6.《ネタバレ》 ホルスト・ブッフホルツ&カトリーヌ・スパーク&ベティ・デイヴィスがメインのイタリア映画、なのですね…(皆イタリア語で喋ってる⇒スパークちゃんはともかく)しかし、デイヴィスにせよスパークちゃんにせよほぼほぼ「固有の属性」に近い役をま~た演らされてるダケなワケで、んでブッフホルツがごくこーいう感じ…となると流石にちょっと「締まらない」ですかね。。いわゆる件の悩める「高等遊民」ってダケだろ!とゆーか、でもこのタイプの男に共感できたコトなぞ個人的には人生で一度も無いですケドね!(しかもまたイケメン!と来りゃあ…)正直、私自身もスパークちゃん以外には見ドコロは無かったと言っちゃいたいです。凡作かと。
監督の前作『禁じられた恋の島』が、文芸映画としてもネオレアリズモとしてもごく非常に面白かったのでコッチも観た…という経緯なのですね。しかし前述どおり全体としてもイマイチ+その二つの観点からもごく微妙…かと思いましたです。そもそも『禁じられた恋の島』はとにかく高度にネオレアリズモ!で実に好かったのですが、今作とて同一の監督&製作もどっちもカルロ・ポンティ&イタリア・アメリカ合作なのも同じ、だのに何故にこんなに雰囲気自体が違うのでしょ?(コッチは正直、かなりアメリカ映画的な感じで…)ベティ・デイヴィスの所為、なのかしら。。