★102.兵士同士の子供じみた擦り合いが、戦争の正義のなさを物語る。救いのないラストだからこそ、戦争の理不尽さを思い知らされる。イラクを見よ!アジア杯、そして五輪で彼らの代表であるサッカーチームが大活躍。スポーツは平和の象徴であり、希望の光になりえるのに。。・・ユーゴからはそれすらも奪われた。選手の無念はもちろん、戦禍に打ちひしがれた国民の悲しみ。そして、ぼくの寂しさ。全盛期のストイコビッチやサビチェビッチをアメリカの地で(ぼくはテレビで)、見たかったんだ。その真実がこれ??悲しくて、本当に残念でならない。 【れこば】さん 7点(2004-09-12 11:14:06) |
101.監督の撮りかたがいいのかとても観やすい。人間の愚かな部分を描いてる感じ。結末はちょっとそんな終わり方かよって感じ。いい映画です。 【ばかぽん】さん 7点(2004-09-12 06:26:08) |
100.「あんまりおいしくないけど食べて」と出された料理がほんとに不味かったときと同じ心境になります・・・。 【tetsu78】さん 7点(2004-09-09 22:32:03) |
99.戦争を知らない私には,激つまらない映画でした.爆発までは最低限やってくれないと・・・ 【マー君】さん 3点(2004-06-22 23:11:33) |
98.気分は1000点!絶対に見てもらいたい、とにかく何も言いません、見ろーと!!!ネタバレはしたくありませんが、他でも語られてる通り、「救いがない」ストーリーだと言えるでしょう。超ブラックコメディという表現も陳腐。風刺もしかり。アカデミー賞に輝いたのも陳腐なほど、ずしーんと来る作品。それにしても、国連長官(?)の、いかにもな愛人秘書には笑わせてもらった。あんな国連軍はいやでしゅ。 |
97.反戦映画としては最も良い出来だと思います。どれもこれもドンパチやって死んで、それが悲劇だから戦争反対って映画はたくさんありますが、この映画の様にドンパチしないけど反戦映画だと言うのは素晴らしいと思います。しかも、この映画は戦争を兵士の視点でうまく描いていると思います。第一にお互いがお互いを正義だと思い、相手が先に仕掛けてきたので相手が悪いと思っていることが上げられると思います。第二に銃を持ってる方に絶対服従ということです。そして最後にマスコミに対しての台詞だと思います。何のために戦っているのか、戦うこと自体バカらしいことであり、本当にしなければならないことは何なのか、結局知っているだけでは戦争に加担しているだけだと言うことをまざまざと考えさせられた良作の映画です。 【taron】さん 10点(2004-06-18 22:40:36) |
96.国連の現場指揮者が良い人なのが救い。あの後、記者と飲みにでも行ってデキちゃうのかな、なんて妄想は置いといて。地雷仕掛けられた人が、ウンコしたくなる気持ちが痛いほど分かる。 【マックロウ】さん 7点(2004-06-15 13:50:01) |
95.皮肉は皮肉なんだろし、目のつけどころはいいんだろうが、イマイチというか、特に感じるものがなかった。短編映画としての一本としてなら秀作だろうが、自分には低予算で頑張った映画としか認識出来なかった。この映画とちょうど同じ頃、ボバンやスーケルやPixyが味わった現実を知ってしまっているからだろうか 【永遠】さん 3点(2004-06-12 22:53:57) |
94.何を言っても陳腐なものにしか聴こえないと思うので、多くは語らないが、これだけが現実なら、恥ずかしくて涙が出る。 【もちもちば】さん 8点(2004-06-10 00:39:59) |
93.見た後、率直に面白かったぁ・・ って言える作品。 というものではないがこうあって欲しいなという願いを見事に砕いてすり潰した映画 レンタルのときはパールハーバーの隣においてほしいなぁ 【ヴァッハ】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-06-08 23:15:49) |
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91.《ネタバレ》 悲しすぎる。所々に入るブラックな笑いがラストの悲しみを一層深いものにさせる |
90.「傍観しているのは加勢しているのと同じだ」のセリフが心に突き刺さる、観た後で心に何か引っかかったようなものを感じる作品。 【ライヒマン】さん 8点(2004-06-02 21:42:36) |
89.中間地帯の二人の男のやり取りは、どんな激しい銃撃戦を見せる戦争映画よりも、戦争の空虚さを去来させる。戦争は人の精神をズタズタにするもので、傍から観ると非常に滑稽なものだ。 【コーヒー】さん 8点(2004-05-29 09:36:59) |
【BECK】さん 7点(2004-05-02 18:07:16) |
87.何とも救われないラストだった。戦争の虚しさ、悲惨さをここまで表現した映画はなかなか無い。 【腸炎】さん 9点(2004-04-08 17:29:06) |
86.一種の戦争映画やけど、普通のドンパチ物とは全然違ってて、特殊な状況下の人間模様を風刺風に描いた感じやった。国とかメディアとか中立とか戦争の関係をわかりやすく皮肉って教えてくれる。途中まで少し笑ってまうけどそのまま笑い顔がひきつる展開がなんともいえない変なオーラをはなってて、俺は観る価値があったで。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-02 00:22:13) |
85.強いメッセージを感じた。本当の戦争を知らない人もその悲惨さを少しは感じることができるんじゃないかと思えるほどに。いままで観た中で最もバカバカしく、最も笑えて、最も悲しい戦争映画。戦争に関わる人間への痛烈な皮肉の嵐。鑑賞後、戦争とは何かと考えずにはいられない作品。 【ぷりんぐるしゅ】さん 8点(2004-03-28 12:00:12) |
84.人間と社会と戦争の本質が最小限度のスペースに凝縮されている。個人の喧嘩も全人類の惨禍も本質的には何ら変わらない。ただ規模が違うだけ。そんな強烈な皮肉に満ちた一篇。シンプルながらも的確な反戦映画。 【ひのと】さん 7点(2004-03-22 19:29:41) |
83.ここに描かれるボスニア紛争に限らず、今も世界のあちこちで戦争があり、そこにはメディアと国連が人道という大義のもとに関わる。しかし現実は人道とはほど遠い目的のためにこの二者がいる。ビジネスであったり自らの存在意義のためだったり。「事件は現場で起きてるんだ!」と叫ぶ映画があったが、現実は叫ぶことすらできない。この映画、後味は最悪である。何かに対して怒りさえ覚える。何かとはきっと戦争そのものだろう。あたりまえのことなのに今さらにそう感じる。戦争の現実をまざまざと見せつけられたような気がする。今作の監督の経歴(ボスニア兵として戦場へ行き、また戦争ドキュメントも撮っている)を聞き初めてリアルに感じるところが映画としては残念なところ。いや、きっとあまりの衝撃に私自身が映画だけの話として捉えたかっただけかも。この映画は平和な日本で戦争というものを、テレビや新聞といったマスメディア以上に感じさせてくれたような気がする。 【R&A】さん 7点(2004-03-17 14:50:32) |