42.《ネタバレ》 シリーズ48作目。1月半ばに神戸からクッキーを送って以来、音沙汰のない寅と、心配して尋ね人の新聞広告を出すおばちゃん。本作は“昭和の忘れ物”のようなくるまや一家が、阪神淡路大震災のドキュメンタリーを観るところから始まります。思えば平成初期って、ショッキングなニュースが多かった気がします。 46作目の就職氷河期以来の、現実世界と寅さん世界のリンク。“この大変な時代に、寅さんだったらどうするか?”を観せてくれました。フォレスト・ガンプみたいに、当時のニュース映像にチョロチョロ顔を出す寅。過去作でボランティアとかしたことあったっけ?なんて思う反面、被災者を励ます姿は不思議と馴染んでましたね。 もう一方で、渥美さんの体調から『これが最後かも』という想いで創られた本作では、今後の寅の行き着く先が垣間見えます。過去作で出てきたテキ屋仲間の晩年が、決して幸せなものじゃなかったことを考えると、南国奄美の島でリリーと二人でのんびり暮らし。庭にバナナが成っていて、近所の人が魚を分けてくれる。ここならきっと寅も幸せに生きていける。そう思える終の住まいでした。 一方で満男の恋にも決着がつきます。この時、野田さん他、複数の女性と関係を持っていた(らしい)満男なので、決して泉にずっと一途だったわけじゃないんだけど、収まる所に収まった感があります。長年の腐れ縁になってしまった寅とリリーの前で、きちんと「愛してるからだよ!」って告白できたのは、良かった。肩を抱けずに宙ぶらりんになった寅の左腕もまた、良かった。 「男が女を送るっていう場合にはなぁ、その女の家の玄関まで送るっていうことよ」観るからに痩せて弱々しくなった寅から発せられた、細い声ながらも精一杯の告白。寅さんの最後の恋は、こうあってほしかったって、そんな最後でした。 あの四角いカバンは、寅は敢えて置いていったのかと思いました。テキ屋から足を洗ってカタギとしてリリーと一緒に生きていく。そんな寅の決意だったのかなぁ?って。…三平ちゃんのダッシュで手元に戻ってきてしまったけど。 その後僅か一週間で、口喧嘩して出ていってしまう寅も、なんとも寅らしい。今後寅は、柴又のくるまやでなく、加計呂麻島のリリーの家に帰るんだなって、そう思える結末でした。 そして諏訪家の正月。「餅食ったら映画、観てくるか」やっと二人きりになるさくらと博。日本のお正月映画と言えば『男はつらいよ』だけど、二人はこれから何を観てくるのかなぁ? とうとう最後になってしまった。私はもっとボンヤリした終わり方を想像していたけど、そして山田監督はあと2作品って考えていたそうだけど、そんな商売っ気や作品数の体裁ではなく、本作からはきちんと肌感覚で最後が伝わってきました。 「本当に皆さん、ご苦労様でした。」 そして当初の予定とは違う残りの2作品。きちんとお供します。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-04-24 00:09:37) |
★41.《ネタバレ》 昨年から約1年かけて、この国民的映画シリーズ全作をコンプリートできたことにまず満足。
そして事実上の最終作となった本作は、周知のとおり渥美清が亡くなる前年に公開されたということもあり、寅さんの登場場面もめっきり少なく、セリフにも力なく、いつになく横になっているシーンが多かった。 文字通り最後の力を振り絞って「寅」を演じ切った、その俳優魂にまず敬意を表したい。
リリーが4回目の登場で花を添えたのも最終作に相応しい。 満男の煮え切らず情けない言動も本作でその頂点を迎えるが、リリーの後押しと、泉ちゃんの神対応のおかげでメデタシとなる展開もまた良し。
本作では、久々にとらや(くるまや)でマドンナを伴っての茶の間談議シーン(タコ社長とのからみ)が見られたのも嬉しかった。
いつものようにリリーと痴話喧嘩になり、リリーが1人で奄美まで帰ろうとした時、さくらの「お兄ちゃんと一緒になるのはリリーさんしかいないとずっと思っていた」との告白のおかげで(+サンペイの力走のおかげで)、リリーと一緒に帰ることができたシーンは、本シリーズにおける、さくらの寅さんに対するスタンスを如実に物語っていた名シーンだったと思う。
個人的に印象深かったのが、寅さんがコードレスホンの受話器でくるまやに電話するシーンで「あれ?コードはどこ?」と不思議がる場面。 昭和から平成に変わり、寅さんが親しんできたアナログな世界がもはや過去のものになりつつあったこの時代は、どこか寅さんも生きづらい時代に入っていたのかも知れない。
全作を観終わって思うのは、あの無責任で無鉄砲な渡世人「車寅次郎」が、困ったことが起きた時「寅さんなら何て言ってくれるかな…」と人々から頼られるキャラクタ-として親しまれた奇跡に感動を禁じ得ないことだ。
そして、今も日本のどこかで、あの名調子で啖呵売をしながら、悲喜こもごものドラマを巻き起こしていて欲しいと願わずにはいられない。 【田吾作】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-15 14:35:30) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 この作品は、最後の最後にリリーの「もう一度のマドンナ」が間に合って完成し、それでシリーズがフィニッシュした、という意味において奇跡の作品。満男の所業についてディスカッションをする振りをしながら、かつて自分に踏み込んでくれなかった寅への怨み節をさらっと言葉に乗せる、これこそリリー。●そして、この物語の真の着地点は、寅とリリーがどうこうでもなく、ましてや満男君と泉云々でもなく、最後に二人っきりで残された博とさくらが(今回は工場のメンバーも訪問して来ない)、映画でも見に行こうかと語る場面ではないでしょうか。だって、このシリーズは、博とさくらの恋物語から始まったんですから。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-03-07 00:45:24) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 遺作のマドンナがリリイでほんとによかった。 寅さんありがとう! これからも全作何回も見るつもりです! 【まっか】さん [DVD(邦画)] 9点(2019-07-02 23:04:45) |
38.《ネタバレ》 評判が良かったのでレンタル。 見始めてすぐ何気なしにwikiを見てしまい渥美清の遺作と知ってしまう。 そうやって観ると癌で立つのもままならない寅さんのシーンが 痛々しくて見てられない。 渥美清の役者根性には感心するが素直に楽しめない作品を見てしまった。 自業自得なのだが・・・。 で作品の評価は良くない。 寅さんとリリーが結婚する前の前振り的な内容なので これ単体だと中途半端だ。 ただやっぱり寅さんの口上は良い。 満男も車で突っ込むシーンはいただけないが 演技は好きだ。 これで最後かと思うとどうもモヤモヤが残る。 【Dry-man】さん [DVD(邦画)] 3点(2018-11-12 00:57:31) |
37.《ネタバレ》 不器用な男女の恋愛物語も、これが最後なんですね。久しぶりにゴクミ観たけど、演技はちょっと残念。浅丘ルリ子とか夏木マリとか、重鎮の存在感はやはり凄い。 渥美清の出番は少なかったな。少なかったけど、リリーとの掛け合いは安定して良いです。阪神淡路大震災の復興の兆しの中、あれから寅さんはどこに行ったんだろう。 【VNTS】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-07-22 18:16:21) |
36.《ネタバレ》 遂に本シリーズの最終作を迎えることになりました。思えば、第一作を観たのが2013・4・3。一作品づつ観てきましたが、長かった4年、でも振り返るとあっという間の4年でした。あぁぁ~もう寅さんをみることはできないんだなぁぁ、あぁさみしい、悲しいなぁ。本当に渥美さんお疲れ様でございました。もう10点しかありえません。ありがとうございました。 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 10点(2017-05-01 10:37:49) |
35.《ネタバレ》 寅さんシリーズにとっては重要で、意味ありの映画なのでしょうが、正直言って一つの映画としては、良い出来ではない。寅さんシリーズの総まとめ、プラス新日本紀行風の意味合いが強い映画。 満男と泉のストーリーも陳腐。同じ頃の2時間TVドラマ「北の国から」の方が数段、心に残るものがある。 リリーと寅さんも長い間の関係において、新鮮な展開は出てこない。 余談だが、あの団子屋が二人の店員を雇えるとは思わないし、余りに大根。 寅さんシリーズを愛する人のための映画なのでしょう。 また、阪神淡路大震災の内容について、実際、震災を体験し、被災地支援の真似事をした者として、映画での取り上げ方をもう少し工夫してほしい感じがした。心地よくはなかった、少し複雑。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 4点(2016-05-29 18:51:41) |
34.続編の構想もあったようですが、ひょっとしたらと考えていたのか最終作にふさわしいラストだと思います。元気のない寅さんが物足りないですが、病を押しての演技には頭が下がります。笑えるシーンも感動場面も少なく、奄美での寅さんと満男の再会シーンがあまりの都合のよさに一番笑えます。関係者の皆さんお疲れさまでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-26 00:31:21) |
33.満男といずみちゃんはほんとによかった。絶対、これでいい。リリーの言う通りだわ。 寅さんとリリーもいい。 最後出て行ったのも寅さんらしい。 でも、エンディングがこれでは。 そういう年だったし、この続きも予定されていたんだろうけど、 男はつらいよのエンディングが、日本の正月じゃなくなってる。 それだけ残念。寅さん、ごくろうさまでした。 |
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32.封切り時に映画館でも観たし、テレビでも観たがやはり寅さんの最終回という印象から特別な映画となっている。 満男の泉ちゃんへの気持ちは、自分の若い頃の果たせなかった夢のようでもあって微笑ましい。本来は通りすぎてしまった未来を自分で掴んだのかもしれない。 リリーの本音も結局は寅さんとすれ違うんだろうということが分かっていてちょっと哀しい。 前作を観終わって、感慨深いものがあるがそれをどういう形で表現するかは難しい。この後もしも続いていたらどういった作品になるか、それは想像がつく。それでも終わってしまうのは寂しいな。日本映画の一つの形を意識させられた。 【simple】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-12-12 23:35:17) |
31.《ネタバレ》 ○いよいよ最終作。神戸を歩く寅さんを移すカメラが徐々にズームアウトしていく。これが最後だと思うと涙が出てきた。○残り2作が予定され消化不良なエピソードもあるが、結果的にこれが最終作でよかったと思える。リリーとのやり取りもすべてが素晴らしかったように感じる。これは永久保存版。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-10-10 19:47:57) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 残り二作の製作が予定されていた事が知られている事からも分かるように、これは最終回ではない。 しかしどうだ ここにはしっかりと奇跡が起きている。まさかこの様な形でまさに車寅次郎さんらしくラストを飾っていようとは。最後、神戸の被災地に再び立ち寄り 寅の戻りを待ちわびていた人たちから出迎えられ歓迎され大団円のような形で幕を閉じていたというその奇跡。その顔触れの中に芦屋雁之介の顔を見つけて涙。まるで寅のラストと聞いて急遽駆けつけて来た過去の共演者が〝長い間ご苦労様でした〟とばかりに花束でも渡す為に駆けつけてきていたかのように思えてしまった。そんな奇跡の終了。リリーで幕を閉じてしまった奇跡の終了。シリーズ後半の準主役:満男の純愛を不完全燃焼のままで終わらす事なく泉ちゃんをこのタイミングできっちり復帰させていたというその奇跡。そして御前様を除く柴又のほぼフルメンバーが無事に最後まで出演出来て終えれたという喜び。誰も欠けてはいない 年齢的に心配だったおじちゃん・おばちゃん・タコ社長まで最後まできっちりご出演。渥美清さん以上に高齢だったメンバーがきちんと最後まで一緒にいてくれたというその奇跡。そしてくどくなっても言いたい 寅が寅らしく賑やかに幕を閉じれていたというその奇跡。この上ない最終話になってたコトにジンときました。心晴れやか〝男はつらいよ・寅次郎旅の終わり終点篇。どうもご苦労様でした。 またいつぞか第一話からお会いいたしましょうぞな寅さんや。ちょっとその時までしばし、しばしの間 さようなら。 その後一週間でリリーと喧嘩してしまって奄美大島を即行で飛び出してしまってたというオチが素敵。心底素敵。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-09-24 23:41:04) (良:3票) |
29.寅さん、さくら、おいちゃん、おばちゃん、良く頑張った感無量です。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-09-22 22:12:19) |
28.私の『男はつらいよ』全作視聴マラソンもれを以って終了致しました。これでようやくちゃんと全部見届けられました。次回作の予定があったそうですが、私はこの作品ほど最終回にうってつけの脚本・キャスティングはないと思いました。リリーと泉の再登場、ウジウジ満男が男になる、リリーと寅さんの物語、柴又のみんな、、、これで御前様が出演してたら満点かも。一瞬ミツオと船頭がジュンとゴローに見えるシーンも有りましたね、これはこれで面白かったな。とにかく関係者様方、こんなに素敵な作品を世に残して下さって本当にありがとうございました。日本の文化を知るにもこんなに良い教材は無いと思います。何よりも、渥美清さん、ご苦労様でした。ありがとう! 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-03-17 01:25:32) (良:2票) |
27.《ネタバレ》 男はつらいよのシリーズ最終回。 前半はものすごく良かったが、後半は失速気味で少々残念。 ただこの作品が最後になることを知ってか知らずか、俳優たちのセリフが胸に突き刺さるシーンは多かった。 泉から打ち明けられても何も言えない情けない満男が、結婚をぶち壊しに行くくだりは迫真の演技で気持ちがこもっていたし、腑抜けのようになって奄美大島に辿り着く場面もいい。 この映画の魅力には奄美大島の自然が関わるところが大きいと思うけれど、いちばん印象に残ったのはリリーが寅さんを叱る場面。女性にとっては男の馬鹿馬鹿しいかっこつけは滑稽なだけ、みっともなくてもいいから気持ちを伝えてほしいというリリーの言葉にスカッとさせられ、その後の満男と泉の海辺での“みっともない“告白に涙させられる。 素晴らしいシリーズだった。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-14 22:23:54) |
26.《ネタバレ》 男はつらいよのシリーズ最終作である。最後を飾るマドンナはリリーこと浅丘ルリ子。 元々49作で満男と泉が結婚するストーリーが予定されていたというから、いみじくも最後となってしまった作品と言った方がいいのだろう。リリーと寅さんはいつもと違って、とらや(くるまや)でのケンカ別れもなく、2人連れ立って奄美大島のリリーの家に向かうのだが、結局のところ最後に別れてしまうので、シリーズとしては未完なのだ。 渥美清本人の病状がかなり悪化していたこともあり、寅さんの体の衰えぶりが目に付いて仕方がなかった。呆けたような表情、かろうじて演技しているといった体。仕方がないとは言え、その姿が痛々しく、観ていて辛いものがあった。 ゴクミシリーズ、満男と泉の久々の共演。満男の行動は少し過激ですごく無様だったけど、最後にお互いの気持ちが通じ合うことができてよかった。二人が清々しく、爽やかでよかった。 ということで、『男はつらいよ』もこの辺でお開きということに。。。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-30 23:44:16) |
25.《ネタバレ》 巻頭の劇中テレビ映像。よそ行きの作業ジャンパーで仰々しく避難所を慰問する当時の首相の「パフォーマンス」を邪魔するかのように、一張羅の寅が画面手前にCG合成される。 政治風刺を絡めたギャグとCG用法が共にさりげなく巧い。 渥美清の身体的ハンデも、津山の一方通行の路地や、奄美大島の海辺で吉岡・後藤が担う一進一退のアクション性が充分に補完している。 エピローグは、震災後の神戸市長田ロケ。墓に手向けられた小さな菊の鮮やかな黄。 寅が画面右手にフレームアウトした後も留まるカメラは、背景の赤錆びた瓦礫の間から真っ直ぐに茎を伸ばしている菜の花の黄を捉え続ける。 そして長田マダンでの民族舞踊の華やかな色彩の輪と活気。そこからカメラは引き、プレハブ住宅が立ち並ぶ再生と復興の長田地区俯瞰ショットが見事に映画を締めくくる。 被災者が求めるものは、同情でも応援でも祈りでもなく、「そばにいて一緒に泣いてくれる、そして時々面白いことを言って笑わせてくれる人」だと、現地から熱望されたという「車寅次郎」。 彼と被災地の再生への希求が込められた万感のラストショットだ。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-03-26 18:16:26) |
24.《ネタバレ》 浅丘ルリ子出演の第4弾。そして「男はつらいよ」最終作。 最後の作品として最高かもしれないが、これ以上のものを作れと言われて作れる訳がない。全作品と比べるのは間違いである。 そもそも「寅さん」と現実社会問題の接点は全くなかった中で、「阪神大震災」の映像は、寅さんがリアルワールドに入ってきた最初で最後の作品ではないだろうか? 後藤久美子は寅さん映画のマドンナ役で最多出演と言われているが、寅さんの恋愛対象として演じたわけではないので、マドンナ役とは呼べないと思う。 私は吉岡秀隆が登場した頃から、「男はつらいよ」には興味を持てなくなった。 今回、浅丘ルリ子演じる「リリー」の4作品を連続して鑑賞したが、渥美さんは本当に若い! 皮肉にも、賠償さんをはじめ、トラ屋の人たちの老け込み様が際立って見えた。 手紙を読むことでストーリーを転がしているので、寅さんもリリーさんも凄く遠い存在に感じた。 歳を取ると恋愛は出来ないのだろうか? 渥美さんの体調が悪いのが原因だというのはわかってはいるが、満男のラブストーリーが主軸になるほど、年寄りは隅で生きなさいと言われているように思ってしまう。 しかし、この作品は最後の最後で感動的なラストを迎える。 それは他の作品を複数鑑賞した者だけが得られる感動なのだ。 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-08 01:43:22) |
23.最後の作品として、これ程ベストな作品はない。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-06-16 17:04:03) |