49.ローランド・ジョフィ監督の一方通行になってるところも多々あるので、ラストですんなり感動というわけにもいかない。難しいやね、この手の題材は。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-09-27 01:29:07) |
48.この作品を当時の関係者からの視点を踏まえて 描いたら…そのクメール・ルージュの残忍さと 他国の優しさと偽善と言う残酷性がもっと浮き彫りに なっていたであろう。 リアルでショッキングな映像は、そのままを『非現実』として しか映さなかった、とても残念。 どうしても“プロパガンダ”としか私の目には 写り得ない…そこまで保身をしたいのか……? 『真実』を映す事を何故拒むのか… 【MAZE】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-12 02:35:50) |
47.映画というよりドキュメンタリーのように思える迫真の映像だった。あれほどの大虐殺が冷静に、組織的にできてしまう人間の底知れない恐ろしさを感じる。「狂気」で片付けてはいけない。あの時まわりの国はどうすべきだったのか。その問いかけは北朝鮮やスーダンといった暴走政権を前にした現代の我々の課題でもある。 【tigarato】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-09 22:39:43) |
46.少し題材に興味があって、これは見ておきたいなと思って見ました。まさにそういう映画だと思います。面白いとは言えないけれど重要な映画。ただ残酷さやインパクトで言えばほかの題材を扱った映画のほうがすごいものがたくさんあるのであとあとまで印象に残るというほどでもなく、いろいろなその他の映画の中に埋もれてしまいそうで残念です。それとやはりアメリカ人の視点で描かれていたのが気になりました。地味に、興味ある人に見続けられていくための映画かなぁと思いました。 【るいるい】さん 6点(2005-03-18 19:52:49) |
45.かなり背筋が寒くなる映画。 前半はシャンバーグとプランと仲間たちの厳しいながらもどこか明るい世界。後半は自分以外は誰も信用できずたった一つの判断ミスで殺されかねない歯軋りが出そうな孤独で陰湿な世界。 この前半あっての後半の恐怖感か。 また我々と同じアジア人による虐殺というのも身近なだけにかえって怖い。 でも一番怖いのは西欧人たる我々が一人のアジア人ごときの救出に尽力しちゃったんだぜっていう感覚。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-02-09 02:48:41) |
★44.本当は望ましいことではないのでしょうけど、映像としての完成度ではなく、扱った題材だけで、高い評価を与えたいのです。、、、、、ユダヤ人迫害を描いた映像は、数多くあります。しかし、ポルポトの虐殺をテーマとする映像はどれだけあるのでしょう。、、、、1970年代の半ば、大阪万博も札幌五輪もとっくに終わり、長島が引退し、キャンディーズもそろそろ引退しようという、そんな頃ですよ、、、わずかの間に100万人もの人が、、、しかもアメリカ政府も中国政府も、ちゃんと知っていて、傍観、或いは支援したなんて、、、、、。ユダヤ人迫害の歴史は絶対に忘れてはならないことですが、残念なことに、今、そうした映像は、シャロンの蛮行に荷担する機能を果たしかねません。それに、イスラエルでユダヤ人の強権的支配が確立すれば、イエスが再臨すると本気で信じているキリスト教徒が何十万、或いはそれ以上もアメリカにいるなんて、、、、、。ムーア君でも誰でもいいから、シャロンの蛮行を告発する映像を作ってくださいっ。お願いしますっ。、、、、、、あれっ、本題と離れてしまった。ごめんなさい。 【王の七つの森】さん 9点(2004-06-19 22:13:07) |
43.過去のカンボジアでのポルポト、クメール・ルージュの虐殺はここにいると伝わりにくい。映画だから脚色もあろうが、事実としてあったことを実感しました。いつもハリウッド映画ばかり観ていたので、ちょっとショック。そしてイマジンが良い。 【★ピカリン★】さん 8点(2004-06-16 22:33:08) |
42.幼い子供が銃を持たない世界であってほしいというのが私の切なる願いであります。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-04 12:33:32) |
41.一寸先の生死もわからぬ抑圧された生活が、どんなに過酷なものかは私には判らないが、見ているだけでも辛い。人権に対する考え方はその国・政権それぞれだと思うし、何が善で何が悪かのレベルもローカルルールで異なる。ただし、極端なルールを持つ国や政権に対して、他の国家が何をなすべきかというのは非常に難しく、微妙な問題であるとも思う。 <追記>16年ぶりに再見。あらためて見直すと政治色が薄いというか弱く、記者の友情物語の比重が高いように感じた。どちらに期待するかによって見方は変わるだろう。多少オリエンタリズム的なテイストもあって、これが政治と友情の2つのテーマの共通基盤であり、両者をブリッジしていると言えなくもない。 基本的には文化相対主義でありたいとは思うが、やはり基本的人権や生存権ってのは最低限保障されなければならないし、そこだけは譲ってはならないと再認識した次第。年とって少々保守化したのかもしれないが、時には他国への介入も必要なのかと。ただし、WHOも最近ちょっとアレだし、国際機関への信頼性が低下しているので、介入の枠組は少々難しくなりつつあるようにも思えるが。 |
40.素晴らしい、だけど二度と起きて欲しくない事を切に願う映画。『地雷を踏んだらさようなら』よりもメッセージ性があり、臨場感を凄く感じさせる。イギリス人の演出や演技にはすこし疑問も感じるけど、プランを演じた医者の背景、演技が壮絶すぎたので10点。 【わーる】さん 10点(2004-04-09 14:11:57) |
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39.クメールルージュ時代のカンボジアが舞台。公開当時は反共プロパガンダとの批判もあり、すっきりしない部分もありましたが、映画自体は秀逸。泣けます。ただし、実話にかなりの脚色が加えられているので、そこは注意。ちなみに、プノンペン陥落の時、ほとんどの西側の記者(日本の記者も含む)は現地スタッフを「ふつうに」置き去りにして逃げたそうです。(当時を知る記者から直接聞きました。) 【青い車】さん 7点(2004-03-04 16:39:10) |
【ぬりかべ】さん 10点(2004-03-04 15:35:38) |
【よしふみ】さん 5点(2004-02-19 23:45:01) |
36.とにかく衝撃的にして感動的。 とにかく見るべし。 【N列23番】さん 10点(2004-02-14 00:41:38) |
35.”共産主義には愛がない、だから支持できない。” 晩年、共産主義者とほぼ同じ理想を語っていたトルストイが盛んに言っていたこと(たしかドストエフスキーも)。 理論は、精緻であればあるほどその論理的一貫性を求め、自らの理論に当てはまらないものを排除しようとする。 おそらく、ポル・ポトは生真面目で立派な、普通の意味で 頭のいい男だったのだろう。しかし、絶望的に感覚が欠如していたに違いない。人にとって何より大切なのはこの”感覚”。 これが欠如している人間は、人との間に違和感を覚え、大いなる理論(あるいは身近な法律や慣習、子供なら先生の言ったこと)にすがり、それに当てはまらないものを排除しようとする。理論の化身に変わってしまうのだ。 共産主義に限らず、この映画が描いているような悲劇は、より小さな規模で今も日常生活で繰り返されている。 【綺羅☆KIRA】さん 7点(2004-02-12 22:29:05) |
34.ポルポトの残虐行為は、誰かが描かなきゃならなかったが、しかし、この映画のような形ではない。狂った連中の中で、少しでもまともなところのある奴は英語やフランス語を話す。そして、主人公を助けようとするのは欧米人。こうした構図から伝わってくるメッセージは明確だ。だからアジア人たる私としては、腹立たしさしか感じない。いつか、カンボジア人自身による「キリングフィールド」を見てみたいものだ。 【駆けてゆく雲】さん 0点(2004-01-23 22:54:48) |
33.ポルポトの狂気の政権が人々を殺しまくってた頃、僕はまだ子供でした。日本は平和で、海を隔ててこんな地獄が起きていることなんて知りませんでした。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-12 11:58:49) |
32.ポル・ポト政権の「原始共産主義」なる理解不能な思想により数百万の人が虐殺された事実を伝えるインパクトはあると思う。ただ、アメリカのカンボジア侵攻とCIAの画策したクーデターがなければこのような悲劇は起きなかっただろうということを心に留めて欲しい。釈然としないものを抱えつつも力作であることは認めます。 【shakunin】さん 7点(2003-11-21 19:46:57) (良:1票) |
【ボバン】さん 5点(2003-11-21 00:16:25) |
【虎尾】さん 7点(2003-10-19 18:13:20) |