アンホーリー 忌まわしき聖地のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アンホーリー 忌まわしき聖地

[アンホーリーイマワシキセイチ]
The Unholy
2021年上映時間:99分
平均点:5.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ホラー小説の映画化
新規登録(2023-04-26)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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キャストジェフリー・ディーン・モーガン(男優)フェン
ケイティ・アセルトン(女優)ナタリー医師
ウィリアム・サドラー(男優)ヘイガン神父
ケイリー・エルウィズ(男優)ジャイルズ司教
製作サム・ライミ
ロバート・G・タパート
あらすじ
アメリカのとある田舎町の教会に暮らす聾啞の少女アリスは、ある日突然聴力を得て発語も出来るようになる。更にはいくつかの奇跡のような出来事も起き、その状況を目撃した落ち目の超常現象専門ジャーナリストのフェンは、アリスの信頼も得て一発逆転を賭けた取材を始めるのだったが、やがて彼は恐ろしい事実を知ることになる。果たしてアリスの奇跡の背景にあるものとは?イギリスのホラー作家ジェームズ・ハーバートによるベストセラー小説を映画化。
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3.《ネタバレ》 キリスト教のいわゆる「奇蹟」としての筋立てとしては非常に面白いと思ったのだが、謎解きに説得力がないとは言わないまでも、驚きとか悲しみという要素が欠けているために、少し中途半端な印象で終わってしまった。
しかし特筆すべきはジェフリー・ディーン・モーガン。
海外で「ウォーキング・デッド」の浸透度がっどれくらいあるのかわからないが、見事に極悪非道な敵役からの脱却に成功していると思う。連続ドラマって売れる上では大きなチャンスなんだろうけど、一旦それで知名度が上がると、ずっとその役のイメージがついて回って、結局役者として悲しい結末を迎える、という例は多いが、彼にはその心配は不要のようだ。そもそも声も顔も声も渋い男だから、こういうちょっとやさぐれた感じの役は見事にはまる。彼の今後に期待。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-08 12:43:07)
2.《ネタバレ》 ソレこそ、ホラー的には超・ありきたりな「悪魔系・悪魔憑き系」とも言えるのでしょーが、キー要素としてその種々の超常現象がカトリックの「奇蹟」に見えるから、諸々と少し違った意味が付いてゆく…(んで違った展開を辿ってゆく…)てお話なのです。元ネタはワリときっちりした小説らしくて、だからお話の中身や展開運び自体は決して悪くない様に思えたのも確かなのですね。しかし、少なくともこの映画化ではプロットとしてもだいぶ雑に見えた部分も在る…てのが、まずはやはり導入部分ですよね⇒冒頭で粗方どーいう話だか分かってしまう構成からしてイケてないと思いますし、結局は主人公のポカが全ての元凶…てのもごく宜しくないと思いますし、どだいそもそもイチバンに重要であろう「カーン・ベイビー」とやらは何故に外にほったらかしになってたのでしょーか?と。。私の個人的な見解を述べさせて貰うなら、まずはシンプルに悪魔が復活した理由は主人公とは無関係にしておいた方が好いでしょーし、この奇蹟が本物なのか偽物なのかも「表向きは」隠して進行してゆく(少なくとも、偽物だとしたらその実体は何なのか、は隠しておく)べきだと思いますし、あとは主人公に感情移入し難い分その「奇蹟の依り代」アリスちゃんの方がより気になる=心配になる様なつくりにしておいた方が効果的だったのでは…てのが率直なトコロですかね。

んで、もっと肝心なのがもう一つ、今作はその上にとにかくホラー描写(の「入れ方」)が激烈に安っぽい!のですよね(CG自体は別にC級レベル…なんてコトもねーのですケド)。ごく終盤まで極めて脈絡の無い(=何故にココでオマエはコイツを怖がらせたいんだ⁉と言う様な)ジャンプスケアに頼り切り…という(コレも)実に雑な有様で、結論的にはコッチに対する興醒めの度合が甚だしかったが故のこの評価となって居るのですね。正直、こんなんなら入れない方が好い(⇒否、入れるにしても最初から全部「見せすぎ」なのだよな…)と思いましたです。

取り留め無く書いてしまいましたが、要は、サスペンス・ホラーとして仕上げるべき作品を、チープな上に「謎」の無い⇒ごくお粗末な『呪怨』か『サイレント・ヒル』みたいなモンに仕立てちゃった…というコトに見えて居るトコロです。ちょっとイマイチですね。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 4点(2023-07-08 22:45:27)
1.《ネタバレ》 正直なところ、キリスト教ベースの悪魔が登場するタイプのホラー作品は、個人的にあまり好むところではありませんが、本作については、TVドラマ「ウォーキングデッド」のジェフリー・ディーン・モーガンさんが主演ということもあって鑑賞しました。

物語的にはどことなく既視感の伴うものであって、特筆すべき斬新さや意外性は感じられませんでしたが、ジェフリーさんの確かな存在感、ヒロイン役のケイティ・アセルトンさんの愛くるしさに支えられて、丁寧に纏められたホラー作品に仕上がっていると思います。

ただ、よくよく考えてみると冒頭のジェフリーさん演じるフェンの蛮行によって悪霊(悪魔?)が解き放たれてしまった訳で、そんな罰当たりな行為さえなければ、犠牲者も出なければ束の間の奇跡に虚しく踊らされる者も居なかった訳で、そのくせフェンは結果的にはヒーローで善人みたくなってしまっていて、随分と身勝手なハッピーエンドであることは間違いありません。そのあたりが大きく減点要素です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-27 00:31:21)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
5133.33%
6133.33%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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