★14.《ネタバレ》 外国映画だけれど、日本の役者さん達がとても良かった。はるばる最果ての国まで・・のはずが妙に簡単に日本に行き着いてしまう。しかも何度も。外国人が抱きがちな日本へのなんじゃそりゃ的な幻想はチラチラ感じなくもなかったが、「ナイナイ!」と斬り捨てるほどでは無かったかと。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-18 16:25:59) |
13.日本の伝統文化を繊細に描いてくれているのはうれしかったですが、思いが強すぎるような。奥ゆかしさもここまで来るとめんどくさい。あっさり地球の果てまで来てしまうのも残念。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2010-03-31 22:09:53) |
12.《ネタバレ》 何の映画か知らずに鑑賞。最後まで何が言いたいのか分らない映画でした。 幸せなんだけど、満ち足りない。それを求めて旅に出るが、求めていたものを得ていたことに失ってから気付くっていう感じ。 もう少し分りやすい映画にも出来たと思うが、分り辛い上に冗長なため、5点。 【ぬーとん】さん [地上波(字幕)] 5点(2009-09-23 03:48:41) |
11.《ネタバレ》 この作品のストーリーは簡単に言ってしまえば「青い鳥」。秘めた情熱に身を焦がし、求めるものを命がけで求めるが、実は家にあったのです。でもストーリーはさほど重要ではないと思う。行動の理由もいらない(忘れる)あれば下世話になったかもしれない。あの手紙の言葉通り「感じ」ればいい。誰一人として、醜い欲望に生きている人がいないのが、また美しい。「沈黙」が雄弁である、と気づいたのはちょっと大人になってからです。「沈黙の音楽」や「無い香りを聞く(ユリの庭)」これはそんな映画であると思う。いつも夫の帰りを待ち、話さない事に何も言わないエレーヌの気持ちがなかなか分からなかったけど、ラストの手紙で氷解しました。彼女も静かな情熱の炎を燃やしていたのだと。表に出さないからといって、冷静なのでも感情が乏しいのでもない。内に秘めた分だけ激しい時もある。手紙というのがまた良い。文字を書く、という行為はその人の体温を感じさせ、肉筆は間接的に「触れる」事になるから。メールなどの文字って結局「記号」だもんな~;艶がないのです;この映画はとにかく「間接的」に情熱を描いている。原の妻である自分が裏切る訳にはいかないので、日本の少女が別の女性を通じて彼と契りを交わした事やエレーヌの深い愛情もマダムを通して彼は知る。(米国映画あたりなら、命がけで日本にやってきた男と一夜過ごした少女が彼の子供を産む、なんて話になっていたかもしれない;それでは、あの美しさが台無しになる;)日本の役者さん達は皆すごかった。台詞も少ないのに、あの存在感と雰囲気を出せる俳優はそうざらにはいない。映像と音楽の美しさと、内に静かな情熱を燃やす登場人物に酔いしれました。 【果月】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-07-31 00:31:06) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 なんか謎の多い映画だった…。話が唐突というか。それにしても日本に簡単に辿り着きすぎ! 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-01-13 20:00:55) |
9.川端康成の小説みたいな映画ですね。説明不足を指摘する声が多いようですが、自分はそうは思わなかったです。主人公にとって日本で出会ったあの女性は、何者か分からず意味不明だったからこそ魅了されてしまったのだと思います。かくいう私も日本人のくせに同類です。異国で出会った、ほとんど喋らない女に会いたくて、仕事にかこつけて何度も長い旅に出る男。この映画が描きたかったことはそれだけでしょう。私的で乱暴な意見だけど、最後のオチはあっても無くても良かったくらい。その為に必須なのは、あの日本女性の存在感ですが合格点だと思います。この映画に関する限り、芦名星はキーラ・ナイトレイより魅力的に見えました。最近観た映画の中では、最も音楽が活躍していた作品でもあります。坂本龍一、さすがです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-13 13:42:48) |
8.これほど淡々とした起伏がない映画も久しぶりで珍しい。最後の返しがなければ・・。また一目惚れの経緯等、理解しにくいし、手紙の詩的な表現の捉えかたが難しい。最果ての国、神秘の国、未開の国的な描き方。でも観ている時よりその後に余韻が残る。 特筆は映像と音楽が素晴らく、坂本龍一が担当とは知らなかった。さすが世界の坂本龍一。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-09 23:35:38) |
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7.《ネタバレ》 自己陶酔映画ですね。「高尚な作品撮りました」みたいな製作サイドの独りよがりで、見る方はポカ~ン、という感じ。行間読め! というのなら、書いてあるものがしっかりしていなくては、読みようがないんですよ。なぜエレーヌは夫の日本での浮気を勘付いたのか、がこの映画のキモなのに、そこが分からないって、致命的。夫婦のベッドシーンで読み取れってことなんですかねえ・・・。それにしちゃあ、随分、ありきたりな濡れ場でした。なんか、誰々がどーしてこーして、こーなりました! というだけの映画だったような。日本語のセリフも聞き取りにくいところがあったし。唯一の救いは、中谷美紀サマでした。改めて、良い女優さんだと感じました。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-01-07 14:07:05) |
6.うーーーん、文芸大作??なんでしょうか。行間を読めというのかもしれませんが、あまりにも話が唐突で説明不足では? 日本人となんで恋に落ちたのか?妻は気づいていたのか?性の身代わり???謎が多すぎる。それでも、主演女優の2人が見事に脱いでいますので必見です。日本ではあまり話題になりませんでしたが、芦名さんが脱いでるとは!!日本人が見てもわかりにくい部分が多いのでたぶん外国人が見ると???の作品だと思います。ただ昔よくあったとんでもない「日本」みたいな描かれ方はしていないだけ救われました。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-11-30 22:01:19) |
5.《ネタバレ》 日本までの旅がそれほど遠く感じられなかった。 それと日本での体験を引きずる主人公と夫の帰りを待つ妻の心の葛藤が伝わらなく、結局何が言いたかったのかがぼやけてしまっていたと思う。もっと妻側から撮ったら良かったのでは? 題材としてはおもしろそうだったし、出演者の顔ぶれも良かっただけに残念。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-15 07:28:19) |
4.多分、作ってる方は本気で日本をリスペクトして作ってるんだろうな、とは思うのですが、やっぱり当の日本人から見てみると、何か勘違いされてるとしか思えません。喜ぶべきか、悲しむべきか、何とも微妙・・・。雰囲気だけは良かったんですけどね。 |
3.《ネタバレ》 この作品、一言でいえば説明不足、描写足らずに尽きる。謎の少女が、原十兵衛の妻だというのがまずわかりにくい。そこがわからないと、少女の代わりに違う女と交わらせる設定の意味も、少年が処刑される意味もわからないと思う。全体としてもう2.30分尺を長くして、日本での人々とのふれあいのシーン、あるいは嫁とのシーンを丹念に描くべきではなかったか。それとラストのどんでん返し。要するに、日本に思う人がいるんだと感づいた妻がああいう手紙を書いて思いを立ち切らせたかった、という、ただそれでけの話で、なんとも奥の無いどんでん返しである。この様に浅いと感じてしまう所以もやはり、全体的な描写不足とストーリーの淡白さから来ていると思う。よかった点はと言えば、教授のピアノ中心で綴られる楽曲が作品に不思議な幻想性を持たせているのと、それに交わって芦名星の登場の仕方、撮り方による妖気さの演出ぐらいであろうか。 【あろえりーな】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-01-28 14:39:12) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 芦名星のやってる役がよくわからない、それに尽きます。違ったバージョンの「ラスト・サムライ」作りたかったのでしょうかね? キーラが大好きなので観たのですが、彼女のおっぱい見たことと、バルダビュー役のアルフレッド・モリーナのビリヤードの腕、中谷美紀はどこの映画に出ても素晴らしい、ってことが収穫ですか… いつも山形の峠が雪って、日本人が見たら「違うよな」って思うんだけど。それと、日本語部分に括弧つきの字幕入れるのは勘弁してください。2点以下じゃないのは、とりあえず最後まで引っぱってくれた作品だったから。坂本くんの音楽はよかったしね。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-01-24 18:33:45) |
1.《ネタバレ》 雰囲気や世界観は良かった。危険でミステリアスな日本に蚕を求め旅をするという展開は美しい景色も見ることができ魅了される。がしかしこのジャンルの映画にしては上映時間が短いと感じた。エルヴェが日本で何故あの女性に惹かれたのかが説明不足な気がしたし、その女性の行動も腑に落ちない。きっと深い理由や心情が隠されていたんだと思うが、僕にはまだ理解できなかった。またじっくりと鑑賞したい。それでも楽しめたのは美しい景色と雰囲気、役者の演技のお陰と思う。マイケル・ピットは今までにも印象的な演技をみせてきたが今回もよかった。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-01-20 00:21:12) |