122.すげー地味。あんまりこういうタイプの恐怖に訴える作品は観ないので、「斬新な切り口」と言っていいだろう。「戦争反対」といった固いイメージではなく、「戦争って参っちゃうよなぁ。マジでやりたくねぇ」みたいな、いろんな意味で身近な倦怠感が伝わってくる。良作。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-03-25 09:51:12) |
121.戦争のやるせなさ、愚かさを描いた秀作。ラストは正直、これで終わっちゃうの?って感は否めないけど、それが戦争であり、それがメッセージであり、それがこの映画の良さなんだろうと思った。しかしそれが戦争の愚かさであり、この映画の後味の悪さである。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-20 22:43:01) |
120.突き放したラストが秀逸。あのラストが、戦争についてのやるせなさを感じさせる。途中もどうなってしまうのかと目が離せない。 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-15 09:24:54) |
119.あと味悪すぎます。でも、ハッピーエンドにならないからこそ、この映画は価値があるのかなと思います。戦争の悲惨さが口で戦争反対といわれるよりも、ずっと共感できます。でも、見てすっきりする映画がおもしろい映画だと考えている人は、この映画見てはいけない。 【まにまに】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-02 14:12:56) |
118.観始めはあまり面白くないかなと思ったけど、だんだんと引き寄せられる映画でした。 ラストは衝撃的で、考えさせられました。 【ねこかもめ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 23:38:40) |
117.《ネタバレ》 踏んでしまえば解除不能な地雷なんて死んでも踏みたくない。死んでも死に切れないとは、こんな地雷を踏んでしまったときに丁度いい台詞だ。誰だ?こんなモノを作っちゃった奴は。誰だ?こんな兵器を欲しがった奴は。そういう怒りと悲しみと滑稽さを佃煮にしちゃったみたいなこの作品。分かり合えるかもしれない隣人同士が愛し合えもせず、殺しあわねばならない戦争なんて、本当にくだらないモノだ。本当にくだらない。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-26 23:46:01) |
116.《ネタバレ》 監督の思想や映画としての存在意義は、かなり高水準。教科書的な映画であると思う。だが、正直、こういう尻切れトンボな映画って嫌いです。ある意味ずるい。頼むから、解決してくれ(ハッピーでもアンハッピーでも)。でも、あの地雷男が助かる方法は、本当にないのかな。例えば、①男と地雷の間に板をはさむ。②男の隣に頑丈な鉄箱を設置し、すばやく転がる。③・・・、うーん、あと思いつかない。 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-10 22:10:06) |
115.《ネタバレ》 学校の授業で国連軍とか、ボスニアのことをやった。でもその授業よりも戦争の悲惨さとか、国連の限界、戦争時におけるマスコミのありかたやその問題点をとても分かりやすく伝えているし、印象に残るし、見終わったあとにいろいろと考えさせられる。とてもメッセージ性の強い映画。 【織姫】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-23 01:12:28) |
114.あの二人が、あの時、仲良くなれたら、きっとそんな感じで戦争はなくなり世の中は平和になっていくのでしょう。でも、ヨーク考えると、あんな状況であの二人が仲良くなれるわけない。だからこの戦争はおわらないんでしょう。それくらい平和って難しいことなんですな。報道陣が一番無関心で最前線の連中に感情移入している我々にはうっとうしい存在に見えるが、かれらがテレビで世界にブロードキャストすることによって彼ら最前線の皆さんは存在が確認できる。その網にかからない人たち(この場合地雷男)に一番の悲劇があることを知らず。くだらねえ。 |
113.戦争はいけませんという事だけは分かりました。 【たま】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-22 21:46:36) |
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112.いがみ合う兵士達・国連軍・マスメディア、すべて虚しい。そして戦争映画を鑑賞している私も、映画内の取材陣と同じなのかも。自ら当事者として悲惨な体験をしているにもかかわらず、あくまでも中立的な立場で描ききった監督の真摯な姿勢に頭が下がる。 【NIN】さん 9点(2005-03-28 11:13:10) |
111.これはシリアスな映画だよ。それに本当の「戦争」を描いているんじゃないだろうか。かく言う私はやはり”戦争を知らない子供たち”なんだけど・・・ 「戦争映画」には色々あるけれど、その中の「反戦映画」には「西部戦線異常なし」を代表とする戦争の悲惨さを訴えるものが多い。もちろんそれも必ず必要だと思うけど「何故戦争が起こったか?」「何故殺し合いをするのか?」を教えてくれる映画はなかなか無いように思う。しかし、この映画はそれを非常によく教えてくれているように思われる。塹壕での敵同士の2人はそれぞれ”この美しい国で戦争が起こったことはとても許せないことだ”と思っている。そしてそれぞれ”相手が戦争を始めた”と思っている。また2人共、そうした想いを相手も自分と同じように持っていることに気づいていて、友情も芽生え始める。そしてここからがこの映画が特に教えてくれているところだと思うけど・・・そんな2人に各々次のような同じ行動をさせている。それは「何かの拍子で相手をナイフや銃でケガを負わせる」「ケガを負わされた方は『痛い』といってその痛みに顔をゆがませる」「そして『よくもやったな、殺してヤルー』と叫ぶ」というものだ。これらの行動を2人に同じようにさせている。そして結局2人は、相打ち的なことをやって死んでしまう。つまりこの映画は、戦争の起こる大きな要因には「単純に、肉体的に、痛い目に遭わされると相手を殺したくなる」ということ等、当人達が本能的に自らの行動としてやっている面がある、ということを教えてくれているのではないだろうか。 【メロメロ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-18 01:50:09) (良:1票) |
110.戦争を背景として、時にコミカルに、時にシリアスに人間同士のいざこざが描かれている。結末としてはなんとも無情で、やりきれない。それが戦争であり、それが監督が見てきたもの体験してきたものならば、現実は非常に酷だ。 【やいのやいの】さん 6点(2005-03-17 23:43:29) |
109.普通の戦争映画ではないな~!って感じでした。 何日間にわたって繰り広げられる話でもないし、昔の話でもない。 マスコミ・国連・そして兵士。 現在と戦争がドッキングした、かわった映画です。 でも、素直に面白かった!! でも、「最後が意外!!」っていうキャッチコピーはどうかな~?っておもった。 【Takuchi】さん 8点(2005-02-15 21:52:36) |
108.善玉も悪玉もなく、自己中心的な正義と盲目的な憎悪が相乗して悲劇にいたる。場を収めようとしていた人間がもっとも悲惨な末路をたどる。これは戦争と、あらゆる争いの縮図。個人的には、戦争映画とはこうあるべきだと思う。 【no one】さん 7点(2005-01-15 18:13:32) |
107.途中までは、なんだ、敵同士でも仲良くなれるっていうちょっと不思議な、友情ものか~などと思っていたらあのラスト・・・まるで後ろから袈裟斬りを喰らったような衝撃でした。でも考えたらあれが戦争なんだよな~。たしかに後味は最悪ですが、これが戦争なんだよ!という監督を始めとするスタッフの強いメッセージは後からじっくり伝わってきました。映画一本でこんな嫌な思いをするならこの戦争の当事者達の気持ちは、俺には計り知れないですね。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-11-11 01:18:24) |
106.やや期待して観たせいか、正直この程度かとがっかり。最初から最後まで全然緊張感が感じられなかったし、ブラックコメディだと割り切って観ても全然毒気が弱過ぎる。5カ国も製作に国名を連ねておいて、まるで舞台劇のような低予算ぶりにもがっかり。 【眼力王】さん 5点(2004-09-14 00:54:54) |
105.どこかコミカルになっていた感もあるが戦争映画としては良かった。 しっかり考えさせられるものがある 【ムート】さん 6点(2004-09-13 21:56:56) |
104.ラストで地雷が爆発して、国連軍のバカな大佐や五月蝿い報道陣などがまとめて吹っ飛んだら8点ぐらい付けたんだけど・・・。 【クロ】さん 6点(2004-09-13 15:31:29) |
★103.感動する映画だと思ってたら、ぜんぜん違いました。いい映画だとは決して言えません。戦争と人間の愚かさを描きたいのか、何とも後味の悪い内容。まあ、戦争映画としてはかなり個性的な作品だと思います。 |