2.《ネタバレ》 近年はニーソンの実年齢もあり、元CIAや元FBI、元刑事や退役軍人といった役どころが多くなってきたけど、
本作はFBI長官直属の凄腕ということで、久々に現役のニーソンの活躍に期待したのですが、
まだ現役の凄腕エージェントであると同時に、可愛い孫娘の前ではデレデレになってしまうじいじでもある。
所々でこのお孫さんもストーリーに絡むのですが、これがあまりうまく機能していない。
重要人物を護送中に車内にこの人物を残したまま孫を学校に迎えに行き、校内で孫と一緒にママを待ってるうちに逃げられ、
といった具合で作品の空気も何だか微妙。最終盤まではアクションもかなり地味で中盤は中だるみ気味。
ニーソンの映画は、年をとってもなお強い姿が見られたらそれだけで一定の満足感があるんですけどね。