DUNE デューン/砂の惑星 PART2のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 テ行
 > DUNE デューン/砂の惑星 PART2の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

DUNE デューン/砂の惑星 PART2

[デューンスナノワクセイパートツー]
Dune: Part Two
2024年上映時間:166分
平均点:6.85 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2024-03-15)
アクションドラマSFアドベンチャーシリーズもの小説の映画化
新規登録(2024-01-03)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-12-10)【Cinecdocke】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャストティモシー・シャラメ(男優)ポール・アトレイデス
ゼンデイヤ(女優)チャニ
レベッカ・ファーガソン〔女優〕(女優)レディ・ジェシカ
ジョシュ・ブローリン(男優)ガーニイ・ハレック
オースティン・バトラー(男優)フェイド=ラウサ・ハルコンネン
フローレンス・ピュー(女優)イルーラン・コリノ
デイヴ・バウティスタ(男優)グロス・ラッバーン・ハルコンネン
クリストファー・ウォーケン(男優)皇帝シャッダム4世
レア・セドゥ(女優)レディ・マーゴット
ステラン・スカルスガルド(男優)ウラディミール・ハルコンネン男爵
シャーロット・ランプリング(女優)ガイウス・ヘレン・モヒアム
ハビエル・バルデム(男優)スティルガー
ティム・ブレイク・ネルソン(男優)
アニヤ・テイラー=ジョイ(女優)アリア・アトレイデス(ノンクレジット)
入野自由ポール・アトレイデス(日本語吹き替え版)
内田真礼チャニ(日本語吹き替え版)
皆川純子レディ・ジェシカ(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ガーニイ・ハレック(日本語吹き替え版)
木村昴フェイド=ラウサ・ハルコンネン(日本語吹き替え版)
早見沙織イルーラン・コリノ(日本語吹き替え版)
立木文彦グロス・ラッバーン・ハルコンネン(日本語吹き替え版)
池田秀一皇帝シャッダム4世(日本語吹き替え版)
藤井ゆきよレディ・マーゴット(日本語吹き替え版)
勝部演之ウラディミール・ハルコンネン男爵(日本語吹き替え版)
大塚明夫スティルガー(日本語吹き替え版)
野沢由香里ガイウス・ヘレン・モヒアム(日本語吹き替え版)
Lynnシシャクリ(日本語吹き替え版)
高木渉ジャミス(日本語吹き替え版)
花澤香菜アリア・アトレイデス(日本語吹き替え版)
定岡小百合古代の声(日本語吹き替え版)
志村知幸バシャール(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ランビル(日本語吹き替え版)
間宮康弘ハルコンネン指揮官(日本語吹き替え版)
原作フランク・ハーバート
脚本ドゥニ・ヴィルヌーヴ
エリック・ロス
音楽ハンス・ジマー
配給ワーナー・ブラザース
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
13.《ネタバレ》 「Part 1」は全くダメだったので「Part 2」もどうしようか迷ったのですが、配信で見られるようになったところで鑑賞。1作目はヴィルヌーヴ映画のダメなところを凝縮したような1作でしたが、今作は逆でした。独創的なデザイン、豪華な配役、印象的で美しい構図、そして1作目ではうるさいと感じたハンス・ジマーの音楽まで、相乗効果を見事に発揮。今どき珍しいガチな救世主物語を再現したストーリー展開(プラス「救世主」誕生が嫌な余韻を残すところもポイント)も、前作の「タメ」から解放されたようなスピード感があって、ほとんど飽きずに楽しむことができました。今年最大の話題作にして超大作と呼ぶのがふさわしい一作。やっぱり映画館で見るんだったなーと激しく後悔しました。

原作も未読でリンチ版も見ていないので、とくに物語中盤から、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、レア・セドゥなどの旬の俳優たちが続々と登場し、複雑な政治劇の様相を呈してきてからは、南北フレメン連合vs皇帝・ハルコンネン家の対決ってどうなっちゃうの!?とワクワクも止まらない。多数のサンド・ウォームに乗って登場するフレメン軍のシーンでテンションもピークに。ところが、そのシーン以降は地味な話し合いから決闘へ。え、1作目と同じ? せっかくのスケールアップも、残忍暴虐キャラのフェイド=ラウサの本領も見えないまま、地味な決闘で終わってしまった。決闘シーンそのものは、シリーズ内で繰り返されて、ポールの成長がわかる堅実な演出なのですが、自分が期待したのはそっちではなかった。そして、ハルコンネンは勝手に失脚し、皇帝は何が凄いのかよくわからないおじいちゃんのまま、上がったテンションを回収する場を失ったまま、クレジットへ。

結局、1作目とのバランスなのだろうが、あれだけスローで引っ張った1作目に対して、今作は序盤の主人公の成長を描く修行編、登場人物急増で動き出した中盤に対して、あきらかに詰め込み過ぎでバランスがおかしい終盤という感じ。最後にヴィルヌーヴのいつものアンチクライマックスな癖が足を引っ張ってしまった。もちろん、核兵器への依存を深めるポール、救世主を盲信するフレメンの人びと、母ジェシカと胎内の妹の不吉な存在(あの方の声の出演も)、そしてチャニとの別離など、続編への布石は十分。次作では映画館に行こうと誓いました。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-12-16 19:31:03)★《更新》★
12.《ネタバレ》 ヴィルヌーブの新作。
彼のSF映画のメカは、機能美のセンスである。
2001年宇宙の旅からはじまってる。
そこが世界観にリアリティをもたらしている。
デヴィッドリンチの頃は、監督のセンスにもたらされるものが大きかった。
(アメコミの影響もあるか?)
カーペンターSFやバーバレラとか、そんな楽しいセンスの宇宙船とか
スクリーンに溢れてる頃だった。
今は違う。ハイビジョンに耐えられる、本物の未来機械志向だ。

ヴィルヌーブ本作で一番興味があったのは、砂虫に乘って、
軍に侵攻するとこ。
リンチ版では、マンガチックなシーンで、
それが後の風の谷のナウシカの王蟲につながるのではないか?
マンガチックは漫画を生む。
果たして、ヴィルヌーブの機能美メカは何を生むのだろうか?
感心したのは、砂虫の描写がヴィルヌーブらしく、彼の美意識内で処理されてる。

リンチでも思ったのだが、いかに伝説通りだろうと、
他の世界から来た、帰るところのある者に従うのは、
ちょっと砂の民が純朴すぎる。
都会に出れば、詐欺にすぐ引っかかるって話だ。

さて、砂の惑星、実はリンチ版はストーリーのほんの一部である。
まだまだ続く、この伝説SF古典をまさか、ヴィルヌーブは
全部、映画化?
次作からストーリは知らない。
その意味でも楽しみだ。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2024-07-21 22:57:48)
11.《ネタバレ》 やっぱ、好きやわ。この世界観そのものが。怪しい宗教色がバンバン出てて。設定とか理解できないところもあるんだけど、その理解できなさが逆に映画を面白く感じる要因になってます。僕の中で。テンポが落ちる静かな場面でも、不思議とずっと観てられるのは、なんかこの世界観の要素のどこかに気持ち悪さがあって、それにひきつけられてるかもしれません。最後の戦闘は迫力あったし、砂虫に乗るところとか、特に好きな場面です。この映画で、一応の事件に決着がついてるのも、スッキリできて良いです。パート3も楽しみです。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 10点(2024-05-02 21:20:04)
10.なんて壮大で荘厳な物語なんでしょう。スケールの大きい映画でありながら、登場人物の心境を細やかに描き切る繊細さも持ち合わせています。1作目もかなり気に入っていますが、本作も相当のお気に入りです。ティモシー・シャラメ、いいですね。少し前までは少年のようでしたが、本作では物語の中で成長を見せてくれています。引っ張りだこの理由がよくわかりました。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2024-03-27 23:03:10)
9.SF映画史、いや世界中で生み出される“SF”そのものを巻き込みながら、紆余曲折を経て、ついに超大作として日の目を見た“PART1”の公開から4年。個人的には、「待望」していたと言って間違いないし、近年においては屈指のワクワク感を持って鑑賞に臨んだと言える。

圧倒的な映像世界、骨の髄まで響き渡るような音響表現が、前作以上の大スペクタクルと共に繰り広げられる。その映画世界のクオリティは、SF映画史のあらゆる文脈の起点でもある“DUNE”の世界観に相応しく、無論称賛を惜しむものではない。正直、「文句のつけどころがない」と言うしか無い作品だろう。
超大な画角で切り取られたダイナミックな映像世界は、全編どこを抽出しても世界最上級のクオリティに埋め尽くされている。そして、音響は砂の一粒一粒を伝わってくるように精細かつパワフルに、我々の鑑賞体験を包みこんでくる。
いやあ、なんてすごい映画なんだろうと、自分自身に努めて言い聞かせるようにこの一大叙事詩を観終えた。

……と、ぽつぽつとこのレビューを書き進めながら、奥歯に物が挟まったような言い回しに、我ながら気持ち悪くなってくる。
ううむ、なんだろうと?と、鑑賞から数日経った現時点で、もやもやと明文化されない感情が、実は今この瞬間も渦巻いている。

語弊を恐れずにあえて端的に言ってしまうと、「これは、面白いのか?」ということ。

いやいや、こんなに凄い映画、「面白い」に決まっている。と、すぐさま別の自分が否定してくるけれど、また次の瞬間では熱くなりきれない空虚さみたいなものが襲ってくる。そんな自己問答を何ターンも繰り返してみて、この感情の在り方自体は概ね正しいのだろうと思い至る。

物凄く壮大で美しいSF超大作であると同時に、空虚な“渇き”が映画世界全体を包み込む英雄譚。それが、ドゥニ・ヴィルヌーブが生み出した“DUNE”なのだと思う。

圧倒的なスペクタクルを見せつけながらも、英雄の成長譚+復讐劇という“王道”を、安直なカタルシスに結び付けない映画アーティストとしての矜持が、本作の根幹にはそびえ立っているように思えた。
そして、この実世界や、人の世は、一辺倒な想像や予測、予知なんてものがまかり通るほど優しくはできていないということを、寓話的な映画表現の中でぎょっとするほどのリアリティと共に突きつけてくる。
それは、映画史上において多くの先人たちが挑戦し、時に頓挫し、時に酷評を浴び、高い高いハードルとしてそびえ立っていた“DUNE”を、「ドゥニ・ヴィルヌーブの映画」として完成させてみたことの証明なのだろうと思える。

ドゥニ・ヴィルヌーブの「作品」として、本作は思惑通りであり、成功しているのだろうと思う。
ただし、それがそのまま世界を熱狂させるほどの「面白い映画」かというと、そうはならない。
それは本作で監督自身が描きつけた“王道”に対するアンチテーゼにそのまま通じる。
この世界も、映画表現も、ときに非情なほどにシンプルではない。

誰よりもヴィルヌーブ監督自身が、その事実を承知しているからこそ、本作はこのPART2で“終焉”を許さなかったのだろう。
この映画は、成功しているが、完成はしてない。“王道”を否定して、その上でたどり着くべき物語の終着点を監督をはじめとする製作陣は、明確なビジョンと共に「予知」していることは間違いない。

ならば、どのような結末が用意されているのか。映画ファンとしては、ただただ待ち続けるしかなかろう。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2024-03-24 23:06:07)(良:1票)
8.《ネタバレ》 IMAXで観て良かった~!と思える映画。
前作同様古典的&神話的な話で、登場人物も多く、設定も複雑なのにテンポ良く描かれていてストーリーも理解できた。(←重要)
映像が冴えに冴え渡り音楽に迫力があって、映画を観る喜びがこの作品にはあると感じた。
ただ、まだ続くんかい~!と最後にズッコケました。part2で終わると思ってたのに……。原作は未読だけど、次作は主人公の隆盛と没落が描かれる…気がする。なんか調子乗ってたから。
eurekaさん [映画館(字幕)] 8点(2024-03-24 10:54:13)
7.《ネタバレ》 SFアドベンチャー大作シリーズ第2弾。前作もそうなんだけど、ヒロインが今一つで物語にも入り込めず。もう一度観る。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2024-03-24 00:22:39)
6.《ネタバレ》 この作品、元のお話自体に違和感があって、40年前の映画もまあまあていう程度。
なので全然期待してないのに、世間じゃ話題なので観てきました。

音と映像はもう、ハリウッドの底力炸裂で、これが昨年公開なら、ゴジラの受賞は無かったかも・・。
2時間40分の長さじゃ、見せ場はほんの30分で、あとは間延びしたドラマかなと思ってましたが
「この監督」にしては淡々と話を進めて、スペクタクルな見せ場が次々とやってくるという、
予想外に編集努力が見える仕上がり。 眠くなる暇はありませんでした。
40年前のリンチ監督の作品では、スルーされたエピソードも追加したので、話が長くなってますが
ビックリしたのは、リンチ版のエンディングが、今回のパート2で出てきてしまいました。
確かパート3もあるとの事でしたが、この続きはどうなるのか、早く見たくて仕方がありません。
そんな気になるのも、この映画がそれなりに面白かったからでしょう。

しかし、大画面のド迫力に圧倒され興奮して帰ってきて、少しクールダウンして思い返すと、違和感が
戻って来てしまいました。 基本原作の問題なんでしょうが・・

まず、砂の中を泳ぎ回る巨大生物というのが、荒唐無稽過ぎて、SFとして評価できません。
で、みんなで砂虫の背中に乗って旅をしていますが、乗り込む絵がありません。止まってくれたの?
何千年も未来の世界で、最強の兵器が核ミサイルってのも、興醒めでした。 
重力を制御して浮遊し飛行する乗り物だらけで、銃もレーザー兵器もある時世に、刀で戦う歩兵部隊。
大量破壊兵器がありながら、砂虫に対しては攻撃しない理由が述べられないのも違和感。
というわけで、この映画はド迫力なファンタジー作品としてカテゴリせざるを得ない。

さらに物語が、英雄&救世主のみならず、奇跡を起こして信者を増やしていく新興宗教のソレに見える。
その信者の振る舞いをみれば、まるでイスラム教にも見えてしまう。 これも原作のせいなのかなあ。

女性の扱いもどうなのだろう、和平の為に皇帝の娘を嫁に寄越せと一方的に要求って、前時代的すぎる。
女たちも誰の子を産むべきかとか打算的な会話ばかりで、殺伐としててロマンスの欠片もない。
終盤では、権力を得る程に強引で傲慢になっていくポールにも違和感。 末は冷酷な支配者になるのか?
ヒロイン「チャニ」とは寄り添って終わって欲しかったのだが、正反対のエンディングも残念。

と、勢いに圧倒されながら見終わったのに、よく考えると後味の良い映画ではなかった感じ・・。
もとより、1話完結しない映画は、絶対満点にはしない主義なので、今回はこの点数ですかねえ。
点数の大半は、音と映像の迫力に対してのものです。 レンタルで観たら面白くないかも・・
グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 7点(2024-03-21 23:20:47)
5.《ネタバレ》 こういうお話ってのは知っていたけれど、まあ原作のあらすじそのままで。もはやSFである必要なし、っていうか、フレメンの表現を中東諸国の遊牧民と被らせすぎで、異世界の話を見ている気にすらならず。
それにしても、ここまでイスラムの聖戦を礼賛するような映画作っちゃって大丈夫なのか?

ポールの妹がお母さんのおなかの中にいるたった10か月の間(しかもおなかがおっきくすらならない)に、公爵暗殺から復讐完了ってのも、ちょっと話の壮大感には欠けるわな。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 3点(2024-03-20 15:02:03)
4.《ネタバレ》 前作に引き続き圧倒的な映像。サンドウォームは言うまでもなく、全体のスケール感、中東情緒を昇華したデザイン、その質感が凄い。ジェシカやイルーランがまとう衣装デザインも素晴らしい。汚れる場所は必ず汚れているし人間描写のリアリティは昨今の映画では比類がない。映像に関しては10点満点中20点を献上する。

人物ということでは救世主に覚醒するシャラメの演技はお見事。普通の女から恐ろしい教母に豹変するレベッカ・ファーガーソン、そして原作からして存在意味が危なっかしいフェイド=ラウサに存在感を与えたキャラ造形には唸らされた。

で、言いたいことは結構あります。レーティングのためか血がほぼ一切出ない。状況的に超残虐シーンが多いからそのものズバリを映すとキツすぎるだろうが、だったら終盤何度も出てくる体にナイフをブサブサ刺す場面はもっと他の描写にすべきでは?フレメンの大反攻も妙に「小出し」でカタルシスが足りない。フレメンvsサーダカーの最強軍団対決は遠目にはお互いの衣装が似てるので状況が分かりづらい。特に最後サーダカーを血祭りに上げるシーンは作るべきだったのでは?前作で散々やられたんだから。

ラッバンを追い詰められた気の毒な男として描いてラウサと対比させるのは良いと思ったが、それでもあれほどの暴虐を働いてきたのだから劇中できっちり惨死させるべきだろう。その上の暴虐どころではないハルコンネンもきれいに死なせすぎ。今回一度も宙に浮いてないし。やはり全体的にカタルシスが足りない。

そして最大の問題、チャニはあれでいいのか?いつ仲直りするのかと思っていたらラストまでそのままかよ!ゼンデイヤが中盤からずっと仏頂面なのであれじゃまるでポールが急に金持ちの美人に乗り換えたように見える。続編(『砂漠の救世主』)への伏線なのかもしれないが、それならむしろ今作ではラブラブエンディングじゃないとおかしいのでは?ていうか『砂の惑星』は一応ここまでは完結した物語なのでスッキリ終わらせてくれよ。

途中までは大絶賛する気満々だったので本当にもったいない。
tubirdさん [映画館(字幕)] 6点(2024-03-18 19:26:31)
3.《ネタバレ》 万全を期してドルビーシネマで鑑賞。あそこは上映が始まると本当に真っ暗になるよね。
トイレにも立てないんで朝から水分も一切絶って鑑賞。
にも関わらず「長かった」が第一印象でした。半分過ぎたら明るいシーンでチラチラ腕時計を見てしまった。

大画面でアラキスの風景が見れるのは良かったけど、話がスローテンポすぎて緊張感が維持できなかったです。
皇帝のクリストファー・ウォーケンも敵役のオースティン・バトラーも思いの外小物でした。
挙げ句の果てに「父の命と引き換えに私が妻となります」って戦国時代かよと思った。ゼンデイヤが「チッ」と言う表情をするのも分かる。
ストーリーに魅力がないんでしょうね。私には合わない世界でした。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2024-03-17 09:19:15)
2.《ネタバレ》 前作を「それなりに見応えはあるけど面白いかと言われると微妙な作品(要旨)」と書いていたのですが、それを受けての本作はといえば、正直「話がのっぺりしていて娯楽性がそれほどない」という感じでした。
もちろん原作に忠実だというのはわかりますし、構築される世界、たとえば延々と続く砂丘の中をどーんとでてくる砂虫とか砂丘に乗っかるスコアとか幻想的ですし前作以上にエンタメ性のあるシーンが増えましたけどやはり全体的な長さから比べるとのっぺりしてる感じを受け、2作続けて同じような場面見続けさせられると「もういいよ、、、」と思ってしまいます。
流石に後半になると映画的な「動」のシーンも増え、終盤の決闘のシーンなど見応えのある殺陣などもあり一応ここでも区切りとわかるような終わりなのでいのですが、やはり「2時間の娯楽」と考えるとちょっと長すぎ、平坦すぎという印象になってしまいました。
もちろん大画面で見るアラキスの情景や大音量で聴くスコアなど劇場でこそ味わえるものも多くありますが、個人的にはもう一度劇場で観るか、と言ったら見ないかもしれません。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 6点(2024-03-16 19:24:40)
1.《ネタバレ》 この2作目も、全体的なクオリティは完全に前作同等の高水準を維持していますね。どころか、映像のクオリティ(⇒特にその「スペクタクル性」)については今作後半は特に大幅に向上していったとも思いますし、ドラマとしても、そもそもが長大・深遠な物語+この映画化では1作目から作品のテンポ自体はごくゆったり進行してきたコト、も踏まえて、いよいよお待ち兼ねの今作後半でそれが佳境に入ってより断然面白くなる+そーすると尚更にこの超・豪華キャスト個々の役へのドハマり様(=その面での完成度の高さ+手抜きの無さ)も実に素晴らしく感じ取れる+何よりお話に一旦の決着が着くコトで間違い無く前作より娯楽性の面も向上している、というコトで、コレは1作目がイマイチだった人にも是非、出来るだけデッカいスクリーンで観てほしいってヤツでありますね。私は池袋のIMAXレーザーGTテクノロジーで観ましたケド、意外にも今作、1.43:1の全画面サイズになるシーンが(特に人の顔のクローズアップ場面では)結構多くって、ソコにも何だかお得感すらありましたよね。重ね重ね是非々々。

正直、今作って諸々と(個人的には)『アラビアのロレンス』みたいなモンだとも思えて居て、ほぼほぼ最高評価にするしかないレベルの歴史的な作品だとは確信しているのですケド、多少、その評価に迷うトコロが在るとしたら、そのテーマ性の部分=徹頭徹尾極めて「古風な」価値観に支配されているコト、位かとは思いますね。それ自体は当然、原作に忠実に準拠しているというポリシー故なのだとは思うのですが、それでも、他にその面に現代性を取り込んだ作品が数多く在る中で、正に今を生きる現代人が今作に共感できるのか、という観点からは、当然に個人差となってくるハズのモノだ(⇒ソコに差が在るコト自体はごく妥当だ)とも思われるのです。あくまで私個人としては、ソコは全く気にならなかった(=ある点で「史劇系映画」だと看做すならば全然フツーにそれらにも共感できた)というコトで、本来の点数と思われるこの評価としておきます。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 9点(2024-03-16 11:50:30)(良:1票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.85点
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
400.00%
517.69%
6323.08%
7430.77%
8215.38%
917.69%
1017.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
chart

【ゴールデングローブ賞 情報】

2024年 82回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS