1.《ネタバレ》 ヘミングウェイ原作の1972年制作の「キリマンジャロの雪」のリメイクと思っていたので、全く関係のない話で驚いた。
労働組合の委員長だったミシェルは、くじ引きでリストラ要員を決め、自らも当たりくじ(?)を引いてしまうわ、リストラ要員となった同僚から強盗されるわと散々な目にあいながらも、元同僚を許すという慈悲深い人で素晴らしい。ミシェルの妻マリ=クレールは、逮捕された元同僚の幼い弟達を引き取り、育てるというミシェルに輪をかけて素晴い人だと思う。とても、僕には真似のできないことですね。
また、二人の信頼関係と、二人を取り巻く人たちも善い人過ぎて、少しばかり胡散臭く見えてしまうのは、僕が歪んでるからでしょうね(笑)