240.あのまますんなり終わるとは思わなかったけどラストはとにかく切ない。 【ゆきむら】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-30 01:46:57) |
【カジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-24 21:18:26) |
238.《ネタバレ》 驚愕のラスト。痛々しい。あまりにも痛々しい。自業自得といえば それまでなのかしかしここまで痛々しいラストをもってくるのかと でもそれのおかげで最良の映画になりました。 【とま】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-17 20:03:25) |
237.ノートンの熱演に尽きますね。ファーロングは相変わらずのアイドル演技でイマイチですね。この作品は自分から見ると差別について正面から取り組んでいると思います。考えられる作品です。他の方も書いていますがノートン自身が弟が撃たれた後、どうなったかが知りたいですね。久しぶりに熱のこもったいい作品でした。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-06-01 12:46:37) |
236.《ネタバレ》 今まで見てきた黒人差別映画の中では、一角を担います。これまでの黒人差別をテーマにした映画は、大抵、白人と黒人が仲良くなりました、で終わりますが、この映画は少し違います。敬愛する父親を黒人に殺され、ハーケンクロイツを掲げ、黒人を敵視するエドワード・ノートンの抜群の演技力に尽きます。演技のためとはいえ、よくあそこまで肉体を極限まで鍛え上げたなぁと思いました。とても『ファイトクラブ』の序盤のようなひ弱な役者とは思えませんでした。後半、○○○での体験で黒人に対する見方を改めるあたりから、物語の真髄に入っていきます。後味も悪く、少しストーリーが破綻しているところもありますが、訴えるテーマは、白人と黒人は仲良くなりましょうだけではないと思いました。 |
235.エドワード・ノートンが生々しかった。上手すぎ。 【さら】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-12 16:50:02) |
234.《ネタバレ》 人種差別とはなんなんだろうか?と真剣に考えさせられる作品です。外の世界では白人が集まり、人種差別が横行している時代。ヒトラーを崇め、白人の集会を開くノートン。しかし一旦塀の中に入ってしまえばそこは有色人種つまり黒人たちのほうが力が強く権力も上だった。塀の中での経験はノートンの概念をひっくり返すには十分だったのではないでしょうか?あの展開は急すぎるという意見もあるようですが、僕は素直に見られました。命の危険さえ危ぶまれるそんな中で、彼が選んだのは当然の道である。またそれ以上に彼が憎んでいた黒人から友好の手を差し伸べてきた、そんな状況が続けば当然であろう。出所してからの彼の行動も当然とは言えるがとても勇気のあることだと思う、いい家族を目指し、集会を止め、弟にも諭す。 日本に住んでいるとなかなか実感することはできないテーマではありますが国際化が進むなか今一度再確認する必要がある大事なことを教えてくれる気がします。ラスト、もしかしたらノートンは昔に逆戻りするかもしれないけれども、それで当然であろう。逆戻りしなくても、それはそれで当然であろう。人生とはそういうものなのかも知れないから。一度改心したらその後は何事もないなんて誰にもわからない、弟を失ってからの行動こそが彼が改心に至るかどうかの分かれ目なのだろうと思う。これほどまでに迫力のある人種問題映画には出会ったことがない。 【AXL侍】さん 10点(2005-02-25 03:24:55) |
233.ふたりのエドワードが好演。 すでにうまい演技で有名になった、ノートンをさらに食ってしまった、 ファーロングの演技は哀しすぎる。 適役なのでしょう。激しく弁舌な兄に比べ、 無口な語り部的なファーロングの役もまた難しい。 暗く激しく目を背けたくなるようなネオナチの暴力ドラマ。 こんなに嫌な映像の映画なのに、なぜに泣けてしまったのか・・ それは弟のファーロングの涙を通し、兄のノートンが見えたから。 うまい俳優に興味がある人にはぜひ見て欲しいです。 ラストを書くと面白くないのであえて書きません。 【アルメイダ】さん 6点(2005-02-19 06:52:59) |
232.どうしようもない怒りというのはどこにぶつければいいのだろう、と私もよく思う。この世に生きる限り救いはないのか。 【kasumi】さん 6点(2005-01-16 18:45:39) |
231.人種差別をテーマにしたアメリカ産映画はもうやめた方がいいと思う。この映画も他と同じで、どこにもたどりつけてない。それとノートンの目に凄い迫力があって、そんなギラギラのワル男が服役でアッサリと気持ちをスライドさせる展開はありえないと思った。この人上手すぎます。彼の演技力が裏目に出てる。 【キュウリと蜂蜜】さん 5点(2004-12-06 21:44:25) |
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230.気になりながらも、見損ねていた作品でした。語り部が・・・なラストは衝撃的でした。さて、兄貴が改心したストーリーはあれでいいの?結構語ってた割には、切れやすい若者の衝動を人種差別にぶつけてただけだったわけですね。って、それって少し勉強ができて理屈っぽい、切れたチーマー兄ちゃんと変わらないじゃないですか。作品は、まあ飽きない展開で面白いですけど、当初期待していたほどの深さは感じられず、「俺たちの怒り何処へ向かうべきなのか~♪」って印象でした。あと、校長先生・・・。立ち直りかけの兄貴を引き戻すようなことするなよ!その後の展開が気になります。 |
229.一つの「ストーリー」としては弱い感も有るが、実は結構リアル。 特に(現在でも不法占拠地帯を根城とし、存在し続けている)NAZI PUNKSは上手く描かれていた。 でも、やはり「この先」を観たかったね、映画としては。 【こじろう】さん 6点(2004-10-19 21:48:44) |
228.《ネタバレ》 あれだけの恨みの種を撒き散らしてしまったデレクが最後は家族円満に暮らしていきました・・なんてハッピーエンドで終わる訳無いんだよな、って事は途中から感じてただけに、中盤からラストに至るまでのストーリーがとてもキツかったです。恨みとは人を悲しませるものであり、憎ませるものであって結局は新たな恨みで返ってくるものでしかないんだ。人種に対する怨恨、デレク本人でなく弟が殺されるラストからは痛々しいほどそれが伝わってきました。しかし、デレクの恨みの対象は人種によるものとなっているのだけど、本当にそれだけであれ程までに膨れあがるものなのか。それを考えただけでも恨みって・・・ねぇ 【ホーラン℃】さん 9点(2004-10-09 19:03:05) |
227.みんなに分かりやすく人種差別について伝えたかっただろう映画でしょうね。ノートンの弟はノートンに影響されていたが実は皆が尊敬していた父親がノートンに影響を与えてたってことに食いついた! |
226.エドワード・ノートンのあの体・・めちゃ鍛えたんやろうな・・・。ホレ直した!かっこよすぎ!! 人種差別とかって永遠のテーマなんやろうな・・日本人(私)にはピンとこないけど・・・。 【テンダータッチ】さん 9点(2004-09-20 22:13:24) |
225.やはりどうも、こういう差別ものの映画はいまひとつピンとくるものがないです。結局この映画は、差別意識が抱える沢山の問題点をひたすら垂れ流し的にみせるだけで、それを解決するにはどうすればいいのかはほとんど描かれない。刑務所での出来事でもって「そんなに簡単なことなんだ」と見せかけておいて、それをあっさり覆すラストシーン。歴史は繰り返すということなのでしょうか。ノートンとファーロングは良かったです。 【あさしお太郎】さん 7点(2004-09-11 18:50:01) |
★224.ノートンかっこよすぎ。あと、ラストにビックリした。 【ベルガー】さん 10点(2004-09-09 14:04:00) |
223.《ネタバレ》 デレクの本当の戦いはこの映画の終わった後からなんじゃないでしょうか。刑務所のなかで、有色人種対白色人種という集団対集団の関係から、気のいい黒人と一対一の関係で話すうちに、自分の愚かさに気付くというエピソードは嫌いじゃない。でも話はそこからでしょ!デレクはまだ自分の冒した罪を償いきっていない。むしろ組織から脱退することで、問題から逃げているように見える。ラストで弟が撃たれることで、差別問題の一筋縄ではいかない感じを表したかったのだろうが、その問題を観客に丸投げしちゃってる。さぁどーしよーかねぇ、がんばってね、と言われた感じ。どうせなら刑務所の中で、今まで長い間かたくなに崩さなかった自分の考えを変えていくことの難しさとその葛藤をもっと掘り下げた方がよかったんじゃないかと思う。話してるうちに、「意外にいいやつじゃん」みたいな感じでさらっと考え改まっちゃうのも、どうなのよ?差別問題の問題提起だけの映画を作るのってもう古いんじゃない?先進もうよ。エドワード・ノートンの存在感を評価しても5点。ダニーはエドワード・ファーロングだったのね・・・・・。こいつもキャラが変わらんな・・・・。 |
222.《ネタバレ》 黒人だからというわけで優秀な白人を押しのけて警官になるものもあれば、黒人だから不当に重い刑を受ける者もいる。世の中は公平ではないが、救いのない最後もある意味ノートンにとっては自業自得である。父親の死後ノートンがネオナチに走ったのは父親の影響があったわけだが、このエンディングの後彼が元に戻らないことを願う。 【HK】さん 7点(2004-08-29 22:55:22) |
221.平和ボケの日本人に、この映画を問うことの虚しさを踏まえた上で傑作と胸を張って言います。暴力と憎悪は何も生まないのは事実だが、その無意味な物が威力を発揮するというおそろしさにも目を向けないと駄目だと思います。デレクの憎悪と凶暴性は他人事ではない。全然タイプが違うけど金八先生の中で、金八先生がこう生徒達に言ったことがあった。「確かに彼は悪です。どうしようもない悪です。でも、悪とは何ですか?どこに行けば悪はあるんですか?商店街ですか?警察ですか?病院ですか?違います。私達、一人一人の中に悪はあるんです。先生の中にもあります。つまり悪と戦うということは自分の中の悪と向き合うということなんです」。イラク空爆に触れてた方がいたけど、この空爆(というより戦争でしょ)の最も、恐ろしいポイントは、双方が自分を正義だと信じて疑ってないこと。真の悪は、往々にして善?の姿で現われることもある。最初は誰にもわからない。正体を現した時は、もう間に合わない。この映画は、確かに救いのないラストであるが、それでも描かれてるのは人間性と理性への希望であるのは間違いない。また同時に、それが暴力であろうと、殺戮であろうと、憎悪だろうと、愛だろうと、何だろうと人間は何か信じる対象が必要で、それほど人間はか弱い生き物なのだということも語っている。そこにこの映画の奥深さがあるのでしょう。今時の中高生にこれを映画鑑賞会で見せたらいいと思うよ。真剣にそう思います。 【ひろみつ】さん 10点(2004-08-13 13:17:25) |