138.《ネタバレ》 サイレントでこんなに感動を得られるとは思っていなかった。チャップリンの自己犠牲の精神は素晴らしい。更にいつものコメディもあって面白い。カメラの引きとアップの塩梅も完璧で、特にラストシーンのチャップリンの顔のアップがすごく効いている。本当にチャップリンって偉人だな。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-12-25 10:23:02) |
137.昔チャップリンのリバイバルがあって、モダンタイムスの次に見て、それと比べればそこそこの人情話で面白かったが、モダンタイムスよりは下だと思った。つまり、最後の二人の再会がハッピーエンドだと思っていたのだ! 子供時代の幸せなオレは、ヒロインの失望の表情と、主人公の哀愁の笑みが理解できなかったのだろう。今見ると泣けて泣けてしかたない……。 【hatoya】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-30 01:19:39) |
136.チャップリンがイマイチ好きになれずにいた。 しかし本作を観て、その先入観は見事吹き飛んだ。 私の先入観を力ずくで消し去る衝撃の傑作だった。 又、喜怒哀楽が全てうまく描かれており見事。 前半の楽しいパントマイムがあるからこそ、終盤での感動もひとしおだった。 それとボクシングシーン。 ボクシング好きの私から観ても、凄いパフォーマンス。 早回しにしても、あの動きには驚愕させられた。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-13 18:48:11) |
135.ラストですんなりYESと認めてしまうあたり、どうとらえていいのか微妙でした。あの女性は実物はたいしたことないんでしょうけど、モノクロだと結構いい雰囲気がでていると思いますよ。 【マー君】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-11 15:33:06) |
134.《ネタバレ》 中3の頃にTVで見ました。あの女性が黙ったままの彼の手を触って恩人だと気付くシーンに当時は感動したし、涙しました。あの頃はふたりが再会したあのラストを、普通にハッピーエンドだと思っていたけど違うのでしょうか?うーん、その先のことは考えたくないですね。でも、あのふたりが再会したのが悪かったとは思いません。再会できてよかったなって今でも思っています。まだまだ沢山の洋画に触れることのなかった10代の頃に見たので、これがもし成人して映画見まくりの今、初見だとしたら感動も違っていたと思います。今でもこの映画の中の、さまざまな場面のBGMが印象に残っています。モノクロだろうがサイレントだろうが、今のアメリカ映画でこういう作品を越えるものってそうないと思います。そしてこの作品に出会えてよかったと今でも思っています。…で、追記です。(09年11月)久しぶりにラストの数分間だけ見てみました。オチも分かっているのにこのわずかな場面でも涙がにじみ出てしまう。やがて秋になり場面が移り変わる瞬間であのBGM。素敵ですね。先の記述で私が当時「ハッピーエンド」と解釈し、少なくとも彼の正体に幻滅したわけではない、と思ったのは、"待ち望んでいた彼が浮浪者だからといってそんなことで幻滅するようなヒロインではない"みたいなそんなイメージを持っていたからだと思います。で、彼女の様子をよく見ると、金持ちそうな紳士の来客で「あの人が戻ってきたのかと…」と漏らす場面(きっと彼もこんなお金持ちでステキな人なんだろうな…みたいな)そして少年たちにおちょくられたチャップリンを見てケタケタ笑う女の姿が! フギャー!!!そこまで笑うのかよ、何なのこの女。これは分かりやすい。どう見てもその直後に現れた彼のあの姿にあの表情・・・確かに彼女の戸惑いといった微妙な終わり方とも見て取れます。だがしかし、しかしだが…彼女は最初少しだけ触れた彼の手を、全てを悟った後でさえも胸元にまでもってきてギュッと握り締めているのです…。ということであの場面では浮浪者の彼に戸惑い・がっかりというより「あれだけ私を援助してくださったのに、いまはこんなになってしまって…」という思いがまず真っ先にきてしまったのではないかな、と解釈してみました。彼のこんな現状があって、あなたの今があるのだから、このヒロインも少しは察して欲しいよね。 【☆Tiffany☆】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-08-17 11:13:11) |
133.初めて観たチャップリン作品、サイレントでモノクロ、どんなものかと思いながら観てみたが、素晴らしい映画でした。この映画を観てからモノクロ映画に対する抵抗感が無くなりました。ラストシーン、チャップリンは彼女にどのような演技指導をしたのか、ちょっと気になります。みなみに邦題は「まちのひ」と読みます。私はずっと「まちのあかり」だと思っていました。 【たけよし】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-13 23:44:43) |
132.チャップリンにボクシンググローブを付けてリングに上がらせればおもしろいに決まってるんですが、それがわかっててもおもしろい。ストーリーはすごくシンプルではあると思いますが、ところどころにチャップリン独特のユーモアや人間の優しさがちりばめられ、心暖まる作品でした。 【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-27 14:38:24) |
131.手元に置いて、一年に一度くらいは見たい映画です。 【KYPA】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-10 20:00:20) |
130.《ネタバレ》 皆さん書かれているように、笑いあり涙ありの名作です。 ラストシーンで、汚い浮浪者がかつて自分を救った男だと分かった時の女優さんの顔は、自分が今まで見た女優さんの表情で一番素晴らしい顔でした 【兵頭信者】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-05 16:51:44) |
129.笑いあり涙ありと文句なしに満点です。ラスト以降にどうなったか気になります。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-03 01:52:04) |
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128.サイレント映画によるセリフの文字化が、表現としてとても新しく感じた。逆に言葉の強さが前面に押し出されたようだ。それ以外の会話は、物語の進行に関係ないものは口パクでしかないが、それらの聞こえてこない言葉たちがよりイメージを沸き立たせる。であるからこそ役者の動きや表情がめだつ。ラストはいろいろな捉え方ができるだろう。色あせてはいるが、今でも面白い。 |
127.《ネタバレ》 特筆すべきはヒロインの魅力のなさです。容姿もさることながら(失礼)、その性格も良いとは言えません。こういった設定でありがちな、見目麗しく、性格も素晴らしい、まるで仏様のような(キリスト教圏だからマリア様かな)非の打ち所の無い女性ではありません。彼女は、家賃が払えないと、まるで乞うかのようにさめざめと泣き、眼の手術代までさほど遠慮せず受け取ります。目が見えるようになってからは、「私を好きみたい」と上から目線の調子に乗った発言までします。ただ、これらは性格が悪いとまではいえません。チャップリンが大金持ちだと思えば、金銭的に甘えるのはある意味当然です。貧しい彼女の生きる術でもあります。重要なのは、彼女は何処にでもいる“ごく普通の人間”であるということです。このことが、珠玉のラストで活きてきます。真実を知り戸惑う彼女。微笑むチャップリン。2人のこの後を見せようとしないエンディングは「これ以上何も語る必要が無い」ことを示しています。みなまで語るな。もう十分だと。観客から“この後の成り行きを想像する楽しみ”まで奪うかのような唐突さがあります。この時のチャップリンの心情は察するに余りある。手術が成功したことに対する喜び、自分がもう必要でないことを知った寂しさ、彼女の戸惑う表情を見て感じたであろう悲しみ、やり切れなく観客の胸をえぐります。決してハッピーエンドではありません。しかし、チャップリン本人はこれをハッピーエンドと捉えているのです。チャップリンの静かな笑顔が、いっそう観客の胸を締め付けます。絵空事のお涙頂戴話になっていないのは本作に泥臭い人間味が垣間見られるからです。それはヒロインだけでなくチャップリンにも言えます。彼女に手術代を渡す前、一瞬自分の取り分を確保する抜け目なさ。そしてラスト。自分の正体を明かさないという選択もあったのに、チャップリンは自分の正体を明かします。自分があなたの恩人なんだよと。ある意味、粋ではありません。でも明かさずにはいられない。それが人間です。作り物ではない“心”が見えるから本作は傑作なのだと思います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-11-17 21:03:43) (良:6票) |
126.初のチャップリン作品を鑑賞。よくもこんなにたくさんのアイディアが出てくるなあと思った。派手すぎず、地味しぎず、でも胸がほんわか暖かくなる絶妙なラストシーンだった。 【Syuhei】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-15 16:23:04) |
★125.《ネタバレ》 ラストのシーンで、チャップリンが見せる意図的なミスがあります。ここでチャップリンが迷いを見せるように、私もこのラストをハッピーエンドととらえるのか、残酷なラストととらえるのか迷ってしまいます。 【ちゃこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-22 13:05:07) |
124.《ネタバレ》 きっと当時のアメリカ人はポップコーンをほおばりながら爆笑していたんだろうな。 ラストは女が気づくような布石があったか思い出していたが、チャップリンの手を握って分かるとは暖かい。あとボクシングの犬かきみたいなパンチは2回やると思った。 【michell】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-02 22:03:26) |
123.《ネタバレ》 ラストシーン、もし少女が一輪の花を差し向けることがなかったら、二人は結ばれることはなかったろう。優しい心を忘れることがなかった少女に乾杯。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-30 16:45:07) |
122.チャップリンの映画は初期の短編こそドタバタ中心でメッセージ性は薄いですが、長編映画は、サイレントでありながら出演者の表情から声が聴こえてきそうなそんな感じがします。この作品は盲目で貧しい花売りの女性に対するチャップリンの無償の愛をひたすら応援したくなるような温かい作品です。勿論コメディな部分もあります。身投げしようと思ってた泥酔男を助けた部分(どんケツで落とされたりのお約束も満載)金を稼ぐ為にボクシングをする場面(レフェリーの後ろにリズム良く隠れてほとんど打ち合わない 笑)も本当に笑えます。それらの部分とヒューマンな部分が見事につながります。それらの展開全てが意味を持ち、そのまとまりこそが最後の部分の感動に繋がったのだと思います。(黄金狂時代鑑賞時に感じた2部構成のような違和感がこの作品にはありません)またチャップリンの作品は必ずしもハッピーエンドではないので初見時には本当にハラハラします、そしてハッピーエンドであってくれと心から願います。きっとどっちにも転ばせる事の出来るラストだったと思いますが、チャップリンが選んだこの映画の結末は私は大好きです、だからこそこれだけ皆さんからの評価も高かったんだと思います。ラストでチャップリンが女性を見つめる時のあの笑顔・・・、あれこそが究極の無償の愛の形ですね。これほどの名作に出会えて本当に良かったなと、幸福感を心から味わえた作品です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-08-10 10:58:28) (良:1票) |
121.名作として名高い、本作..¥500のDVDを買って観ることに..イイ話でした~ ラストがなんとも言えませんね.. 細か~い仕草、演出がすばらしい... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-20 16:48:47) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-05-21 06:59:46) |
119.正直、あの酩酊紳士にだいぶ救われた感もありますが(笑)、それでも盲目の娘のために孤軍奮闘するチャップリンの姿は非常に微笑ましくて素晴らしかった。また最後の、再会した二人が見せる喜びと戸惑いの入り交じった微妙な表情(決して「喜び」だけじゃない所がミソ)が強烈に胸を打った。しばらくチャップリンにハマりそうな気配です。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 17:54:51) |