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Arc アーク

[アーク]
2020年上映時間:127分
平均点:5.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-06-25)
SF小説の映画化
新規登録(2021-07-05)【パンやん】さん
タイトル情報更新(2021-11-11)【Yuki2Invy】さん
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監督石川慶
キャスト芳根京子(女優)リナ/セリ
倍賞千恵子(女優)リナ(135歳)
寺島しのぶ(女優)黒田永真
岡田将生(男優)黒田天音
清水くるみ(女優)加奈子/奈々
井之脇海(男優)佐々木
中村ゆり(女優)ハル(50歳)
風吹ジュン(女優)芙美
小林薫(男優)利仁
脚本石川慶
澤井香織
音楽世武裕子
製作バンダイナムコアーツ(製作プロダクション)
プロデューサー川城和実(エグゼクティブ・プロデューサー)
配給ワーナー・ブラザース
編集太田義則
石川慶
録音柴崎憲治(音響効果)
その他吉川威史(キャスティング)
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3.《ネタバレ》 これはなんとも評価に困る作品。そもそも、題材というかテーマが難しすぎたのかもしれない。ケン・リュウ原作で不老不死を扱っているとはいえ石川慶監督の作品でもあるので主体は人間ドラマなのだろうなと思ってたのですが、ドラマ主体にするには時間が足りず、個々のエピソードがどうしても描き込み不足だったのかも。内容的には1時間×5話くらいのミニシリーズ向けだったのかもしれません。ストーリーも、石川監督の『愚行録』や『ある男』を思いおこせば、もっともっと不穏な話を予想しました(とくに序盤)が、思った以上にシンプルかつさわやか風味に仕上がってて、そっちはちょっと思ってたのと違ってたかな、という感じ。でも、考えようによっては、終盤の展開、とくに小林薫さんの最期は、実はめちゃくちゃ残酷な話でもあって、それをさらっとナレーションですましてしまう監督の非情さにちょっと感心しました(だって、あれってリナに言われたからでしょ。最後まで最低の母親だったということでもある)。

外見は変わらないのにどんどん歳を取ってるはずのリナ役の芳根京子さんはがんばっていたのでは。もっと技巧的な俳優さんなら、老齢感みたいなのを入れてこようとすると思うけど、今作のように非現実的な浮遊感で表現するのもアリでしょう。むしろ難点は、そのほかのキャスティング。「怪しいスゴイ人」枠の寺島しのぶさんと岡田将生さん、「(過去になにかあるっぽい)いい人枠」に風吹ジュンさんと小林薫さんなどは、全員キャラがステレオタイプ過ぎてどれも掘り下げ不足。そして、ストーリーの肝になるリナの「過去」の話は、老人ホームの話が出てきた時点で先が読めてしまうので物語的なカタルシスも弱い。ドラマ的な見所も、芳根さんが浮遊する周りで、ステレオタイプなキャラたちがいつもの話を繰り返しているだけなので、どうしても物足りなさが残ってしまう。ただ、全体のパッケージとしては、石川監督らしい奥行きと質感のある映像(ただ90歳パートをモノクロにした意図はちょっとわかりにくかった)、終盤の瀬戸内と思われるロケーションの素晴らしさ、邪魔にならないけどちゃんとドラマをつくる音楽、オリジナリティのある美術など、ちゃんとワンランク上の映画を感じさせてくれる出来でした。結論としては、この話を2時間におさめるにはこのくらいが落とし所だったのかな、けどもう少し人間関係を描き込んだものも見たかったかな、というところ。
ころりさんさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-10-30 07:11:51)
2.《ネタバレ》 うーん、そこまで滅茶苦茶につまんない…て感じでもないんだケド、何とも「味が薄い」つーか「物足りない」つーか……

まずは、SFとしては完全に絶対に物足りないのですね。画的にも、ほぼ現代のフツーの日本社会から地続きとゆーか、SFぽい画ヅラとか異世界感・非日常感ってのはほぼ皆無なのです(恐らく意図的に)。んで内容も、確かに・端的には「不老不死は是か非か?」みたいなごくエッセンシャルな「ヒトの在り方の問題」にフォーカスしてる作品だ、とは言え、他方でSF的な・グッドイマジネーションな面白みとゆーのが全く足りない気がするのですね。コッチが観たいのは、全人類が不老不死となる様な強烈な技術革新が世界を(良きにせよ悪しきにせよ)どう変えるのか、とか、あとは単純に「見た目30歳」だケド「中身90歳」て未知の人間を芳根京子が如何なる演技で表現するのか、てコトに決まってるじゃあねーですか。ちょっと流石に、私もソコには苦言を呈さずには居られない…という感じですよね。

んで結局そーいう状況だから、今作はモ~やっぱドラマの方に興味を寄せて=あくまでSFの状況下における人間ドラマ…だとして観てゆくしかねーのですが、ソッチは(最初に述べたとおり)決して観れなくもない…とは思えど、やっぱソレでも「薄味だな~」とゆーのが最初に来る最大の感情なのがまた×2否めないのですね。今作のオーラスのこの結論って、個人的には決して全然突拍子も無いコトなんかじゃない…と思われてまして(むしろ当たり前ジャン!と)、またソコに辿り着く経緯だって、シンプル故の説得力とユニーク故の意外性を天秤に掛けて⇒で(ごくお手軽に)前者を選択した…という様にしか見えないのですよね。とどの詰り、ドラマだからチャンと実力の有るベテラン俳優に頼ればソレだけでソレなりにサマに成る…という様にも(また)見えてしまってます。

芳根京子ちゃんは、先ほど書いた「私が本当に観たかったモノ」は観れたかとゆーとそーでもない…みたいな感じではあるのですが、全体として淡くて奥ゆかしい演技のクオリティはまずまずだったかとは思うのですね。評点自体もワリと迷ったりもするトコロなのですが、でもやっぱこの内容で2時間は長いかな…って感覚がかなり強かったのを思い出したのでココは低めに寄せて置きます。90分で仕上げて呉れてたら…と思いますね。。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 5点(2023-10-23 19:26:06)
1.不老不死が実現できた近未来SFですが,SFぽっくなく,普通のドラマでした.
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2022-05-12 22:03:14)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5266.67%
6133.33%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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