50.フランスやキューバなどの国民皆保険が上手く回っている国の税制や経済などについて、もう少し突っ込んだ解説や分析が欲しかった。日本にも、何か見習うべき点があるのではないでしょうか。今、国民皆保険の導入に挑んでいるオバマ大統領には、頑張って頂きたいです。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-11-22 22:58:28) |
49.《ネタバレ》 今後、アメリカ映画を見るたびに、「この人、今、腕吹っ飛ばされちゃたけど、ちゃんとした医療保険に入ってるんだろうか」とか、考えてしまうかと思うと、いささかしんどい。……、えーと、ウソです。すみません。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-21 23:14:30) (笑:1票) |
48.《ネタバレ》 全てにおいて洗練されて格好よくて優れていると思っていたアメリカへの憧れが音を立てて崩れ去る、そんな事実を突きつけてくれた作品。超金持ちは超貧乏と一緒にされたくない。だから皆保険制度なんてもんは超金持ちにとってはくだらない理想論でしかない。確かに、毎月一億円も税金を払う人と毎月10万円の生活保護をもらう人が同じ条件で手術させられたらたまったもんじゃない。でも英仏やカナダやキューバはそうなんだよね。すごいね。オバマさんは真剣にこの問題に取り組むらしいけど、もしそれが叶えられたらこの映画はきっとアメリカ史に残る偉業を達成した(映画が政治を動かした)ことになるのかな。 でもうちの故郷にIターンしてるフランス人は「自国では若い人は税金が高すぎて(起業の)チャンスがない」と言っていた。きっとどっちが優れていたかは後世の歴史家が判断するんだろうけど、やっぱり自分は日本にも英仏加を目指してもらいたいと思いつつ、税金あがるのはヤダなとヘタレてみたり・・・。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-20 00:32:21) |
47.《ネタバレ》 ○一方の悪いところと他方の良いところを見せるというやり方はあまり好きではないが、こういった問題提示を分かりやすく見せている点からしてあえての演出だろう。○いつものムーア映画に比べると大人しい印象だった。○アメリカの医療がここまで崩壊しているとは思ってなかった。それでもこれは氷山の一角なんだろうな。いずれは日本もこんな風になるんだろうか。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-26 11:21:34) |
46.《ネタバレ》 難しい問題わかりやすく提示してくれるところは 非常にいい。前のボウリング・フォー・コロンバインも その辺は非常にうまいなぁと思いました。 ただし今回税金に関しては触れないの?という疑問がでてきました。 これだけ福祉がしっかりしていれば取られるものも大きい。 その辺には触れないのかなぁ?いい面ばかりみてないか? ってのがでてきた。 でも日本でも子供生まれたら100万円みたいな補助金くれたら 少子化とかまぬがれるのにね。 【とま】さん [地上波(字幕)] 8点(2009-08-04 10:15:26) |
45.《ネタバレ》 ムーアさんは毎回自国の問題を他国民にも分かりやすく説明してくれますよね。今回は医療制度でしたが、何か資本主義とは?って事を考えさせられる映画でした。まさか自分大好きアメリカ人から助け合いの精神が聞けるとは思ってなかった。そもそも資本主義で助け合いっておかしいだろと。一方向から見たらその国がよく見えても違う角度から見たら問題抱えてる、だから、あまり比較とかは素直に見れないんだけどそれにしてもアメリカの医療制度はひどい。個人的にはムーアさんの突撃取材が見たかったなぁ。 【雪駄】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-13 06:18:16) |
【ぷっきぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-15 03:15:09) |
43.アメリカかぶれのティーンエイジャーに見せたい映画。 政府の方向性では間違いなくアメリカを追随していると思われる日本にあって、ここで描かれている悲惨な医療問題は決して他人事ではないと思う。ただ、日本にはアメリカ社会の根底にある狂信的なまでの社会主義アレルギーがなく、むしろそういったイデオロギーを何ら持たずに生活する人が大半であるから、船頭次第でどっちに転ぶか分からない。例えばこの映画で描かれているような他国の現状に関心を持ち、さらに自国の現状を顧みる人が増えれば、同じ轍を踏まない道を選べるはずだと思いたい。 それにしてもアメリカ人の肥満率はひどいものだ。一目瞭然の自分たちの無秩序な生活習慣を棚に上げ、平然と体制を糾弾する身勝手さもまた、この国らしい。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-04 12:11:32) |
42.マイケル・ムーアの映画ってドキュメンテリーなんだけど、音楽やテレビドラマや映画、アニメーション等を使って非常に娯楽的な要素を持ち込んでいるのが上手いと思う。折角の内容だって、見てもらわなくちゃ何の効果も無いだろうから。そういった中でアメリカの医療問題ってのは知らなかった人には非常に驚かされる事だと思う。日本ではERなんて医療ドラマが人気になってその裏にある医療費の問題には触れてなかったから、この映画はその意味ではERを見ていた人には特に見てもらいたい。日本ではこうしたドキュメンタリー映画の公開が圧倒的に少ないから、こうしたムーアみたいな撮り方は日本では見てもらうという意味でも面白いとおもう。 【奥州亭三景】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-04-29 10:43:37) |
41.《ネタバレ》 私はアメリカに行ったことも住んだこともないが、アメリカ製の映像コンテンツはくさるほど見ているのでもしかすると実際に住んでいる日本人より部分的には詳しくなっているかもしれない、それはいばれることではもちろんない。 それでまあ最近、アメリカの貧乏人に同情する気持ちがどんどんなくなってきまして、もうほとんどゼロと言ってもいいでしょう。 その理由はアメリカが前提としている〝前借り借金文化〟に対するものです。 借金=前借りすることによって実際の身の丈より良い生活をするということを前提としている文化に感心しないし、それどころか〝自業自得〟と思ってしまう。 たかが90万円(9000ドル)の医療費自己負担が払えなくてホームレスになる中年夫婦とは、いったい今までどんな経済生活をしてきたのでしょうか。…そらまあ借金まみれの貯金なし、ですわなあ。 同情する気にはなれないのです。ウチの亡父などは60過ぎてから現金で自宅を購入し、生涯借金をせず死んでいったものですから。 マイケル・ムーアは貧乏人の味方ということになっていますから、彼の作品では登場人物は「被害者」という扱いになっています。けどなあ、そういう見せ方をされればされるほど、「貯金してなかったのかよ」とか「医療費は払えなくても肥満するだけの食料は買えるわけね」とか、意地の悪~い突っ込みが止められなくなるのであった。 なによりも、アメリカという社会が〝是〟としているものが「より大きなリスクを引き受けて成功したヤツを尊敬する」ということで建国以来この点は動いていないわけですから、その裏には「敗者」がいっぱいいることが当然なわけで、あそこの国民はそれでいいと思っているわけです、本心では。 よくないのは「自分のとこが敗者」であることに対してであって、基本的には上記の理念がみんなのコンセンサスでしょ。 …だからアメリカの貧乏人のグチって、まともに聞く気がしないんですよ。たまたま〝あなた〟の運が悪かっただけなのね、というレベルの話に聞こえる。 つまりは、「国を良くしていこう」というコンセンサスはまだ、あの若い国にはできてない、と私は思っているし、みな「勝ったもんがやり放題」でいいとホントは思っているみたいだし。自分が勝ってないことに対する文句は言うけども、という話でしょう。違うの?ムーアさん? 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-28 14:33:28) (良:2票) |
|
40. マイケル・ムーア監督の作品は、「ボウリング~」「華氏911」と見てきましたが、これが一番素直に見られたような気がします。押しつけがましいところも少なく(っていっても結構あるかもしれないけれど)、良い問題提起になっているのではないかと思います。レビューの数がまだそれほど多くないようですが、できるだけ多くの人に見てもらいたい作品です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-22 18:31:20) |
39.ムーアの映画を観るといつもその反対側の意見が気になったりするものだが(医療費をタダにした場合のデメリットとか)、ひとつだけ自信をもって言えるのは病人にやさしくない国などあってはならないってことです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-06 11:00:27) |
38.とてもシリアスなことをユーモアと情熱たっぷりで伝えてくれたムーアさん。 勉強になりました。 ありがとう。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-09 23:57:18) |
37.「華氏911」はあらかじめ知っておかなくてはいけない基礎知識が多くてしっかり理解できない部分も多かったけれど、 これは知識0でも問題なく楽しめた。勉強にもなった。 しかし様々な国の医療を公平に紹介してるのではなく、 「アンチアメリカ医療」の視点で描かれているので、 やはりアメリカ人に向けられた映画だと思った。 【邦画好き】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-01-02 16:12:45) |
36.《ネタバレ》 フランスってそんなにいい国なの??住んでみたい~。って鵜呑みにはしてはいけないんだ。だが医療制度に関しては事実なのだろう。マイケルムーアには逆にアメリカの長所だけをナルシストに描いた褒め殺し作品を作って欲しいな~。銃・人種差別、大統領、医療制度と来たがどれもアメリカの悪い部分ばかりでもうそろそろお腹いっぱい。まぁこんなにも自国を大批判する映画を堂々と作りのける監督がいて上映もされちゃう正に「自由な」国であることが長所なのだろうけど。どんどん問題作を撮って欲しいです。日本にもこんな監督がいたらいいのになぁ。伊丹監督が生きていたら今どんな映画を撮るんだろう。 【素敵な鯛の靴】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-17 00:31:05) |
35.《ネタバレ》 面白いというより、皆に一度は観て欲しい映画だと思いました。 今まで、日本は国保があるし、医療や福祉に厚い国だと思っていました。 しかし、この映画を観て、どちらかというと日本はアメリカに近いのかもと思いました。医療や福祉は整っているけど、手厚くはないという現状です。 医療の面ではもっとカナダやイギリスを見習うべきだし、福祉の面ではフランスをもっと見習うべきだと思いました。アメリカの医療制度を指摘するためではなく、日本のこれからの為に観て欲しい映画です。 厚生労働省の役人とか政治家も、これからの日本をもっと良く考えて欲しいと思いました。 【たつみあん】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-12-09 10:57:25) |
34.アメリカの医療制度にメスを入れる!そんな触れ込みと共に自国の医療制度を非難、問題点を糾弾、またアメリカ以外の国ではどうなのか?とてもわかりやすくフローチャート化された脚本であると思う。もちろんメッセージ性は強大で、それを映画として世界に知らしめられれば、何かを変えられるのかもしれない。ただ映画に費やしたお金、時間、マイケルムーアのいい意味でのエゴイズムだろうことも拭い切れない。9・11をフィーチャーしすぎたのもどうか?医療問題だけでは片付けられないテーマである、9・11を大きく題材として取り入れたことは自分の主観ではミステイク。自分がアメリカ人だったら"痛快に批判"などというある種の楽しさなどなく、この点数さえつけられないだろう。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-29 05:16:46) |
33.《ネタバレ》 人の体の構造は国境を越えたからといって変わらない。しかし、受けられる医療の内容は国境を越えるごとに変化する。とかく自分たちの国は何でもナンバーワンと思っている人が多い某国の医療制度を、周囲の国家と比べながら解り易くこき下ろす。テーマは明確、論旨は一貫、映像も飽きないよう工夫されていて、素晴らしいドキュメントタッチの映画だと思います。事実の表現に多少の誇張があるのでしょうが、それは演出の一環。マイケル・ムーアの目的は事実の開示ではなく、問題意識の発芽な訳で、観た人が自国の医療制度のことを意識してしまった時点で彼の勝ちですね。血眼になって個人攻撃をしていた前作よりも、すんなりと受け入れられました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-11-16 06:38:27) (良:1票) |
32.前作より、より分かりやすく、楽しく見ることが出来ました。アメリカの「惨状」が酷すぎて・・・日本はやっぱり良い国!世界一だな!なんて思っていたのも束の間、フランスやイギリスの進んだ制度の前では「あそこ(米国)よりまだマシ」ってなもんで恥ずかしくなるほどです。今回も色々と考えさせられました。ムーアの作品を見るたびにアメリカのイメージは最悪になりますが、それは彼が持つ愛国心の賜物なんだろうな、と思います。問題提起って大事ですね。日本にもこういった作品を撮る人がもっといなければならないと思います。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-22 22:51:28) (良:1票) |
★31.前の2本に比べると「なんかまとも」な感じでした.今回やっつけようとしている対象とその比較対象とのコントラストが激しすぎる感じはありましたが,まあその辺は「映画」ということで・・・全てを鵜呑みにはできないにしても,現在の日本人に何かしら考えさせる内容であることは間違いないと思います.今晩から報道ステーションのスポーツ・お天気コーナー以外もちゃんと見ようと思ったり. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-10-19 15:16:32) |