ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
[ホールドオーバーズオイテケボリノホリディ]
The Holdovers
2023年
【
米
】
上映時間:133分
平均点:
6.50
/
10
点
(Review 2人)
(点数分布表示)
公開開始日(2024-06-21)
(公開中)
(
ドラマ
・
コメディ
・
学園もの
・
クリスマスもの
)
新規登録(2024-02-26)【
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タイトル情報更新(2024-05-20)【
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監督
アレクサンダー・ペイン
キャスト
ポール・ジアマッティ
(男優)
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
(女優)
テイト・ドノヴァン
(男優)
配給
ビターズ・エンド
編集
ケヴィン・テント
字幕翻訳
松浦美奈
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2.
《ネタバレ》
教師、学生、料理長の黒人デブ婆によるヒューマンドラマ、コメディ。夏上映のクリスマス映画。もう一度観る。
【
獅子-平常心
】
さん
[映画館(字幕)]
6点
(2024-06-30 21:18:01)
《新規》
★
1.
《ネタバレ》
クリスマス休暇に帰省できず寮で過ごすことになった学生、教師、寮職員の3人が織りなす人間模様。アレクサンダー・ペイン監督作品らしいシンプルな舞台設定と最小限の登場人物。堅物のハナム先生の管理を逃れたい学生アンガスの不運を笑いつつも、だんだん一人一人が背負った背景が見えてくると、ひとつひとつの台詞や表情がものすごく雄弁で多義的になる構成と脚本は見事です。ミニマムな設定のなかでも、それぞれが抱えている事情が微妙に重なり合い、反発とともに共感が生まれていくプロセスが自然。オスカー受賞したダバイン・ジョイ・ランドルフはもちろん、教師ポール・ジアマッティとアンガス役のドミニク・セッサのアンサンブルが本当に素敵でした。
「家族」との晩餐や友人とのパーティで楽しむのが当然という、アメリカのクリスマス休暇の雰囲気を知っていると、この登場人物たちの孤独感はとても真に迫ってくる(そういえば、自分も留学していたときに、学生がいなくなった大学町に「取り残されて」、なんともいえない孤独感を抱いたのを思い出す)。好意で誘われた同僚のパーティに出席したことで、息子をベトナム戦争で失ったメアリーが取り乱す姿はとってもリアル(そんな状況でもそこで会った女の子と遊びたいアンガスの姿もまたリアル)。クリスマスという行事がもたらすプレッシャーがいかほどのものか。今作は、そんなシチュエーション自体がもたらす絶妙な悲哀をコメディとしてうまく昇華させたと思います。冒頭のユニバーサルのサインを含め、1970年代の映画を再現したような仕掛けも楽しい一方で、ストーリーのなかには差別や格差、そしてメンタルヘルスをめぐる問題など現代的なテーマも盛り込んでいます。
ただ、物語の内容にしては尺が長いような気が。とくに序盤にアンガスと一緒に居残りになる4人の学生たちのエピソードなど「本題」に入るまでの助走が長いのが気になりました。本作のコメディ・パートという役割なのかもしれませんが、韓国人とモルモンという二人の「マイノリティ学生」の描き方などは、アメリカ国外の観客から見ると、ちょっと嫌な感じもありました。そのちょっとした毒気も含めてのアレクサンダー・ペイン作品、なのかもしれませんが。
あと、これは作品の評価とは関係ないですが、やっぱりクリスマス休暇〜新年を扱った映画を6月に公開するというのもいかがなものか。米国で10月公開、A・ペイン監督で評判も上々とあれば、せめて年始くらいの公開だってできたはず。この季節感のなさは、残念ながら映画の余韻を1割程度は削いでしまったと思います。
【
ころりさん
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2024-06-27 20:16:16)
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【点数情報】
Review人数
2人
平均点数
6.50点
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1
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2
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4
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【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
6.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
【アカデミー賞 情報】
2023年 96回
作品賞
候補(ノミネート)
主演男優賞
ポール・ジアマッティ
候補(ノミネート)
助演女優賞
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
受賞
脚本賞
候補(ノミネート)
編集賞
ケヴィン・テント
候補(ノミネート)
【ゴールデングローブ賞 情報】
2023年 81回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
候補(ノミネート)
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
ポール・ジアマッティ
受賞
助演女優賞
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
受賞
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