしまいました。 ストーリーはよく捻ってあり最後まで目が離せませんが、全体的に軽いので映画自体の深みがなくありきたり、悪くいえばアメリカ風です。(まあ結果的にはCIAだったわけですが) また、セロン嬢も相変わらず綺麗ですが年齢を考えたらリアル魔女みたいでキモイともいえます。 見たら忘れる系の映画の一つですが暇を持て余してる方には無難な娯楽作品です。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-08-19 12:38:28) |
28.《ネタバレ》 セロン姐さんすごい!体のこなしが素晴らしい!! 感情を抑えた顔がこれまたいいですね~。ちょっとお話がややこしいけどスパイものだからしょうがないよ、で、結局この人が例の多重スパイということ?かな。旧東西ドイツをよく再現した(と思われる、実際観たことないからねw)ところもすごい。いやー素直に面白かった!姐さんの頑張りにプラス1点の8点!! 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-08-16 08:21:52) |
27.名のあるサブカル系の人や映画評論家の人が2017年のベスト10に入れたり入れなかったりしてる(どっちなんだよ)本映画ですが、確かにアクションシーンはスタイリッシュで特にスパイグラスを亡命させようとする一連のシーケンスは目を奪われます。 が、逆に言えばちょっとスタイリッシュなのと、あの頃の空気感がちょっと懐かしいだけであって、それ以外はとりたてて目を引く要素もないかな…と個人的には思います。 「ソルト」なんかもそうですが、女性のスパイものって「結局、こいつはどこの陣営なの?」って感じで正体がなかなかわからない系が多いわけですが、これってよく言われる「男にとって女は不可思議で理解できない生き物だ」…っていう男性心理からそんな話が多くなるのかなと思ったりしますです、はい。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-05-23 15:23:41) |
26.シャーリーズ・セロンのシャーリーズ・セロンによるシャーリーズ・セロンの為の作品。 ベルリンの壁崩壊の頃(東西冷戦の頃)のスパイが受けた任務を描いております。 登場人物名の名前を覚えるのに手間取ってしまいましたw(歳のせいでしょうか。。。) 2時間があっという間だったので、スパイ映画を観たい方は是非。 私にはシャーリーズ・セロンを2時間見続けていられる映画、でもありましたが。 【hyam】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-04-14 18:16:34) |