5.江戸川乱歩原作だが、苦手な寺山修司系のアングラ臭がする。異常なほどに潔癖症な小説家の妻と腹話術師の夫の愛と倒錯の世界。官能的な内容のはずなのに、エロスがまったく感じられないのもつらい。 【飛鳥】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-06-14 01:00:40) |
4.清水美砂の頭が中森明菜のディザイア風。逆に温水さんの頭はふっさふっさしてるし、違和感めっちゃあっただし。光浦は光浦でなんでメガネを外してんだか、見えないでしょうに・・・。 ってそんなことより、清水美砂にあまり魅力を感じないので官能れない。いっそ清水美砂が椅子人間の正体だったならおかしかったのに。 いっそ清水美砂が家具職人やってくれてりゃ かなりおかしかったのに。 いっそ清水美砂が椅子の中で素っ裸になって潜ん・・ ってやめた。もういいや。正直、國村隼の腹話術がちょとクドイ。 【3737】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-11-04 23:53:34) |
3.「倒錯した性癖」が描かれた乱歩「人間椅子」に、「性の倒錯」をモチーフとしたオリジナルストーリーを加えた脚色が巧い。送られた原稿に書かれた内容を知りたいという欲求、送り主は誰なのか知りたいという欲求、倒錯の世界に足を踏み入れた女流作家の行く末を見たいという欲求、、、観客の興味を持続させながらもどうもそんな単純なお話でもなさそうだと思わせる主人の謎めいた動向の差し込み方がまた巧い。だから腹話術だったのか!というカラクリの妙!まさしく乱歩の世界であった。後から考えれば少々ムリのあるお話なのかもしれないが、見事なまでの乱歩的ストーリーに脱帽。残念なのはエロス。裸を見せろとかそういうことじゃない。直接的な描写はむしろ無い方がいい。でも、もっとソソルものが欲しい。「性の倒錯」はお話の上ではあったが画面の上では乏しかった。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-30 15:32:56) |
2.三度くらい途中で寝てしまい、やっと最後まで見たら意外に面白かった。ラストが衝撃。 【ショウガ焼き】さん 6点(2005-02-02 17:53:57) |
★1.《ネタバレ》 これも、「双生児」と同じ日に拝見しましたけど、こちらもなかなか面白かった。 この映画では、家具職人がふとしたことがきっかけでちょっと変わった性癖を持ってしまうのですが、まぁ、これはわからなくもないような気がしますよ。 最近の世の中は昔と違い、価値観が多様化してきてますから実にさまざまな要求や願望がいろんな場面で交わされるわけです。もちろん異性の好みや性癖についても同様のことが言えます。しかも、この多様化した好みというのはなかなかそれに合う人が見つかりにくいのもまた事実で、もし、それが偶然にもうまい具合に合う人がいれば、それはもう水を得た魚のように二人の絆は一昔前の今ほど価値観が多様化していない頃の異性の結ばれ方とは比べものにならないくらいの強い絆で結ばれるものではないかと思います。 この映画では結局、こんな風変わりな性癖がきっかけで夫婦間の仲を取り戻すことができ、ハッピーエンドとなったわけですが、これは現代人へのちょっとしたメッセージとしても取ることができます。 同じ性癖とまではいかなくても、同じことを考え、同じ趣味を持ち、同じ苦痛を共に感じるってすごく大切なことですよね。 ところで、佳子が手紙を読んでいるとき、「もうお気づきのことと思われますが・・・」の後、佳子と同じように後ろの椅子に気を向けてしまっている自分がいました(笑)。※ 【もっつぁれら】さん [映画館(邦画)] 7点(2004-09-10 00:00:56) |