1.《ネタバレ》 こういう映画って、一体何本作られたんでしょうかねぇ?きっと把握する気にもならないくらい大量にあるんでしょうね。まあ把握したいなんて思いませんが、一応こういうヘンな映画が大好きな自分としては見てしまうわけですよ。で、この映画ですが、原題を見ていただければ判るように、要は日本の配給会社が勝手に邦題を付けてvsモノとして売り出した似非vsモノです。で、一応これは実話を元にしているとか言うコピーが書いてありまして、ストーリーはと言いますと、“アマゾンにいる両親のところに遊びに来た18歳(確か)の女の子が、両親を首刈族に殺され、さらわれて、首刈族の一人(確かウムカイとか云った筈)と良い関係になって、実は両親を殺したのは親戚と知って彼の力をかり復讐して、警察に捕まる”で、この一連の出来事が事情聴取の回想みたいな感じで進んでいくのが本作であり、全体的な感想はまたしても「これって本当に実話なのかよ?」といった感じの擬似ドキュメンタリー映画です。え?食人族はどうしたかって?ちゃんと出てきますよ。首刈族が女の子をアジトに連れ帰る途中に出てきてあっさり首を切られる端役としてね(笑)時間にして大体5分くらいでしょうか。そんな約数分のシーンの為に「食人族vs首刈族」なんてスバラシイ題名をつけるんですから、全く凄いモンです。「嘘、大げさ、紛らわしい」のコピーで有名な某会社に訴えられたらどうするつもりなんでしょうか?といらぬ心配をしてしまう訳です。相当このジャンルに思い入れがある方以外、見ないことをお薦めする一本です。