85.終始、歌いっぱなし..それでもって、物語としてちゃんと成立している..ある意味すごい..が、ミュージカルアレルギーの私には、ちょっときつい..かな..(字幕を読む作業があるので耐えられたけど、歌が日本語だったら、と思うと..) 後半は、ツッコミどころもちらほら..物語としての結末も、不満あり..もしかして..と思い(ラッセル・クロウのファンでもあるので)..観たのですが..う~ん、残念...(ちなみに、全編歌いっぱなし作品はこれで2作目、マドンナ主演の「エビータ (1996)」が最初..←こっちは、6点) 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-08-25 18:19:58) |
84.ミュージカル映画は食わず嫌いだった私は、雨に唄えばなど古典名作のおかげですでに考えが変わっています。 そしてここにきて、現在のミュージカル映画はこれだ!というもののを存分に味あわせてもらいました。 メインから脇を固める登場人物までしっかりとした存在感があったことが印象的。 これまでのレビューを拝見する限りミュージカルを熟知されている方からの評価が高い作品ですが、私のようにミュージカルに縁遠い者にとっては、ミュージカルを見たくなるような作品でした。 あまりにも有名な文学作品でありながら、とっつきにくいイメージのレ・ミゼラブルを身近にした功績は大きいと思います。 【午の若丸】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2013-08-02 14:41:39) |
83.《ネタバレ》 いやーなげぇ。正直な感想です。評価がかなりいいのでかなり期待して観たのですが・・・トホホでした。いいものであればたとえそれが苦手な相手でも感銘を受けさせる威力があると思うが、この映画には無かった。もともとミュージカルにあまりいい印象がなく、「マンマ・ミーア!」を観てミュージカルいいじゃんと思い知人の勧めもあり勇気を出してこちらを観ました。イヤーまたイメージ悪くなりました。終始歌いながら台詞を言う・・・んーっ。4~50分過ぎた辺りから普通に言えよ!って突っ込んでました。「♫私はジャン・バルジャーン!」と歌いながらドヤ顔で言われてもね・・・そしてアンニュイな終わり方。なんというかメリハリも感じないし、途中で魅了するような大勢でダンスとか期待していたがなし。そして脈絡も感じない突然主要人物が死んで行く・・・感情移入も出来ないし死にゃぁお涙ちょうだい的なものを感じる。主人公も時に罪人、時に善良な人というカメレオン人生を描いている。どうせならダースベーダーみたいに落ちる所まで落ちろよって思う。出頭せずに余生を送ると決めた時にその覚悟がなくちゃね。そしてなんでも暗く悲劇に捉える・・・そういう映画なんだけど、コゼットが結婚するのが悲劇かぁ~っ!女性は結婚して幸せだろう・・・なんであんなに悲壮感に浸るの?! そりゃあ辛いけど良かったという入り交じったものがあるだろう・・・この映画内容的には歌わずに普通の台詞にしたら1時間もあれば終わると思う。そういう内容もない映画です。それをなんか不必要に歌う台詞で長引いているとしか感じなかった。 あの壮大な感じとキャストたちの豪華さにだまされてないか・・・冷静に観てどうかな。 ファンの人には悪いが感じたことを正直に書いた。 【レスポーラー】さん [ブルーレイ(字幕)] 2点(2013-07-30 22:24:34) |
82.《ネタバレ》 やはり、ジャックマン、クロウ、ハサウェイをもってしても、「歌いながらの演技」は難しかったようですね。みんな、神経が歌に集中してしまって、ほかのことが抜けてしまっています(しかも歌唱も大して良いわけではない、というか、そもそも楽曲自体が台詞回しに引っ張られて曲として完成していない)。その辺のところで安定していたのは、「マンマ・ミーア」でも唯一まともな歌唱を聴かせていたアマンダ・セイフライドと、そのコゼットとどちらがヒロインか分からないくらいの存在感を見せていたサマンサ・バークスくらいでした。それとは別に、マダム・テナルディエがヘレナ・ボナム=カーターというのは、キャスティング一覧を見ただけで笑ってしまうほどはまりすぎで、歌いながらではない本来の演技で見てみたいところでした。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-29 01:09:56) |
81.映画用に短くまとめたんだと思いますが、ストーリーの進行が急ぎ過ぎです。もうそこか!という感じで、歌うのやめて、もっとじっくり描こうよと思ってしまいました。ただ後半は歌が心地よく感じ、これが演劇で受けるのも納得がいきました。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-26 21:45:14) |
80.鑑賞方法、楽しみ方が解らない。 ストーリーや感情が盛り上がったところでの歌、そして寄り-引き-壮大なカメラワークの大俯瞰ならともかく、逆の展開が多くて、観ているこっちの上げ方がギクシャクしてしまう。 映画として1つのジャンルではあるだろうが、基本、間やストーリー展開、非日常の中のリアリティ、+αの想像力をかき立てられる事を求めて映画を観る私には、チープな話を大袈裟にやっているこの映画はかなり残念だった。 TVでの映画紹介や予告編で十分感動できた、まさか本編でこんな感想になろうとは、DVD鑑賞でよかった、映画館に足を運んでたらしばらくヘコんでいただろう。 次からこの手の映画は注意します。 【カーヴ】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-07-19 09:48:03) |
79.ストーリー展開があまりに雑で、正直ダイジェスト版をみているようだった。 全員が常に歌うのはいいとしてもその背景にあるストーリーやエピソードが断片的過ぎる。 映画という媒体においてはやっぱりストーリー運びに主軸を置いていただきたいところである。 しかしそれでも歌はやっぱりすごかった。 ひきつけられるシーンにおいては本当にグッときた。 逆に歌わずに普通の映画として見せてくれるシーンがあっても良かったんじゃないかなと。 説明不足や、単調になりがちなシーンを減らす意味でも。 なんか常に力が入りっぱなしなのですごく疲れた。 【Fukky】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-15 08:14:13) |
78.《ネタバレ》 ここまでがっつりミュージカルだったんだ・・・ 新鮮だったし、歌は感動的だった。展開は雑に感じる(ちょっと滑稽にも)けど、そもそもそういう映画じゃないんだろうね。 【ラグ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-07-06 01:22:55) |
77.泣ける泣けると言われて見ましたが、泣けませんでした。 歌は上手ですが、なんだか不完全燃焼な感じが残りました。 【さわき】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-27 01:26:22) |
76.《ネタバレ》 レ・ミゼラブルがどんな話かも知らず、しかも何の予備知識もなしに見たので、一番最初に唄から入るシーンで「お、これってミュージカルなんだな~」と思ってたら次に出てきたのはラッセル・クロウ様。そしてラッセル・クロウまでもが軽やかに唄ってるではありませんか。彼のイメージに唄というものが全くなかったので驚き。個人的には「へぇ~、普通に上手いやん」て関心しましたよ。ヒュー・ジャックマンも上手いし、 アン・ハサウェイは当然のごとく美声きかせてる。そしてレ・ミゼラブルのお話も凄く気に入りました。これはやっぱり、「赦す」ことがテーマのお話ですね。誰かを赦すていうのは、人間にとって実はもっとも困難なことかもしれない。神を信じそれを実践することで、自分も周りも変わる。そして革命という変化。そういうチェンジすることへの大いなる讃辞を感じました。皆さんおっしゃる通り、たしかにアップが多いなと僕も思いました。遠景でスケール感だしてるのは冒頭のシーンぐらいで、あとはみんな常に人にスポットがあたった画作りでした。それはミュージカルを映画化することの意識でそうなってるのかもしれないけど、映画ならではの画作りをもっとやっても良かったかなとも思います。でもいい映画であることは間違いありません。皆さん素晴らしい演技でした。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-27 01:26:21) (良:1票) |
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【K】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-24 22:30:37) (良:1票) |
★74.この映画の原作はヴィクトル・ユーゴーではなく、ユーゴーの小説を元にしたミュージカルを映画化したものです。原作が舞台劇なので、ストーリーテリングはかなり荒っぽいものでした。時系列を順に追っていくのではなく、舞台は象徴的ないくつかの場面にのみ絞られ、「そして○○年後」といった具合に話がピョンピョンと飛んでいきます。大事なところがかなり端折られているので物語については脳内補正をかけて観る必要があり、えらく不親切な作りだなぁとガッカリしました。また、歌詞によってすべての感情がはっきりと表現されてしまうという点にも、かなりの違和感を覚えました。映画には、あえて口に出す必要のないセリフというものがあります。その場の状況と、俳優の表情さえ映していれば充分に理解可能であり、それを口にすると、途端に陳腐になってしまう類のものです。そんなものまでがご丁寧に大声で歌い上げられてしまうので、あまりの押し付けがましさにうんざりしてしまいました。これは映画という舞台とは別の媒体なのだから、バカ正直に舞台と同じことをやるのではなく、映画なりの見せ方をしてもよかったのではないかと思います。ここで申し上げておきたいのは、私はミュージカル映画というジャンルの面白さは認めているということです。某司会者のように、俳優が突然歌い出すこと自体を拒絶はしないのですが、本作については、映画という媒体の特性が無視され過ぎているのではないかと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-06-23 02:13:23) |
73.とても有名で大好きな物語ですが、ミュージカルは見ていませんでした。そういう見地からの感想は、ストーリーの運びが雑だなあ、ということです。それは唄に時間を割かねばならないからしょうがないのかもしれません。 また、ミュージカルの好きなぼくとしては、アップばっかりでつまらなかった。ソロだからといってもその人だけに寄り切らなくてもいいと思うのです。 ……大きく言って、その2点が不満でした。 しかし、唄を同録で録るという手法は画期的でした。 その知識はなく見たのですが、見ていて普通のミュージカルと違うこの感じはなんだろう?と思い、みな口パクではなく実際に歌っていることに気づいた時には鳥肌が立ちました。口パクではなく生で歌うことが、これほど唄の感情を伝えるとは思いもしませんでした。映画では技術的にそれは今まで困難だったし、映画でもMVでも口パクが普通のことと思っていました。この映画は、ミュージカル映画にまったく新しい次元をもたらしたと思います。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-25 03:36:48) (良:1票) |
72.舞台を見たことがある人とない人で、評価は大きく分かれるのではないでしょうか。僕は見たことがなく、音楽もストーリーも完全に初見だったので、信じがたい感動を味わうことができました。すべてがプロフェッショナル。原作自体がとてもよくできていたということだと思うのですが、誰もがどこかのシーンで共感できる人間ドラマが描かれています。それでいて、観客を飽きさせない宿屋の道化たち。そして名曲の数々…。キャストもすばらしいですが、個人的にはガブローシュが大好き。ドラクロアの民衆を導く女神の横に描かれてるのが、彼がモデルと聞いてとてもうれしい。 【コダマ】さん [試写会(字幕)] 9点(2013-03-25 00:35:21) (良:1票) |
71.普段ミュージカル映画は観ませんが鑑賞後の後味の良さは最近見た中でも一番でした。とてもさわやかな気分にさせてくれる映画でした。 【ポン太氏】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-16 13:04:36) (良:1票) |
70.《ネタバレ》 全編に渡ってセリフを全て歌にのせてるのには驚いた。話もわかりやすく、なにより歌の素晴らしさに感動させられっぱなしでした。 【しっぽり】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-15 16:49:12) (良:1票) |
69.公開翌日に観に行きました。私は元々英語のミュージカルが大好きですが、ロンドンでレミゼの舞台を観た時は、主役が誰なのかさえ知らない状態で、「レ・ミゼラブル」ってどんな作品?程度の意気込みでした。結果、今まで観た舞台の中で、断トツカロリーを消費させられて疲労する作品でした。2時間半の中で、なんて凄まじい大河ドラマを見てしまったんだろう・・と。普段は鑑賞後に劇場内の写真を撮る私が、それすら忘れてヨロヨロと帰りのバスに乗り込みました。良い意味で鑑賞するのは1度で良い、何せ魂を持って行かれる作品でした。そんな思いの強い作品、しかも私、当てるつもりで応募したキャスト来日イベントに見事当選し、生ヒュー&アン&アマンダ&トム・フーパー監督、そしてオペラ座の怪人loveの私にとっては神様サー・キャメロン・マッキントッシュを見て、期待度あがりにあがり、待ちに待った映画版を鑑賞。。。。人生で初めて、嗚咽が来るんじゃないかというくらい、震えるほど泣きました。エンドロール、ハンカチで顔を覆っていたので見えてません・・。映画版の完成度は非常に高く、舞台版では見られない俳優さんの表情などを見ることが出来て、大満足です。今日までに3回映画館で観ました。多分もうこれ以上は見ないです。オペラ座の怪人は映画館で15回観ました。でもこの作品はもうこれ位で良いかなと。これ以上見たら、本当に魂を持っていかれて抜け出せなくなってしまうかな・・。そんな作品です。ちなみにマリウスとアンジョルラスが男前すぎて、今後注目したいです。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-03-14 08:48:57) (良:1票) |
68.《ネタバレ》 高校時代に原作を読み、文化祭で無謀にも3時間超の自己満足の極みといえる劇をやりました。ただ、ミュージカルは未見。アメリカ滞在中に座席がすべて寝転がれる巨大カウチという映画館で鑑賞。冒頭から映画ならではの映像美と迫力で引き込まれ、ファンテーヌの悲劇ですっかり物語にはまっていました。ただ、そこからは個人的には下降線。ジャン・バルジャンとジャベールの対決がちょっとあっさりで、もっとジャベールの執拗さとそれゆえのラストの絶望を表現して欲しかった。ラッセル・クロウならできたはずだけど、歌のほうに意識が行き過ぎてたのかなあ。彼の(歌唱力じゃなくて)「演技力」に期待したぶん、ちょっと物足りなかった。また、コゼットの出番が終盤思ったよりも多くなく、むしろエポニーヌに感情移入してしまう始末(いや、そういう人は多いとは思うけど)。というわけで、とくに何をしたわけでもないマリウスとの結婚と大団円にもイマイチ乗り切れず。ラストのファンテーヌとエポニーヌの再登場に一気にテンションあがるものの、やっぱりもう少しいい感じにできたのではないかなあという感はぬぐえずの鑑賞でした。あ、ちなみに巨大ソファに寝っ転がっての2時間半強は快適そのもの。他のお客さんと最後は拍手で(ここはさすが本場)締めました。 【ころりさん】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2013-03-09 10:39:12) (良:1票) |
67.歌に、打ちのめされ、魂を揺さぶられ、希望を見出した。「歌」って、最高に素晴らしい!!! 【おおるいこるい】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-03-02 20:35:19) (良:1票) |
66.《ネタバレ》 無情=悲惨な人々たち。ファンティーヌはまさにそれに当たる。冒頭から夜のシーンが続き、彼女は髪を抜かれ、歯を抜かれ、どんどん堕ちていく。しかし「無情」がこの物語の本質ではありません。彼女の死後、突然スクリーンから暗闇が消える。突然光が溢れ出す。あのとき、暗闇に慣れた観客は「あ、まぶしい」と思ったはずです。そして光のなか、突然クソガキが現れて歌いだす。ガブローシュとか言う小僧らしい。私だったら彼に助演男優賞を与える。それぐらい躍動感があった。革命だ、戦争だ、クソだ、という絶望感などサラサラありません。そこにあるのは歓びです。私はこれから死のうとしている学生さんたちが賛歌を謳っているように感じました。ミュージカル映画で時々「なぜ突然歌いだすのか意味不明」とかいう人がいますが、俳優たちは歌うのではありません。謳うのです。民衆の歌、それは暴政に対する絶望の悲鳴ではなく、「生」に対する純粋な歓びの歌だ。生きることが困難な時代だからこそ、生きていることに対する歓びが声になり、歌となり、そしてその歌声が我々の耳に届く。これぞミュージカルなり。これぞ生の本質なり。残業がきつい。金がない。亭主の息が臭い。そんな他愛もない悩みで年間3万人が自殺する我が国に欠けているものをレミゼは教えてくれる。これからは生きるのはやめて活きよう。命は燃やすものだ。人は生きている以上はやはり謳わずにはいられない。むしろ人生において謳わないほうが不自然だ。一流俳優たちの演技は素晴らしい。しかしこの作品の一番の素晴らしさはガキのガブローシュや、痛すぎる幸薄女性のエポニーヌをはじめとする民衆たちの躍動感なのです。「民衆の歌」を聞いてください。彼ら脇役の歌声が次々と重なり合い、最後に大合唱となる瞬間を見届けてください。彼らは決して不幸ではなかったのです。涙どころか鼻水までもが洪水です。DVD化され自宅で観るときは今度こそ民衆の歌の後に、1人スタンディングオベーションを実行することをここに誓います。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-02-21 21:00:38) (良:3票) |