26.《ネタバレ》 これは、市川崑の作品の中でも特に評価が低い。 多分、能の舞台を台無しにしてる場面が出てくるからだと思う。 それ以外はいいんじゃない?面白かったけど・・ 「道成寺」が見せ場である。 「二人静」で異母兄弟が競い合い、勝者を跡継ぎにするという話に 重点を置いても、面白くなりそうな話ではあるけど・・ 岸恵子さん、ホントにどんな姿勢でもお美しい。溜息。 浅見光彦事件簿第1弾ってラストにあるけど、第2弾以降あるの? 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2024-11-17 20:19:20) 《新規》 |
25.素材からいって2時間ドラマレベルではないのか?映画として成り立つのか?と思っていたのですが、やっぱり危惧どおりでした。やたら暗い照明でそれっぽく見せてはいますが、この脚本とこの芝居では、糊塗のしようがありません。岸恵子や岸田今日子、さらには加藤武まで、えらく老け込んでいるのにもびっくり。逆に、キャスティングの安直な使い回しだけが目立ってしまっています。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2024-10-29 00:55:58) |
24.《ネタバレ》 金田一シリーズに似ているどころではありません。 配給会社は同じ、監督も同じ、犯人も同じ、犯人が自分の子供を間違って殺めてしまう筋も同じ、引き立て役の刑事も同じ(刑事役が加藤武なのはウケ狙いですね)。 違うのは原作者と探偵役と時代くらい。 二匹目のどじょうを狙おうとした角川の魂胆が透けて見えます。 ですが、そのような邪念を抜きに鑑賞すれば、陰影効果を活かし、田舎の自然風景や能といった「ザ・日本の美」を得意とする市川崑らしい作品で、そこそこ良くできた映画だと思います。 また、きわめて個人的ではありますが、日下武史、岸田今日子、常田富士男といった好みの俳優陣が出ていたのも加点要素です。 【la_spagna】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-17 15:37:36) |
23.新宿の街中で謎の死を遂げたスーツ姿の男。彼が持っていた五十鈴は、能の名所として知られる、奈良吉野の天河神社との関連を示していた。 ルポライターの浅見は、観光ガイド執筆のため吉野を訪れた事をきっかけに、能の水上家の知られざる闇に踏み込んでいく事となった。 ホラー映画かというような暗い絵作りは疑問に思えるし、能の専門用語が多いなど、セリフを読み解くのは簡単ではないものの 推理ものとしてのシナリオはしっかりしているし、伝統を残す天川村の風景や、能の舞台は楽しめる。 【ao】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-02-18 20:33:32) |
22.市川昆の売り、真横からの証明によるコントラストの強い映像以外見どころがない困った映画。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 2点(2020-05-06 14:46:17) |
21.上映される映像・音声・ストーリー、俳優たちと彼らの演技、すべてが穏やかに美しく展開されて終わってゆく映画。 何も悪くは無いのだが何かが心に残る訳ではなく何が面白いわけでもない。 巨匠と呼ばれる市川監督の典型的な作品。以上。 【役者の魂】さん [地上波(邦画)] 4点(2017-04-07 04:22:51) |
20.《ネタバレ》 この映画好き。 記憶違いかも知れんが、次のシーンがあった。 冒頭、主人公が、水上秀美(財前直見)の赤いスポーツカーの駐車マナーに愚痴る。 「いやな奴だろうな」って。 本編で、主人公は秀美と絡み、ちょっと恋が芽生えそうになり……。 そしてラスト、同じスポーツカーを見かけ、秀美のものと知り、でも声をかけず苦笑して、「やめておいて良かった」と確認する。 さて、ストーリー。 ぜんぜん覚えていません。それつまり、つまんなかったのでしょう。 でも、上記のシーンがあることで、忘れられない映画。 だから10点。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 10点(2017-04-04 10:56:50) |
★19.ナンデスカコレハ?セリフで状況説明するのやめてほしい。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2017-04-04 10:09:42) |
18.二つの異なる場所での4人二組の会話の切り替えしが面白い。全体を暗くして人物あるいはその顔を照らすという舞台劇風演出も面白い。どうしても説明セリフが要るのでどうせなら堂々と説明しちゃえと思ったかどうかは知らんがそのための舞台劇風なのかもしれない。それとも能楽という題材を加味した演出か。にしても現実離れした画面の中でキャラが弱い。というか余計にキャラの弱さを際立たせている。こういったとぼけたキャラには盛り上げてくれるための脇を固めるキャラにも個性的に突出したものが求められるのだが、唯一の突出キャラが他作品からの借り物(一応名前が違うので別人のようですが)一人というのがなんともお粗末。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-11-28 13:32:16) |
17.《ネタバレ》 面の裏側に毒を塗布できる人間、誰にも気付かれずにこっそり蔵に入ることのできる人間、血縁による怨恨、このキャストティング…ィようし!わかった!犯人は岸恵子だ!と、物語前半で気付く。はっ!冒頭の営業マン以外、誰も死んでいない!という時点なのに。 お湯で薄めたアメリカンコーヒーみたいなミステリ映画でした。 【aksweet】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2009-02-16 05:46:03) |
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16.影を強調した独特の映像、細かな切り替えを使用する手法などは、紛れも無く市川崑監督作品そのもの。演出のテクニック自体は相変わらず魅力的だと思います。ただ、全体的には随分と“雑”だと思いました。「映画」を観ているというよりは、2時間TVサスペンスを観ているような感覚。(ナレーションが石坂浩二なので『渡鬼』風でもあり。)豪華なキャスト故につくりの安っぽさが際立ってしまった気がします。そして最大の謎は、何故「金田一シリーズの世界観」をそのまま引用したのかということ。これはホントに謎です。演出手法が同じですから、金田一シリーズと雰囲気が似通ってしまうのはしょうがないと思います。でも加藤武に「よし!分かった!」と言わせてはアウツ。監督は原作者が横溝正史氏であると本気で勘違いしていたのではないかと、疑いたくなります。犯人を推理するよりこの謎を解くほうが遥かに難解です。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-01-09 18:23:30) |
15.内田康夫原作を無理やり金田一シリーズに組み込んじゃったかの様な迷作です。観客も一部の原作ファンを除いて“それ”を期待して観に行ってしまった為、雰囲気だけのスカスカの中身に肩透かしを食らわされました。にしても、岸恵子さん、やっちゃったなぁ。ねらわれた学園の峰岸徹共々、後世にまで語り継がれる“トホホ”っぷりでした。 【よねQ】さん [映画館(邦画)] 4点(2006-07-30 15:50:33) |
14.《ネタバレ》 岸恵子が配役にある時点で犯人と判ってしまうのが辛いところ。 しかしまぁ学生姿は観てて流石に辛いでしょっ…て言うか無理。 浅見光彦の兄・浅見陽一郎役に石坂浩二を持ってくる辺り 往年の金田一シリーズに対するオマージュ的要素を多聞に含んでいる。 当時は第2弾として浅見光彦シリーズの『高千穂伝説殺人事件』を 製作する話も出ていたらしいが社長逮捕で遭えなく頓挫。 まぁ金田一シリーズ程のアクの強さはなかったという事かな。 観てて普通に楽しめる映画だと思います。 後年、この作品をCXにて単発テレビドラマ化。 配役にm9っ( ̄ー ̄)ニヤリッ 分家高崎の役をやっていた神山繁氏が本作では宗家水上和憲に昇格。 浅見光彦の役をやっていた榎木孝明氏が本作では光彦の兄役浅見陽一郎に昇格♪ 恐らく映画版の配役に周知していたスタッフが配役したのか? 映画版を見た者には何とも嬉しい配役でした(^^ゞ |
13.社会派ミステリーに、市川監督は合わないと思った。期待していただけに、かなりがっかりした記憶がある。あと、岸恵子使っちゃダメでしょ。 【なおてぃー】さん 3点(2004-03-10 01:25:13) |
12.この当時、テレビで水谷豊が浅見をやっていたので劇場版もそうだと思ったら、配役が違いガッカリした。 【ロカホリ】さん 3点(2003-10-18 17:31:28) |
11.浅見光彦シリーズの原作は結構読みましたが、やはり金田一耕介ほど魅力を感じない私にとっては、この映画は原作のイメージと離れすぎていて見るのがしんどかったです。榎木さんの浅見光彦は嫌いじゃないのだけど・・・。がっかりした映画です。 【きすけ】さん 3点(2003-10-18 07:14:05) |
10.まだ内田康彦の浅見光彦が今ほどブレイクする前ですよねえ。角川もよく決断したモンです。当時浅見シリーズが好きで天川によく遊びに行ったんで思い入れだけはありました。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-09-27 19:16:09) |
9. 皆さん、市川「昆」ではなく「崑」ですぞ…と言おうとしてハッと気付いた。この余りにダメダメな出来から考えると、どうにもアノ「天才」市川崑の仕事とは思えない。そうか、コレは矢張り皆さんの仰る通り、「市川昆」という似て非なる別人の仕業に違いない。成る程、敢えて皮肉を狙って誤字を装う高度なテクニックであったのか…。したり顔で訂正しようとした自分はとんだピエロであったw。まだまだ修行が足りない己の不甲斐なさに恐縮しつつ、本作に逆恨みして3点。 【へちょちょ】さん 3点(2003-09-03 09:32:17) (笑:2票) |
8.犯人が、配役で想像がつく、と公開当時言われていたような気がする。その通りだ。能楽のシーンは、シテ役が倒れたからって妹が舞台に駆け上がるなど、現実には絶対やっちゃいけないことばかりをやっていて、アレレと思った。トリックも含めて、あんまり伝統芸能を知らない人がつくった映画なんだなと思っていたのだが、なんと監督は市川昆だった。サイテー。 【ルクレツィアの娘】さん 2点(2003-07-09 23:52:25) (良:1票) |
7.うーん、なんて言ったらいいのだろう?多分、ポスト金田一幸助を狙ったんだろうけど、なんかスマートすぎてキャラが立たないというか、あっさりしすぎているというか・・・その割にあたしの家族には評判良いけどね。ちなみに中森明菜が主題歌を歌っているとの事ですが、実はあれはカバーで、主題歌を歌っているのはC-C-Bの元ベーシストだった関口誠人だったりする。 【奥州亭三景】さん 6点(2003-06-16 21:55:38) |