★176.つぼにはまりました。好きなのですこういう映画。 【かじちゃんパパ】さん 8点(2004-06-11 08:46:51) |
175.わはは!!バーホーベンだったとは。ここに来るまで気づかず・・・何故!? 昆虫愛好家やナウシカたちには、とても見せられませんですね。「戦場青春もの」にしたくて気が付いたら方向を間違えてしまった・・・ なわけないね!予想以上に面白いほうだとは思いますよ。 |
174.期待していたよりも、なんかハンパなカンヂだった。今度2が公開される予定だが、前作よりも話題にされていない気がする(観に行きたいのだが近場(池袋、上野、松戸、柏)で公開の映画館が無い)・・気のせいですか? 【Urabe】さん 4点(2004-06-09 16:10:32) |
173.隕石は誰が放ったの??妙に爽やかな学園ドラマのスタートで、「なんじゃ、これ?」だった。戦闘シーンは迫力はあったけど、やっぱり最後まで「なんじゃ、これ?」だった。 |
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171.《ネタバレ》 いやぁ、実に悪趣味、実に不愉快、実に馬鹿馬鹿しい、でも実に周到、実に計算ずく。バーホーベン!屈折しまくった理論派の皮肉屋がハリウッドの巨大バジェットを握りしめて創った痛烈な皮肉映画でしょう。批判、ではないと思うんです。アメリカだったり、帝国主義だったり、全体主義だったり、戦争だったり、暴力だったりをこれでもかってくらい皮肉ってます。でも一方的な批判ではないんです。そのそれぞれに、そうはいっても抗いがたい魅力があるし、盲目的に従うことでもたらされる興奮や高揚や、時によっては幸せさえもがありかねないことも描いてみせます。実際、バーホーベン自身も、暴力や(特に人体を生きたまま損壊すること)、全体主義の様式美に魅せられている自分自身をしっかり見せちゃってます。それに、戦場を支配するルールはただ一つ、恐怖という感情だけ、という事実をこれほどまでに巧みに描けた映画は実はそうそうないでしょう。最後におぞましい脳みそ虫を捕まえて思考を読み取った情報部野郎が叫びます。”恐れてる!恐れてるぞ!”それを聞いて歓喜する兵士達の叫びのなんとおぞましいことか!その笑顔のなんと無邪気なこと!一匹の虫に無数に群がるおぞましい二本足の獣たち!こんなにも皮肉に満ちた、おぞましい人間性の描写を僕は今まで映画で見たことがありません。そして最後は、この映画のストーリー自体が只のプロパガンダ用に作られたことを改めて皮肉に示して、ガツンと終わります。ストーリーが薄っぺらいことを減点にしてる方がずいぶんいますが、これに関しては完全に意図的です。ご都合主義も、キャラの薄さも、ヒロイン(どっちだ?)がちっとも魅力的じゃないのも。大枠の馬鹿馬鹿しさ(核爆弾もワープ航法もあるのに人海戦術!)に精緻なディテールをほどこすことでその皮肉が痛いほど伝わって、もはやB級バカSFの枠を超えた妙なパワーを持ってしまってます。バーホーベン、変態です、この人、間違い無く。そして実はすごく冷静。今、この時期だからこそ、もう一度この映画を見て世の中どんな反応を示すかが見たい気もします。ちょっと怖いけど。普通に、大多数の人がこれを楽しんでしまう世の中になってるのだとしたら。おっかないです。 【am】さん 7点(2004-06-08 02:25:32) (良:2票)(笑:1票) |
170.CGの叛乱した現在、あらためて鑑賞してみても、虫の大群シーンは見事。ハインラインの原作を、異なるテーマで、うまくアレンジしています。しかし、脚本には、いくつかの疑問も残ります。リコの出世は、不自然だし、不必要ではなかったのか(微妙なところではありますが)。隊長となったリコが、ズィム軍曹と同じ台詞で挨拶をしたり、新兵にかつて自分がされたのと同じ批評をするのは、やり過ぎ。ツボはついているのですが、スマートさに欠けるシーンが、目立ちました。フローレス役のディナ・メイヤーは、よかった。戦争の否定と肯定、そして結論を出すに出せない我々の混乱を、ブラックユーモアーを交えて表現しています。なかなかの佳作だと思います。 |
169.《ネタバレ》 1点プラスしよっと♪正直見る前は、あまり期待してなかった。バーホーベンだし。だけど意外に楽めたし、もしかしてバーホーベン天才?天才と変人は紙一重とよく言うけどね。どんどん兵士たちが殺されるけど、思い切り突き放した映像は、死が戦争という異常事態の中では当たり前の出来事になっていることをちゃーんと分かってるんだよね、バーホーベン。それに戦艦はハイテクだけど、歩兵部隊はアナログ・・・宇宙戦争のはずなのに兵器はマシンガン(笑)上官のしごきは相変わらずだわ、規律違反の見せしめは鞭打ちだわ、歩兵部隊はみんな頭悪そうだわ(ケツ出すなケツ!)、時代が進んでも戦争の愚かしさ(つーかバカらしさ)はぜーんぜん変わらない、そういうことだよね。実際の戦争を題材にせず宇宙を舞台にすることで、あの「ガリバー旅行記」が体制批判のメッセージを秘めていたように、これもまた完全娯楽作品のフリをしつつ戦争そのものが持つ愚かさをくっきり浮かび上がらせているんだと思う。実際の戦争じゃシャレにならん。この映画(本職の)評論家には評判悪そうだけど、この映画に秘めたメッセージに目を向かせないためにわざと嫌われそうなほどの悪趣味で徹底したんかな?いや、バーホーベンが自分の悪趣味を理解して(ショーガールもあるし)その悪趣味をもっとも有効に生かす題材としてこれを選んだように思うし、そうだとしたらバーホーベンはとてつもない天才なのかもしれない。ついでに言うとあたしはカルメン、彼女に全く共感できなくて、ピンチの何シーンか後に彼女が無事に画面に現れるたびに、「この女(アマ)ぁ!」って感じ(笑)デイジーの方が一途だし強いしそれでいて女の弱さあるしいい女だよね。でもコレもバーホーベンの作戦だろうな。エンドクレジットでリコの次にデイジーが出てきたときは「やった!」って思ったな。バーホーベンに手玉に取られるとは・・・くっそー。 |
【ポジティブ】さん 7点(2004-06-03 14:21:27) |
167.《ネタバレ》 宇宙船の操縦するのに、カルメンが口をポカンと開けてシートベルトせずやってるのが一番うそ臭い。どこのシーンみてもシートベルトしないけど有り得ないよ。内容はB級SF。でも面白かった。 【gyu_yan】さん 5点(2004-06-01 12:42:17) |
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166.現実のドンパチには当然反対やけど、娯楽のドンパチは楽しんでもいいやろ?だって血が騒ぐねんもん。好きやねんもん。こーゆうノリのSF戦争映画。思想とか背景とかこの際、あえて思考停止して日ごろのストレス解消気分でこの映画を楽しんでる俺は、お気楽な馬鹿?でも所詮、映画やしね。こーゆう映画は楽しまなきゃね。俺の本能はこの映画を楽しめと言ってる。本能には逆らえん。娯楽戦争映画好きには特にオススメ。 【なにわ君】さん 10点(2004-05-20 19:15:52) |
165.良い意味でバーホーベンらしい作品であった。 予算の関係で、ガンダムやエイリアン2の元ネタにもなっている「パワード・スーツ」をカットしたのは少々残念だが、エグさはその分表現されているはず。 ロードショーを見た後、「パワード・スーツ」は続編に期待していたのだが、どうやら、続編の監督はフィル・ティペットらしい。しかも、ホラー色が前面に出ているとかいないとか。今回も「パワード・スーツ」は、期待できなさそうだ。 【あむ】さん 8点(2004-05-04 19:09:41) |
164.「戦争」の悲惨さよりも、「戦争」の持つ馬鹿馬鹿しい精神を徹底して「いじくった」映画です。SFを背景にしたのも、多少は無茶な描写も出来るからでしょうか。いつの時代も若者が戦地に駆り出され、前線で命を失う。英雄なんていないし、超人も存在しない。生身の体から出るのは赤い血。虫の大軍に襲われ、命を落とす多くの兵士達。ブラックユーモアというには多少過剰すぎるきらいがありますが、これでもか!の物量ある見せ方は価値あり。ただし、人間の描き方が少し弱く、恋愛の展開も必要ないのでは、と思いました。「戦場」はたっぷり描けても、それだけでは見ていて辛いだけです。しかし、それがこの監督の狙いだとしたら、成功しているのかも知れませんね。 【映画小僧】さん 6点(2004-04-24 13:28:13) |
【k】さん 7点(2004-04-14 10:53:34) |
162.虫だらけ!しかしあの虫の主食はなんでしょね。人間食われてる訳でもないし…なんて虫の描写より、人間社会の描写の方が何だか薄気味悪いですね。結構様々な視点から見られる作品なので良いと思います。 【TAIQ】さん 8点(2004-04-07 23:44:59) |
161.この映画、劇中みたいな軍事社会で公開されたら、 やはり、戦意高揚ってことになるんですかね。 どうでもいいけど、一晩で死者10万(しかも戦闘員だけ) って、どんな作戦やねん。 【きつま】さん 6点(2004-03-30 12:54:44) |
160.「プライベート・ライアン」よりも、容赦のない戦争の恐ろしさが伝わってくる怪作。原作は好戦的で右翼チックらしいが、そのポイントを外さないことで、却って反戦の意味もくみ取れる作品に仕上がっている。 【へろへろ】さん 9点(2004-03-29 15:47:56) |
159.これは軍事国家アメリカの痛烈なパロディでしょう。よく「虫けらのように殺す」などと表現しますが、この作品中の敵はまさに「虫けら」。それが人間によって大量虐殺され、人間側も大勢殺されていく。あげく、主人公の前線兵士までがそれを肯定するようなセリフを吐くときた。ここまで徹底すると逆に感心してしまいますね。ただ、CGは良く出来ているのですが、宇宙船やバグのデザインに新味がなく全く印象に残らないのはSF映画としては大きなマイナスです(「ロボコップ」とはえらい違いだ)。 |
158.社会風刺?反戦映画?観るべきところはそこではない。ポール・バーホーベンが放つSFバカ映画!ここに尽きる。これは見る人を選ぶ。リトマス試験紙のような映画。 |
【hiro】さん 6点(2004-03-25 21:33:08) |