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家庭

[カテイ]
Bed & Board
(Domicile Conjugal)
1970年上映時間:100分
平均点:6.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーシリーズもの
新規登録(2003-10-04)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-03-21)【イニシャルK】さん
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監督フランソワ・トリュフォー
キャストジャン=ピエール・レオ(男優)アントワーヌ・ドワネル
クロード・ジャド(女優)クリスチーヌ・ダルボン
脚本フランソワ・トリュフォー
音楽アントワーヌ・デュアメル
撮影ネストール・アルメンドロス
編集アニエス・ギュモ
その他クロード・ミレール(プロダクション・マネージャー)
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7.シリーズ4作目にして、初めて、最後まで飽きずに見られた。ようやく主人公に共感できるようになってきた。キョウコはなんだかよくわからないが、トリュフォーの脚フェチ、メガネフェチには共感する。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-06 16:50:47)
6.《ネタバレ》 アントワーヌ・ドワネルもの第4作目。この時代のフランス映画の色調はかなり好き。ストーリーも、大きな起伏がなく平凡で、これはこれでまたいい。
二人の結婚生活はとても幸せそうで、近所付き合いも良好。しかし、すべてが上手くいっているにもかかわらず、アントワーヌの気持ちは何故か横道にそれてしまう。
アントワーヌが他の女性に気移りする理由が描かれていないようだが、もちろんそれは意図的なものによるもので、それは、駅のホームの赤ちゃんの看板を見て子供を作るのを思い立ったりといった行き当たりばったり的なドワネルの生き方みたいな感じ。
一方のクリスティーヌの方は、ドワネルの浮気が発覚した時は涙を流すほどに怒ったけど、しばらく経てば落ち着いて対処していてドワネルを手玉に取っているよう。実に良く出来た奥さんである。和服を着て化けてでてきた時はゾッとしたけど、世の中の旦那に浮気された女性の気持ちというのは、まさにあのような気持ちなんだろうなぁ~。
若干、無駄な脇役が多かったのと、オープニングのテーマ曲がミスマッチだったのを除けばさらにいい。ハッピーエンドで上手く締めくくったけど、次作は・・・“逃げ去”っちゃうの??
[追記]解釈を間違えてました。看板を見て子供を作ったのではなく、あれは、クリスティーヌが「服飾デザイナー・婦人科医・公訟人」のビルにそれとなく入り、ドワネルが看板を見て初めて子供ができたことに気づくという尺だそうです。DVDの特典にて発見。
もっつぁれらさん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-22 18:41:35)
5.《ネタバレ》 監督であるフランソワ・トリュフォーの自伝的作品シリーズ“アントワーヌ・ドワネルもの”の第四弾。
トリュフォー作品は何本も観たが、全体的には好みに合わない作品が多かった。
しかし、“トリュフォー=レオ”コンビによる自伝シリーズは別格だ。
『大人は判ってくれない』をはじめとして、『二十歳の恋』や『夜霧の恋人たち』と秀作ぞろいである。

本作の主人公ドワネルを演じるのは、あのジャン=ピエール・レオ。
元々かなり好きな俳優さんではあるが、このトリュフォー自伝シリーズ(ドワネルもの)においては、特に彼の魅力が発揮されているように感じる。
彼に男の“ダメダメぶり”を演じさせたら、右に出るものはいないからだ。
シリーズ前作『夜霧の恋人たち』で無事結婚したドワネルは、実に幸せそうな新婚生活を送っている。
この何気ない新婚生活を観ているだけでも、十分に楽しむことができる本作。
そして、撮影のネストール・アルメンドロスによる美しい映像も、花を添えている。
そんな中、日本人女性“キョーコ”さんというのが登場する・・・

この登場人物が実におそろしい。
どう恐ろしいかって?
いやー、何とも表現しにくいが、トリュフォーによる日本人女性への偏見にみちたキャラなのだ。
まあこれはこれでジョークと割切れば、楽しく観れなくもないが・・・
(トリュフォー自身も、これに関連して、“失敗作”と本作を評価しているらしい。)
この日本人女性に関するエピソードがあるせいで、日本においては他の“ドワネルもの”に比べて極端に知名度の落ちる本作。
このゲテモノとも言える日本人女性に関するシーン以外は、なかなか魅力がある本作だけに、実にもったいないはなしだ。
(追加)
ちなみに、本作は思わずニンマリしてしまうシーンが盛り沢山。
例えば、主人公が電話をするシーン。
「ジャン・ユスターシュさんですか?」
そして、“キョーコ”さんがドワネルに残した置き手紙の内容。
「勝手にしやがれ!」
などなど。
なかなかやってくれます。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-02 10:54:33)
4.面白いキャラクターの楽しく気のいい人たち、愉快なエピソード、テンポのあるストーリー。下町人情風の風俗と会話。どれも面白いはずなのに余り面白く感じられませんでした。登場人物に対する感情が伝わってこなかったからかも知れないです。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-19 10:00:02)
3.日本人女性はあんなに無口だと思われてるのか?そうかなあ?
Sleepingビリ-さん [DVD(字幕)] 4点(2005-09-19 03:42:00)
2.この映画を好きだと言ったら、マザコンと思われるかもしれない。しかし、それでも好きだと言いたくなるような映画である。冒頭の幸せそうな雰囲気には「アントワーヌ・ドワネルよ、おまえ本当に良かったなぁ」と微笑まずにはいられない。ラストの食事のシーン、ドワネルのやはりとも言うべきどうしようもなさには、なんとなく自分を見ているようで恥ずかしい。クリスチーヌの深い深い優しさに包まれた、じんとくる話。
はざま職人さん 9点(2005-01-12 00:06:14)
1.《ネタバレ》 前作で結ばれた2人の新婚生活を描きます。前作で炸裂していたドワネルのダメダメぶりが少し影を潜めたような、というより少し大人になったような気がしたのですが、根は変わっていません。相変わらずのらりくらり。そんな彼を、新妻クリスチーヌとクリスチーヌの家族がやっぱりささえます(笑)。キョウコさんとキョウコさんの部屋はギャグと割り切るか、見なかったことにしましょう(笑)。パートナーに”母”を求めるドワネル、『大人は判ってくれない』で描かれた不幸の結果ということなのでしょうが、男はみんなそういうところ、あるんじゃないでしょうか。”母”ではなく”妻”になりたいクリスチーヌと別居することに。それでもキョウコさんとのデート中、キョウコさんにうんざりぎみのドワネル君は何度も何度もクリスチ-ヌに電話をします。その時のクリスチ-ヌのダダッ子の愚痴を聞いてあげるお母さんのようなやさしい表情がすごくいい。これをいいと思う私もやはり女性に”母”を求めているのだろう。で、テーブルにもどるとキョウコさんは消えていてメモが置いてあります。日本語で「勝手にしやがれ」と。こういうの好きだなあ。オープニングロールやインテリアの色にゴダールを感じたんですが、気のせいでしょうか。たしかこの当時ゴダールは商業映画から撤退し、トリュフォーとも仲違いしてた時期だと思うんで、やっぱり気のせいなのでしょう。
R&Aさん 7点(2004-04-23 13:29:24)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4114.29%
5228.57%
6114.29%
7114.29%
8114.29%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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