7.《ネタバレ》 バカなんでよくわかりませんでしたパート4。 ドストエフスキーがモチーフ、それについてのいろいろが並行して描かれているのですが全然わかりませんでした。 ただ音楽の使い方やロケーションなどはよかったです。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-04 20:12:31) |
★6.《ネタバレ》 80年代のゴダール作品なんて面白くないだろうと思って全く期待しないで観てみたら、やはり予想通り面白くなかったです。 冒頭の空撮の場面で電話の音が鳴っていたりする大胆な音の使い方に先制パンチを喰らい、相変わらず斬新さを追い求めているんだなぁと、ゴダールの映画に対する情熱や意欲に感心したものの、終始に渡ってどうにも面白いようには思えては来ませんでした。 ナレーションを多用したり、黒画面に文字を出してカットを切り替えたり、フレームイン&アウトで見せるワンシーンなど、ゴダールが初期の頃からやっている手法がこの映画でも出てきたりと、良くも悪くもらしさは出ていたので、そこは良かったと思います。 特に印象に残ったのは、飛行機の中で馬鹿やってたり、ダンスをしていた女が裸になったり(男の願望か?)、レコーディングのシーンが何の進展もないまま延々と流れていたりといったシーンなのですが、見ていてワクワクしたり、驚きがあったりするシーンはトータルで考えてもやはり少なく、これは感覚の相性のようなものかもしれませんが、楽しむ事が出来なかったというのは間違いなさそうです。 また、80年代の映画は、その当時の曲がバックに流れている事がよくあり、それがかえって古さを感じさせる要因の一つになっているような気がして、やはり肌に合わないと再確認させられた映画でした。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-10-14 21:54:33) |
5.これが「勝手にしやがれ」のゴダールか!?どうしてこういう映画を創ろうと思ったのかな?云々かんぬん言う映画ではないですよね。ただ邦画にはこういう映画ってないと思います。こういう個性ある映画に金を出すのは、やはりヨーロッパだからなんでしょうね。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-03-02 15:01:07) |
4.ゴダール作品はほとんどを観たが、本作はその中でも最も苦痛を強いられた作品だった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2007-09-20 23:29:09) |
3.話はよくわかんないけど、この映画を見るとなんか元気が出る。車や飛行機の黄色が良い。この映画を機にリタミツコのCDを聞いてみた。普通、サウンドトラックとして販売されているCDを聞くと、その場面が浮かんできたりするものだが、このCDに関しては「右側に気をつけろ」のあの音楽とは全く別物の気がした。リタミツコの曲はとても気に入ったけれど、「右側に気をつけろ」のリタミツコの音楽はなーんか違う。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-29 01:35:54) |
2.3つの異なったエピソードが平行して流れるんですが、結局平行して流れるだけで交わりません。ただ凄いのは、ゴダールが登場する話は完全にコメディ、リタ・ミツコの話は完全にドキュメント、ジャック・ヴィルレの話は掴みどころのない寓話、と全く異なるジャンルで同時進行しながら、それらが違和感なくひとつの映画に収まっているところ。でも中身はちんぷんかんぷんでした。飛行機が揺れて機内放送で機長が「ちょっと居眠りしてました」は笑ったけど。ちなみに、ジャック・タチ脚本・主演の『左側に気つけろ』がこの作品のおかげで陽の目をみたらしい。ゴダールはよく作中に先人の作品に対してオマージュをささげるが、これは一番解かりやすい例かも。 【R&A】さん 5点(2004-03-30 11:52:59) |
1.いつもながらにキキカイカイ(奇々怪々/喜々快々)な、ゴダ-ル先生の映画。それにしても本作、いつも以上にヘンテコです。先生ご本人が出演され、「今日中に映画を撮らねばならない」と宣告されて右往左往のドタバタ劇を演じたり、何の脈絡もなくリタ・ミツコのレコ-ディング風景がくり返されたり、いきなりジェーン・バーキンがスポーツカーに乗って現れて、「?」なコントを繰り広げたり…と、とりとめのない映像と音響がどこまでもコラージュされていくだけ。ハッキリ言って、お世辞にも「面白い」作品とは言えないでしょう(でも、ゴダ-ル作品に「面白さ」を求めるヒトなんているのだろうか…)。ただこの映画、どうか大きめのモニターで1日中エンドレスに流しつつ、メシ食ったり、本を読んだりしながらその合間にチラチラとご覧いただきたい。すると、これがクセになるほど心地よいのですよ! 偉大なるJLGを”環境ビデオ”扱いするなんて、とヒンシュクを買いそうだけど、この映画がゴダ-ル流「日常の中の冒険」譚であるなら、実はもっともふさわしい鑑賞法じゃないでしょうか。そうして見た本作は、類稀な「美」と「親密さ」を感じさせてくれることでしょう…たぶん。 【やましんの巻】さん 9点(2003-11-25 16:56:23) (良:1票) |