70.J・ディーンの代表作といえば、やはりこの映画でしょう。彼なくしては、この映画は成り立たなかったと思います。これを最初に見たので、J・ディーン=キャルのイメージが焼き付いてしまい、他のを見ても、キャルが出てると思ってしまう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-12 23:38:23) |
69.《ネタバレ》 「兄ちゃんは善で、おいらは悪だ・・・」と、とんでもない! キャルよ。君のお父さんに対する愛は本物ではないか! この世の真理の一端を見事なまでに群像化したまぎれもない傑作。いや~、ジェームズ・ディーンの生き生きとした演技には目を見張るものがありますなぁ~。配役が本当に見事ですな。エイブラが女学生にしてはちょっとおばちゃんくさいなと思ったんだけど、よくよく考えてみれば大人っぽさがなければならない役柄なんですよね。全体的にはクセのない画作りなんだけど、ところどころ野心的なショットを入れてるのにも印象的です。 【あろえりーな】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-10-21 00:31:51) |
68.《ネタバレ》 善悪とは何か、愛とは何かを考えさせられた作品。アロンとキャルは双子の兄弟なのに、なぜかアロンは善、キャルは悪と見なされていってしまう。キリスト教の陰の部分が暗喩的に表現されているような気がしてなりません。また、映画の最後の方で、アブラが、「人に何かをしてあげるだけでなく、人に何かを求めることが愛を表現することになる」といったようなことを言いますが、その趣旨は私の胸に強く残りました。人を愛するってことは、その人を同じ立場として認めることなのでしょうね。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-30 23:12:36) |
67.《ネタバレ》 混乱の時代、善と悪の区別もつかない。ベタな話だとは思うが、キャストと演出の良さがこの作品を名作にしていると思うし、今観ても胸に響くものがある。ただ、キャルが悪人でないにせよ、ラストにアロンが救われるシーンは欲しかったな。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-19 23:13:37) |
66.《ネタバレ》 愛されたいキャルの気持ちが十分に伝わってきました。お金をプレゼントとして渡した後の父親の言動がツラくて見ているこっちまで心が痛みました。ラストシーンが良かったです。ジェームズ・ディーンかっこいいなぁ。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-04 23:55:17) |
65.《ネタバレ》 ジェームズの上目づかいがめちゃ印象的やった。あの瞳がキャルの内面をすべて映し出していたと思ふ。。ただ,ほんま兄ちゃんかわいそうやよな~‥。頭突きでガラス割って,そのまま戦場にGoー!!恋人までキャルに心奪われちゃってサ。。その点,スカッといきやせんよネ~ 【小星】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-07 00:36:52) |
64.巷の評価と同じくジェームズ・ディーン三部作は、このレビューでもやっぱり本作→「ジャイアンツ」→「理由なき反抗」の順になっちゃうんですね。自分はエリザベス・テイラーとディミトリ・ティオムキンのテーマ曲の大ファンという事もあって「ジャイアンツ」を特別ヒイキにしてるんですが・・・。んでこの映画、内容云々よりテーマ曲のが印象的です。昔、NHKで一年に一度やってた「映画音楽大全集」で「風と共に去りぬ~タラのテーマ」と毎回トップ争いをしていたのを思い出します。今あの番組が製作されたら、「タイタニック」あたりが断然トップに来るのかな?カザン監督のシネマスコープを意識しての緻密に計算された鋭角的なカメラワークは、ブラウン管で観た場合効果は殆ど上がっていないような気がします。やはりこれは、大画面で見てこそより深い感銘を残す映画のひとつ。「サリナス」っていう地名や「キャル」「アブラ」といった登場人物の名前の語呂がやけに良く、レタス畑の風景とともに郷愁をそそるんですよ。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-25 15:30:00) |
63.《ネタバレ》 皆様本当にごめんなさい、私にとってこの作品は合いません。レタスを積んだ列車で寝そべるジェームス・ディーンを見たときは感激しましたが、ちょっとそりゃないよの連続なのです。端的に申しますと夜の移動遊園地でキャルとアブラ(もうちょっと年の若い人、使えなかったのかな)が語り合うあのシーン、妙に明るい照明で映画館の「緊急出口」よりも目立ち、プロだからなんとかせぇよという天邪鬼的な心境になってしまったのです。また後日見た「理由無き反抗」「ジャイアンツ」の方がよっぽど屈折した人物を演じきっていた気がしたのです。いい話とは思うのですが。また出直してきます。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-04-16 23:51:34) |
62.《ネタバレ》 はっきり言って、SMAP主演の安ドラマを観ているようでした。主役だけが必要以上に輝き、脇役は太刀持ち・露払いでしかないという感じ。だって、兄貴が何か悪いことをしましたか? それなのに、婚約者を取られ、母親の存在を知らされ、狂気して出征する。しかも、フォローらしいフォローもなし。悲惨すぎます。正直者はバカを見る、ということでしょうか。 【眉山】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-03-28 11:26:56) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-03-05 14:48:12) |
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60.「愛されないと言うのは悲しいこと、心までひねくれてしまう」という言葉にじんときました。何も恋愛に限らず、親子愛や友情だって同じですよね。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-09 23:18:58) |
59.何回観たかわかんないほど観てる映画のひとつ。とてもシンプルな物語ですよね。こういうのを観ていつも思うことは、長男と次男のちがいなんですね。彼女がキャルに惹かれるのはこれはもう仕方のないことでしょ。お兄ちゃんは事務的なの、でも弟は人間味、情があるのね。この選択も非常にシンプル。前になにかで書いたと記憶してるけど、家族、親子が再生するには当事者の誰かが死んだり、倒れたりしなきゃ駄目なのかというのがなんとなく寂しい。 この世で最も柔軟性、適応性に乏しいのは人間だと思う。「価値観の違い」など理由にならないのにそれを全面に持ってきて選択肢を増やすから複雑でややこやしくなる。世の中も人間もこの映画のようにシンプルになってほしいわね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-01-05 15:49:38) (良:1票) |
58.2006年の”映画はじめ”はこの作品。 ずっと観たいと思いつつ、縁がなかったものですから。 ジェームズ・ディーンさんの陰のある演技、セクシーな魅力にはさすが!とウルウル。 観覧車のシーンのやりとりには思わず釣り込まれ、私もキャルびいきになってしまいました。 アブラの微妙な心の揺れもよく分かりましたし、ケイトの存在の大きさもにも感心。 この作品を観て、スターウォーズのアナキン役にジェームズ・ディーンさんのような俳優を・・との監督の意図も頷けました。 ダークサイドであっても実に魅力的で、おまけに万能。 スタントさん顔負けのアクションも見応えありました。 気分良く新年をスタートさせてもらえた作品。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-04 21:05:54) |
57.この映画で初めてジェームス・ディーンを観ました。オードリー・ヘップバーンを初めて観た時もそうだったけど、この人も説明しようがないなんか不思議なオーラが出てます。すごいです。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-27 01:07:43) |
56.《ネタバレ》 これはジェームズ・ディーンの存在感につきる映画です。丸めた背中、すねた上目遣いの目、複雑で繊細な甘えたような感じ。好き嫌いは分かれると思いますが、彼には1度観たら忘れられない独自の空気があります。他のキャストも地味にいい感じですが、肝心の双子の兄役のリチャード・ダヴァロスがいまひとつ。完全にジェームズ・ディーンに食われていたのが残念です。 レイモンド・マッセイ演じる父親は確かに正しい人ですが、人の弱さや世渡りの上手さも悪として直そうとする偏狭的な考えの持ち主で、兄のアロンも以下同文。彼が弟を見る目は、こいつずるい、嫌い。と軽蔑しているのが丸見えで、弟をちまちまいじめる機会を逃しません。アブラは恋人のアロンに父親の指輪を川に捨てた話をしたかったと思います。でも、どうしても出来ない。こういうところにアブラの心変わりの原因があるんですが、彼は気付きもせず、全部弟のせいにしてしまいます。それに対する弟の仕返しが凄いです。兄はそれまでの勢いはどこへやら、借りてきた猫みたいに大人しく連れて行かれ、母親と対峙し、180度反転してしまいます。優等生のコケ方は大きいですね。最後のガラスを割ったシーンは秀逸です。父も兄も致命傷を負いました。最初、観た時はアロンが無事に帰ってくれればいいなと思いましたが、2度目に観た時、割れたガラスから首を出したまま行ってしまうシーンが、まるで断頭台の処刑に見えてしまい、ああ、彼はもう帰ってこないんじゃないかと思いました。結果として、弟は兄を追放して死に追いやり、父も追いつめたことになります。母親もおそらく、致命傷を負ったんじゃないでしょうか。確かにキャルは父を看取った後はこの町を出て、何らかの形で償うべきなのでしょう。そしてアブラも自分が原因の一端だと罪悪感を持って生きるのだと思います。ただ彼女は、この刺し違えた家族の、最後の崩壊を防ぐクッション役になり、少しだけ救われた感じです。でも、最後に場を収めたのが、あのしようもない看護婦だったということが1番面白かったです。 【くなくな】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-09 01:01:16) (良:2票) |
55.ジェイムス・ディーンはもうそのまんまって感じがしました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-08 14:16:48) |
54.まだ、先物取引とか金儲けが卑しいことだと考えられていた頃の物語..厳格すぎる父に対して、先進的考えのキャル..さらに兄弟の確執.. “善と悪” “家族” とはいったい何か?..を問い掛ける..コテコテのヒューマンドラマです... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-28 12:20:39) |
53.《ネタバレ》 独特なストーリー展開だがうなずける作品。ジェームズ・ディーンはやっぱりカッコいい。ただ印象にはあまり残っていない。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(吹替)] 4点(2005-10-26 22:49:32) |
52.うーん、昔はものすごく感動したんですけどねえ・・。何に感動したんだろ、と思ってBS放送を見ていたら、飽きてしまって途中で寝てしまいました。 【おばちゃん】さん 7点(2004-07-11 22:05:29) |
★51.伝説の俳優と言われてるジェームス・ディーンの最も評価の高い作品ということで見たんだけど、意外と小柄でイメージとちょっと違ったなぁ。でも、魅力的な感じは伝わってきたなぁ。 ただ、作品自体は最後の感動的な場面がなんか合わなかった。 【夏目】さん 4点(2004-06-11 12:54:45) |