6.《ネタバレ》 オムニバス物のひとつで、しかも30分物であることを後で知った。アントワーヌ・ドワネル五部作の二作目だが、ただの「ツナギ」ととっては失礼な作品かも。少なくともドワネルを観察するうえで「大人は判ってくれない」から「夜霧の恋人たち」の間としてかなり機能しています。 |
5.こういう苦労を積み重ねないと、男は、女から出ているサインが読みとれるようにならないもなのか。30分ものとしてよくできている。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-10 16:36:18) |
4.《ネタバレ》 アントワーヌとコレットの二人が同じ空間で同じ音楽を聞き、同じ映画を見たりしている場面でお互いがお互いを意識していないように我慢していても意識している姿が微笑ましい。ただ、二人が成長する過程があまりにも急で解り難くて物足りなさが残る。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-25 17:38:29) |
★3.《ネタバレ》 自分に置き換えてみると、これはかなりイタ~イお話。コレットが両親に「前にも話したでしょ」と言ってたのに、その両親はそれにお構いなくアントワーヌを食事に招いてたというのも相当イタい。 短編とは聞いていたが、ここまで短いとは正直思わなかったのだけど、この尺の短さがかえって良かったのだと思う。コレットの家に突然男が現れたことによって突然事態が急変し、一気にエンディングへと向かうのだけど、もし、観る前から上映時間が分かっていたとしたら、(そろそろ何かあるだろうなと予測してしまい、)突然の急展開にもさほど驚かないだろうと思う。約30分の上映とは、そういう意味で正にベストな長さ。 ラストの写真の数々もまた、短編らしい凄くセンス溢れる締め方で、切ないけど妙に満足してしまった。 また、「大人は判ってくれない」のポスターが劇中に出てきたのも、トリュフォーのユーモアが感じられて面白い。 【もっつぁれら】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-12-02 13:52:02) |
2.短いが楽しめました。 やっぱり、この“ドワネルもの”シリーズはハズレがありませんね。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-03 16:21:11) |
1.《ネタバレ》 フランス、イタリア、日本、西ドイツ、ポーランド、それぞれの監督がそれぞれの青春をオムニバスで見せる作品。その第一話としてトリュフォーの短編『アントワーヌとコレット』があります。アントワーヌ・ドワネルというトリュフォーの分身とされる人物は、次の3作目『夜霧の恋人たち』では相当ダメダメ男になっちゃってます。そのダメダメ男への入り口が見え隠れする作品。愛すべきダメダメ君のスタートとも言える作品。好きな女性より女性の家族に可愛がられるというのは、次の作品に繋がっていきます。この映画の最後、コレットはアントワーヌを自分の家に残しボーイフレンドと出かけて行きます。残されたアントワーヌはコレットの両親に挟まれてテレビを...痛い!痛すぎる!!想像しただけで逃げ出したくなる。がんばれアントワーヌ!負けるなアントワーヌ!! でも彼は逃げない。のほほんとしている。 【R&A】さん 7点(2004-04-19 12:35:04) |