78.頂点を極めた後は、転落が待っているんだろうとは分かっているんですが、予想以上のすさまじい落ちっぷり。銃撃戦の末、噴水に落下するシーンだけでも、この映画は見る価値がある。 【次郎丸三郎】さん 8点(2004-09-26 03:53:02) |
77.「ブロウ」のレビューでも書いたことだが、麻薬犯をヒロイックに描くような映画は好きではない。だが、この映画について言えば例外。キューバの移民がアメリカ社会でのし上がるためには汚い稼業をやるしかない。そして最後には殺されてしまうという悲しい結末だが、これが麻薬に手をつけたものの末路ではないだろうか。今ではすっかり普通の俳優になったアル・パチーノが(いい意味での)いかれた演技を見せてくれる作品である。 |
76.感情と行動が直結してしまう、なんとも不器用なモンタナ。そんな男の転落する様は、観ていて「あーあ」、みたいな呆れというか諦めも含んだ切ない気持ちになる。アルパチーノは当時40位だっけか。最近は余裕かましてどれも同じような演技だが、この頃の鬼気迫るがむしゃらな感じこそアルパチーノの真のかっこよさなのだといいたい。 【ドレミダーン】さん 7点(2004-08-29 09:56:24) |
75.洋邦問わずヤクザ映画を見たが、切れ味で言えば5本の指に入れちゃいます。あ、小指を引いて4本か。アルパチーノがモロッコの辰、もしくは『仁義なき戦い』の大友を演ると似合いそうだなぁ。 【小僧】さん 10点(2004-08-29 05:35:43) |
74.パチーノが一番小男なのに一番目がいく。ひいき目で見てるからかもしれないし、そうでは無いパチーノオーラなのかもしれない。 【taron】さん 8点(2004-07-26 20:31:13) |
|
72.《ネタバレ》 頂点に立った、莫大な金も手に入れた、女も手に入れた、まさに世界は俺のものだったはずなのに、結局は孤独で最後に全てを失ってしまうトニー。そりゃ狂犬の主人公ではあるけど、彼は彼なりにやろうとしていたんだなあ。最後の銃撃戦とその死に方は凄まじかったです。あと、この映画がゲームになったって? ちょっとやってみたい。 |
★71.《ネタバレ》 途中までのトニーの狂犬ぶりにはすごい引き付けられるものがあったけど、マニーを殺しちゃったとこでちょっと引いちゃったなぁ。いや、たとえマニーであろうと、手を出したら殺されるってことはわかってたつもりなんだけど…、ちょっとむごすぎたなぁ。 【夏目】さん 6点(2004-06-16 22:42:20) |
70.こんなに最初から最後まで虚しいとはなんか救いようが無かった。彼は実に”くそったれ”だ。それに加えて”しみったれ”でもある。どうしようにもどうにもならない奴だった。どうにもならないから自分を信じて己が道を突き進むしかなかったのだろう。結果がどうあれその生き方を単純に否定はしたくない。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-14 01:32:10) |
69.壮絶の一言に尽きる。内容は単純明快だがそれがかえって良かった。しかしこういうパチーノのギャング物を観るとどうしても大好きなマイケル役のパチーノを思い出して比べてしまう。マイケルがいなければこの作品は10点なのだが・・・まあこれもパチーノの演技の幅広さから来ているのだが。 【ゆきむら】さん 9点(2004-05-21 07:11:15) |
|
68.当時デパルマ作品を追っかけていた身としては初めての『らしくない作品』に少々戸惑ったのは事実だ。しかし冒頭のチェーンソーの場面や360度回転カメラを見て、間違いなくデパルマ作品であることを証明(笑)。脚本はオリバー・ストーンなので相変わらず『虚仮おどし』だが、アル・パチーノのキューバ訛りが度肝を抜いたため合格点(笑)。もちろん本家本元のホークス作品には足元にも及ばない....。 【nizam】さん 7点(2004-04-26 13:01:14) |
【ベルガー】さん 10点(2004-04-06 22:48:25) |
66.立ちふさがる者は仮に親であろうともなぎ倒す仁義破りマフィア。ただ女子供には優しく頭はいい。長丁場でありながらこの主人公を語るに蛇足だと思えるシーンは一切ない。アメリカ版仁義の墓場。シワの無いミシェル・ファイファーを見れる。 【モチキチ】さん 10点(2004-04-06 14:57:31) |
65.《ネタバレ》 感情的で上昇志向が強くて心の狭い成り上がり者が、順調に破滅していく話。効果音の使い方にB級の匂いがしたのは多分デ・パルマ監督の嗜好なのでしょう。妹への病的な執着、ボスの女への横恋慕等女を絡めたエピソードもじっくり楽しめた。ラストの死に様はもはや芸術。 【ラーション】さん 7点(2004-03-29 02:25:44) |
64.傑作「暗黒街の顔役」のリメイクではあるが、デ・パルマ流アプローチでキューバ移民の成り上がり物語として設定、近年のギャング映画としては間違いなく傑作であり、本国アメリカでは伝説的作品となっている本作。裏街道を恐いもの無しで突き進む男の栄華と転落ぶりを単純明解に表現している。ラストの死に様は凄まじいの一言。しかし大ファミリーの貫禄溢れるドン役からイケイケドンドンのチンピラ役まで、パチーノの役者としての幅広さは恐れ入る。 【トニー】さん 9点(2004-03-11 21:58:11) |
63.カリートの道がおもろかったから観てみたけど、長くて途中少しダレてもた。チンピラの成り上がり物語としては、なんのひねりもないから、展開はなんとなく読めるし。でも最後まで飽きずには観れた。観た後、かなり心が重くなったけど。 【なにわ君】さん 5点(2004-03-10 00:15:32) |
62.アルパチーノの存在感もすごいが、ミシェルファイファーの美しさも特筆すべきもの。ただあんまり好きなジャンルじゃないし、人生を追ったストーリーだけに長くて非常に疲れた。まぁ、「観た!」という充実感はあった。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-02-15 10:41:11) |
61.ギャング映画にしては極めて分かりやすいストーリー。激しく燃え盛り、激しく燃え尽きる男の生涯を、実によく描いている。 【K】さん 7点(2004-02-04 19:10:05) |
60.個人的にはあまり好きなストーリーではなかったので強く心に残るものはなかったが、若くエネルギーに満ちたアル・パチーノの存在感にはこの後の大俳優への可能性を感じるに充分のものがある。壮絶すぎるラストの死に様は圧巻。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-02-04 18:56:58) |
59.《ネタバレ》 WORLD IS YOURS…この映画を見ると燃えてくるわー。トニー・モンタナの短くも太い壮絶な人生が凄かった。最期までトニーらしかった。彼の成り上がっていく根性や行動力には憧れる。何度見てもパチーノの演技には圧倒され惹きつけられるなぁ。ミシェル・ファイファーのダンスは絶対に変だ。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-01-21 19:36:27) |