獣人島のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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獣人島

[ジュウジントウ]
Island of Lost Souls
1933年上映時間:70分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマホラーサスペンスSFモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2025-01-26)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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キャストチャールズ・ロートン〔男優〕(男優)モロー博士
ベラ・ルゴシ(男優)獣人のリーダー
リチャード・アーレン(男優)エドワード・パーカー
原作H・G・ウェルズ「モロー博士の島」
撮影カール・ストラス
あらすじ
遭難した客船のただ一人の生存者であるアメリカ人青年エドワード・パーカーは、救命ボートで漂流中に通りかかった貨物船に救助される。彼はモントゴメリイという男の介抱によって回復するも、彼のことを良く思わない貨物船の船長によって船から追い出され、途中寄港した見知らぬ島に上陸することに。そして、その島はモントゴメリィの雇い主であるモロー博士の秘密の実験場だった。やがてパーカーは、モロー博士の行っている恐ろしい実験を知ることになる。H・G・ウェルズの小説「モロー博士の島」を実写映画化。
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1.《ネタバレ》 H・G・ウェルズの「ドクターモローの島」の初実写化作品ですね。原作があまりに有名なので今更ネタバレも何もないような気がしますが、初めて原作に触れたのは幼かった頃のこと。動物を生体改造して人間化するというアイディア、コンセプトは、子ども心に相当恐ろしかった記憶があります。一応「SF」というカテゴリーとして読んだのが救いと言うか、あくまでも空想科学小説なのだ!という理解が恐怖心を和らげていた気がします。

そして今、この1933年という自分が生まれるよりだいぶ前の作品を観て、やはり相当に恐い物語であることを再確認。その後に製作された1977年と1996年の作品は未見ですが、本作を観ればこの恐ろしさは十分過ぎるぐらいに伝わりますね。H・G・ウェルズという天才的な作家は19世紀にこの作品を生み出していたとは。いやはや何とも恐れ入ります。

神になりたかったマッドサイエンティスト。彼は最早自らが神の領域に達したと信じていたのですね。しかし、彼の創造物である獣人たちが「掟」の中に偽りを見出し「心」を手に入れたことによって彼は神の領域から引き摺り下ろされてしまう。現代に当てはめてみるに、物語の本質における原作者の天才的な先見性に驚きを感じるばかりです。

島のセット、獣人たちのデザインと特殊メイク、そして獣人たるキャラクター設定等々、1933年という時代に本作が製作されたことは驚くべきことと感じ入りました。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2025-01-27 11:01:13)《新規》
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
1000.00%

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