7.青春はこれくらい楽しみたい、親はこれくらいは心配するもの(されるもの)、そして苦い思い出は時々思い出せねば、ってね。主役が長生きしていたらもっといろんな作品みたかったです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-02-14 14:47:49) |
6.《ネタバレ》 期待してたんだけど、ポールマザースキーが監督なだけあって、演劇に青春!っていう描写より、妊娠だ、母親のでしゃばりすぎだ、とかそういうところが強く描かれてしまっていた。まぁ演劇に青春って映画なら「フェーム」があるし、ニューシネマが全盛の頃だから、大学生活描くんなら、学生運動に焦点あてる映画が多い中、やはりこんな感じになっちゃうだろうなぁ・・ 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-26 07:03:57) |
5.《ネタバレ》 実際には見たことのない1950年代のNYがなんだか懐かしく感じられました。 当時の雰囲気がうまく伝わっていたと思います。 皆個性的な登場人物でシェリー・ウィンタースの母親役もよかったです。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-14 20:24:37) |
★4.《ネタバレ》 俳優として成功する事を夢見て、家を出てグリニッチ・ビレッジにやってきた一人の青年の、様々な出会いを通しての成長を描いた50年代を舞台にした青春群像。
主人公の青年以外の脇役も実にいい。まだまだキャリアがスタートしたばかり。「ディア・ハンター」の2年前。クリストファー・ウォーケンもその中の一人。演じる役は15歳で家を飛び出し、人を愛した事が無いという孤独な作家志望の男。もう既にウォーケンらしさがとてもよく出ています。
そして子離れできないママというどこか悲しい役をコミカルに力強く演じたシェリー・ウィンタースも素晴らしい存在感。
作品は主人公の青年が実家を出て行くところで始まり、実家を出て行くところで終わる。冒頭で家を出ていく時は母はヒステリーを起していたが、ラストは「クラーク・ゲーブルに会ったら母がファンだと伝えて。いい役者になってね」と気持ち良く息子の門出を祝福した。青年の成長と同時に、最後は家族の成長も気持ちよく描いた佳作。
1976年製作。アメリカン・ニューシネマ後期にあたる頃。グリニッチの仲間の自殺なども描かれるだけに、主人公の男は夢に敗れるのか否か。途中はどちらに転んでもおかしくない人間模様でもありましたが、最後はバイト先の夫婦にも両親にも祝福され夢への一歩を歩みだす。清々しさのあるいいラストでした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-10 20:15:39) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 教養小説的な成長発展物語に憑かれる青春時代が、誰しもある。個人の成長発展には付きものの別れ。主人公が都会に出てあれこれの経験をして、一旦帰郷したのちまた旅に出るところで終わっているが、バイオリンのエレジーが野心を燃やすこの主人公を送り出すところに奥深さがある。故郷喪失の哀しみはこの先けっしておさまることがないということ、それが人生だ。思い出の映画である。 【ひと3】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-15 21:32:46) |
2.都会の未来を夢見る若者群造劇。それぞれの登場人物が生き行きしていて見入ってしまいました。狂言自殺をする人、女たらし、などなどステレオタイプの登場人物たちが楽しかったけど、一番面白く感じたのは主人公の両親。街の様子を見ているだけども時代が感じられて楽しめました。 【omut】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-12-27 14:41:59) |
1.《ネタバレ》 マザースキー監督自身の体験を基にした、ほろにがい青春ドラマです。ニューヨークのグリニッチ・ビレッジには、俳優、作家、画家を目指す若者が集まっていた。いずれも個性豊かで才能もあるが、当然、成功への道は決してたやすいものではない。芽が出ないまま、埋もれてしまう者がほとんどなのだろう。誰でも、若い頃、一度は、夢を追いかけようと真剣に考えたことがあるはずだ。成功したのだろうか。いま、後悔はないのか。最後は、主人公だけがオーディションに受かり、ハリウッドへ旅立っていく。未来への期待を全身に表現し、輝いている表情がまぶしい。 【パセリセージ】さん 9点(2004-02-27 00:49:09) (良:1票) |