3.《ネタバレ》 前半の金五郎とマンの夫婦の生き様は、
「日本侠客伝 花と龍」の方がまとまってて、分かりやすかった。
が、後半の息子のカツノリが成長してからの話は、やはり原作に忠実な本編ならでは。
恐らく、このカツノリが原作者の火野葦平なのだろう。
ストライキつぶしに刀で斬り合うなんて、本当?と思ってしまうが、
北九州は、こういう町なのだろうか?う~む・・
ここが「日本侠客伝」との違い。
「日本」は組の抗争で蝶々牡丹が活躍するのだが、
本編では組合のストライキつぶしの抗争(でも結局、組同士のつぶし合いなのだが・・)で
蝶々牡丹の、しかも娘が活躍する。
同じ原作使っても、料理は様々ですね。