11.《ネタバレ》 シェークスピアのハムレットを中国の王朝に置き換えた作品。ほかの方が述べられてるように衣装もセットも豪華なのに肝心のストーリーが残念。兄を暗殺し新たに即位したはずの皇帝は暴君というより性感マッサージの得意な愛妻家にしか見えず、復讐すべき悪者には感じられません。しかも肝心の皇帝は愛しい皇后の杯は断れないと毒杯を煽って自害…なんだそりゃって感じです。復讐の機会を窺ってるはずの皇太子は自分でお面外して正体ばらしちゃうし、想いを寄せる女官も嫉妬で鞭打ちされた挙げ句にタイミング悪く毒飲まされるって不運にもほどがある。いっそのこと皇后ワンを女帝の座を狙うしたたかで野心渦巻く人物として描いた方が話が盛り上がったのでは? 【時計仕掛けの俺んち】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-11-28 05:22:44) |
10.こんな大時代的で仰々しい話を、何でこんなに暗くて気が滅入る撮り方をするのかな。チャン・ツィイー目当てで見ましたが、全然綺麗に映ってないです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-01-15 20:37:58) |
★9.綺麗な女性を眺めるのが好きな私にはチャン・ツィイーを観ているだけでお腹一杯。加えて背景の美しいこと。ゴージャスな中国版シルクドソレイユみたいなもんだと思ってみれば、ワイヤーアクションも手を叩いて素直に楽しめるというもの。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-20 12:39:28) |
8.《ネタバレ》 ビジュアル的には100パーセント満足です。チャン・ツィイーは綺麗だし、皆さんには、あまり評判が良くないワイアー・アクションも、日本のチャンバラに比べたら全然こっちの方が迫力あって好きです。 ただ、ストーリー・キャラクター設定がね。ハムレットをなぞったのはそれなりに面白かったけど、あまりに皇帝が精神的に弱くて、あんな死に方はないと思う。 やはり悪は強くないと魅力無いですよ。一番のクライマックスがあれでは。 平成24年2月24日追記 結局、この映画のストーリーがわかりづらい、ぴんと来ないのは、主人公と皇帝の間の恋愛感情がわかりづらいから。で、なんでわかりづらいかというと(ここから先はあくまで私見)、日本人と中国人では男性俳優の魅力の感じ方が違うからじゃないかと。 なんで、こんなこと思ったかというと、レッドクリフで悪の総大将、スケベ大王の曹操を演じてぴったりだった俳優さんが、先日見た「孫武」というテレビドラマでは、女性にもなかなかもてる主人公役やってたんですよ。ということは、中国人の感覚からすれば、彼は男性的魅力がある俳優だということになりますよね。。 同じことを、この映画の皇帝にもあてはめて、すごい渋い男性的魅力にあふれた男性だと脳内補完して見れば、案外といくつもの恋愛感情が交叉した結果の悲劇と楽しんで見れるかもしれません。以上愚見でした。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-21 19:30:20) |
7.映像は綺麗でした。アクションや踊りもよかったです。肝心のストーリーが、微妙でした。映画にするにはもう少し何か欲しかった気がします。 【あるまじろ】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-08-31 22:12:07) |
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6.中国剣劇の流れは踏襲も、物語が暗く、テンポも遅く、少し残念。 でも、新しい発見があり嬉しかった。見たことがあると思っていたチンニーが「射雕英雄伝」で凄く可愛いかった主人公の周迅だった。チャン・ツィイーを含む四大若手女優の一人とは知らなかった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-07-27 18:04:52) |
5.《ネタバレ》 チャン・ツィイーにはまだこういうドロドロした役は早い。というか、彼女の一番の魅力は笑顔なのに、どうしてどいつもこいつも陰気な役ばかり演じさせようとするのだろうか。演技自体も舞台劇が元なのだからもう少し感情を表に出さないと、引き込まれないというもの。ストーリーは至って単純でチャン・ツィイーの復讐と若いイケメン王子をひたすら暗殺しようとするもの。恋愛については脇役の方が光っていた。久々に浮きまくるワイヤーアクションを観たが、まだやっていたのかという感じ。無名の兵士同士が争い、どちらが勝つのか予想出来ないのは良かった。面を付けた連中の”余裕をかました”惨殺のされ方は疑問。風景・衣装は相変わらず素晴らしい。中国の処刑の残虐さも序でに描かれていたが、昔から見せしめと恐怖によって統治してきたのが分かる。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-03 06:03:25) |
4.良くも悪くも、ビジュアル系映画の域を出ていないと思います。やたらとワイヤー使って飛び回るアクションシーンや、演出過剰なストップモーションにスローモーション。何だかストーリーと関係ないところで妙に力が入っていて、確かに視覚的には楽しいかもしれませんが、話そのものは全然大したことありません。チャン・ツィーのファンやワイヤーアクション好きな方なら、どうぞご賞味下さい。 |
3.《ネタバレ》 チャン・ツィイー主演で、皇帝の権力争いの中の復讐劇。恋仲だった皇太子と別れ皇帝と結婚したが、叔父に皇帝が毒殺されて皇太子を守る為に新帝の后になり、復讐の時を待つ・・・。チャン・ツィイーはとても綺麗でしたが、皇后というには少し迫力に欠けてる感じでした。ワイヤーアクションはいつ見ても好きにはなれません。宮殿のセットなどは豪華に仕上がり、ジョウ・シュン演じる皇太子の恋人は、はかなく可哀相でしたが良かったです。 【うさぎ大福】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-01-25 02:23:21) |
2.『ハムレット』と言えば優柔不断な王子を思い浮かべますが、これは不透明なハムレットの母、王妃ガートルードを主役に大胆なアレンジを加えた〝中国版〟であり、なかなかド派手で面白い視点だと思います。・・・が、騒々しい音楽をはじめ大部分が過剰に思えます。そして良くも悪くもチャン・ツィイーの起用が作品に多大な影響を及ぼしています。まず良い点として、やはり彼女が登場すると妙な化粧をしていようがしていまいが画面が華やぎます。さすが今アジアで最も勢いのある女優さんです。一方の悪い点としては、ツィイーは傾城傾国の美女としては満点なのですが、権謀術数の悪女にはまだ無理があります。もちろん熱演なのですが、どうしたって威圧感のようなものは欠けますし、サービスカットのつもりなのか必要性が感じられない吹替えヌード(おそらく)な入浴シーンもいただけないですし、官能的であろうシーンも扇情的ではなく、こんな悪女な役でもまだアイドル映画の香り漂います。例えばこれをコン・リーあたりが演じていればもっと違った趣になったのではないでしょうか。それにせっかくの豪華絢爛の美術もしっかり見せてくれません。ただ、ワンとウールアンの憎しみあいながらも心の通じ合いを思わせるような、戦いながらシンクロするアクションシーンはとても美しく一つの見せ場となっています。 ところで「女帝〔エンペラー〕」って跪きたくなるような妙な邦題はどうなんでしょう?そりゃ確かに女帝なんだけどさぁ。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-06-22 18:38:28) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 チャン・ツィイーを主役に据え、海外輸出用に製作されたとおぼしきチャイナエキゾチズム満載の時代劇。翻訳とはいえ、オフィーリア目線ならともかく、ガートルード妃目線の『ハムレット』の映画化はそもそも無理があったのでは?と正直思われる作品。先帝への想いがいまひとつ稀薄なせいか、肝心な復讐のターゲット、新帝への気持ちが観客に読みずらい。むしろ性的には新帝の丹念な?テクに十分満足していたようにも見えてしまうw困ったもんだ。女帝と呼ぶにはやや線が細いけれど、やはり毅然とした美しさで存在感抜群のチャン・ツィイーをたっぷり観賞するための映画です。すれてない浜崎あゆみみたいな、オフィーリア=皇太子の許婚役女優もグッド。それにしてもワイヤーアクション、世界の映画ファンにとっくに飽きられてるって事を中国映画界はまだ気づいてないんでしょうか・・・? 『初恋のきた道』の少女が、とうとう一国の女帝にまで昇りつめたかぁ・・・と感慨無量。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-06-04 11:48:52) (良:2票) |