2.《ネタバレ》 ストックホルム症候群の意味は知ってますけど、語源となった事件のことは知らなかった。
パトリシア・ハーストの事件はかなり前から知ってるけど。
なんか私コレ好きです、面白いです。
70年代っていう雰囲気も関係するのかもしれませんが、犯人も警察もとてもじゃないけどキレがあって垢抜けてるとは言い難い、でも交渉する時の会話がいい、ニシンの焼き方のとこもいい。なんだかフっと笑えちゃうところがいくつかあるんです。
そしてなんといってもラースのキャラが抜群だと思う。演じるイーサン・ホークが最高です、ハマってます。ほんっとにいい俳優だなぁ、大好きです。マーク・ストロング、ノオミ・ラパスもいい味出てます。
人質の生死をそれで確かめるって?なぜかいちばん非情に感じたとこです。それだけ犯人寄りになっちゃってるという違和感があったってことかな。
映画の中でのラースとグンナーのキャラは大いに脚色されてるだろうなとは思いますが、モデルとなった二人は存命中なんですね。