5.《ネタバレ》 マッド・ハウスとは、さえない邦題をつけたものだとは思いますが、それを抜きにすれば面白い。▪️原題の「1BR」はキッチン付きリビングルーム+寝室1つの間取りとのことだが、共用スペースの多いソーシャルアパートメント(隣人交流型賃貸住宅)の典型間取りらしい(だと思う)。▪️最初の、配管から音がするあたりはつまらないホラーを引いちゃったと思ってましたが、ホラーというより寓話のよう。▪️この気味の悪いアパート内の有り様は、つまりいわゆる家族だったり、町内会だったり、学校・会社だったり、もっと大きくは国のような、大小さまざまな「社会」の濃縮エッセンスで、デフォルメではなかったか。▪️「無私 心の解放 受容 監視」。これらを求めてくるグループには気をつけようと思いつつ、確かにこれを受け容れてしまえば、住み心地良くもなるんだよなと思ったり。ウへェ〜。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-12-23 21:24:38) (良:1票) |
4.引越し先がマンションごとカルトの共同体だったら――。 この映画よりも実際のカルト集団による「北九州連続監禁殺人事件」や「尼崎連続変死事件」の経緯を追ったほうがずっとリアルで恐ろしい。 【飛鳥】さん [インターネット(吹替)] 3点(2024-06-26 15:23:28) |
3.《ネタバレ》 どんな映画か知らずに見たらこれもカルト。 いいですねカルト。 アパート丸っとカルト。 主人公は取り込まれたように見せて最後やっと脱出!最高!コミュ爆破! かと思いきやカルト不動産は周囲一帯を支配していましたとさ。 さすがカルトきたない。 手に釘打ち込むのは痛いって・・・ 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-10-23 21:52:06) |
★2.《ネタバレ》 弱さを見抜いて誘い込み、外界と隔絶した上で監禁し、恐怖と苦痛を与えて洗脳することでコミュニティを拡充していく。何と怖ろしい集団なのか。
ラストシーン、ある集合住宅だけを舞台にした事件かと思いきや、脱出するもその街の全てがその勢力下にあった。もしかしたら、もっと広いエリアが既にその集団の手に落ちてしまっているのかも。教祖的人物のインタビューのように、いずれ世界規模で広がっていくのか?
近年の宗教がらみの事件、はたまた狡猾で巧妙な犯罪事例など、さまざまな反社会的な出来事とオーバーラップしていることで、決して絵空事とは思えない恐さに7点献上します。
ちなみに、邦題はストレート過ぎるかも。原題の方が不気味さが醸し出されていて良いですね。かと言って「1LDK」とか訳してしまうのはどうかなと思いますが。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-02-03 16:56:19) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 あるマンションに引っ越したら、実はそのマンションの住人全てが、とある思想の下で作られたカルトコミュニティーだったとゆう映画。ヒロインが洗脳されるくだりで、その洗脳のやり方がオームや北九州の事件で実際行われた洗脳方法に似たモノがあり、ヤバってなりました。洗脳されたフリをするにしても、相当な覚悟がなければ無理で、自分を洗脳に近い状態に追い込まなければ、ごまかしきれない感じなので、僕自身は、できるかなー?なんて思いながら観てたので、結構、ドキドキできました。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-09 09:56:30) |